夏木志朋のレビュー一覧

  • Nの逸脱

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    前作の「二木先生」は表紙から厨二病な感じが漂っていて、君の膵臓をたべたい系の作家かと勝手に思ってたけど違いました。今回のは表紙も手に取りやすくて良かった。
    良い人がひどい目に遭うんじゃなくて、登場人物はちゃんと性格悪くて、会話にユーモアがあるからじめっとしてなくていい!

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    2025年09月06日
  • Nの逸脱

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    とても面白く読めた。
    隣の普通の人も私もある日些細なことで日常を逸脱してしまうのかもしれないなぁ。気づいたら塀の中‥‥なんてことになってたらどうしましょ!
    ただ三話ともすぐ読めた代わりにラストをすぐ忘れちゃった!
    占い師の弟子結局どうなったんやっけ?

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    2025年09月02日
  • ニキ

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    ネタバレ

    読んでよかった。
    変人生徒と変態教師が出会った。
    大衆とは違う自分を隠す教師と、隠せない生徒。
    教師側は自分の信条を宗教と言い、死ぬその日まで守りきる、その覚悟を持って生きている。
    そんな先生と生徒の徐々に関係が出来てくるのは、見てて良かった。

    途中のイジメは胸糞悪かった。生徒も先生も変であっても、他人に危害を与えていない。1人の人生を必死に生きているだけなのに、人と違うことに指を指してきたいじめっ子は罰が当たってほしい。

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    2025年08月01日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネタバレ

    二木先生の著者、夏木志朋さんの作品。
    ふたつのお話が入っている。

    ひとつ目。

    ゲーム実況をする非モテ?な男子高校生。
    AKILAこと周助。
    ある日、自分のアカウントに
    ファンアートを描いてくれた
    漫画化志望の女の子チトセ。
    AKILAは、彼なりの方法で
    チトセにアプローチをしつづける。

    目的意識がしっかりした主人公は
    着々と活動を続け、フォロワーを増やし
    インターンという形で就職も果たす。

    チトセも別の形で夢を叶えつつあり、
    AKILAと対談することになるのだか…。

    ネット、SNSの使い方や
    そこに付随する感情の描写がうまい。
    自尊心、承認欲求、他人からどうみられるか。
    そういった人

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    2025年07月29日
  • ニキ

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    個性的な高校生と、美術教師の奇妙な関係が描かれている
    一般的な感性との違いにより周りから浮いてしまうことに悩む高校生
    特殊な性癖を隠して良い大人を演じ続ける教師
    一見相入れない2人だが、認め合っていくのはお互いマイノリティだからか?
    人はそれぞれ、他人に言えない秘密を持っているのかもしれないが、それを飼いならすことで生きていっている
    それが当たり前のことかもしれないが、その秘密を打ち明けることができる人がいれば心が解き放たれるのだろうか?
    そんなことを感じさせられた

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    2025年07月20日
  • Nの逸脱

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    世の中には様々な小説が溢れているけど、こういう流れだったら次の展開はこうだよね、という暗黙の了解のようなものが作家と読者との間で共有されているものが多い気がする。特にエンタメ作品で。
    ところが本作は、一癖も二癖もある登場人物たちの自由すぎる振る舞いによって次の展開がなかなか予想できず、何だか読んでいるこちらが翻弄されているようで楽しかった。
    中編3作が収録されておりどれも良かったけど、ベストを一作挙げるならやはり「占い師B」か。ミステリの探偵役でも使えそうな鋭い観察眼を持つんだけど胡散臭さ満載の占い師坂東イリスと、坂東に弟子入りしようとする自称「天才」秋津のズレた掛け合いとブラックな展開がGO

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    2025年10月19日
  • ゲーム実況者AKILA

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    いやー、、夏木先生おもしろいなあ、、
    読みやすいし、何より登場人物の悪いところが自分の悪いところとも重なってグサグサ来た。
    でもおもしろかった。
    たまたまサイン本ゲットできたからずっと大事にしよう、、
    夏木先生次作も楽しみにしてます

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    2025年06月08日
  • ゲーム実況者AKILA

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    夏木志朋さんの新刊を見つけて即買い!表紙がニキ先生と丸かぶり♡
    私はゲームをしないのでゲーム実況とか全然分からない世界だったけど、自分と接点のない世界を知れるのが読書の楽しみ。
    それにしても今回もネットの世界のあれやこれや。悪質な投稿や、嘘だらけの設定でやり取りする世界。実物が存在してるかもわかんないような。
    そして何のことだかよくわからないネットスラング。
    正直この時代の青春を生きてなくてよかった〜と思った。人間関係疲れそうだもん。
    それでも、やっぱりさくさく読み切れてしまうのは著書のうまさなんだろうなぁ〜。
    面白かったです。
    とはいえ、『二木先生』には数歩及ばず、かな。

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    2025年06月03日
  • ゲーム実況者AKILA

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    表題のゲーム実況者AKILAのお話である「ファン・アート」と「ヲチ」というお話が収録されています。どちらもコミュニケーションに関してのコンプレックスを抱えている男性が主人公。個人的には「ヲチ」の主人公に共感してしまう。私も他人との遊びを楽しめないたちなので。
    クラスカーストの上位にいるような人が読んでも「ハァ?」ってなるだけかもしれません。私みたいな人には刺さる作品でした。

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    2025年04月09日
  • ゲーム実況者AKILA

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    『ゲーム実況者AKILA』の中に「ファン・アート」と「ヲチ」という短篇2作品。
    どちらも今まで読んできたような小説と全然違ってとても良かった気がする。
    どちらの主人公も友だちがおらず、基本的に孤独だ。
    かといって孤独を愛しているわけでもない。
    「ファン・アート」の底辺ゲーム実況者の周助はそのくせ、やたらと承認欲求が強くある意味傲慢で自分のファンだというチトセを騙して近づく。騙すという意識はあまり強くないのかも。なんというかある意味利己的でそれでいて寂しがり屋で、人らしさがある。お近づきになりたくない。
    「ヲチ」の主人公は自分といると相手は楽しめないのではという不安に苛まれる。子供の頃から“友だ

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    2025年04月01日
  • ゲーム実況者AKILA

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    「二木先生」に続き二作目です。
    以前、王様のブランチに出演されているのを拝見し、
    女性だったことに驚きました。
    「二木先生」のイメージでは、男性の方が描いているのかと思っていたため。

    本作は「ファン・アート」「ヲチ」が収録されています。

    「ファン・アート」
    ゲーム実況を配信している高校生が、自分をエゴサしている時に見つけた一枚のイラスト。
    それは自分をイメージして描かれたものだった。
    どんな子か知りたくて、他人のふりをしたアカウントで近づく…

    「ヲチ」
    Xで狂言や妄想にも似たような発言を繰り返しているイタイ奴を踊り子として眺め言いたいことを言い合うだけのスレッド。
    プライベートで対人関係

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    2025年03月29日
  • ニキ

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    多数派になろうとする気持ちはよく分かる。
    自分が特別だと思い込む気持ちもよく分かる。
    他を寛容的に受け入れることよりも自分自身を好きになることを、まずは大切にしていきたい。

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    2024年10月20日
  • ニキ

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    ちょっと変わったテーマというか、関係性だけど、そこがまた新鮮でした。勢いよく読めて面白かったです。主人公にも共感できるし、二木先生が謎めいてるけど筋が通ってる感じがして、2人のやりとりも良かったし、個性的でセンスある作品だなと思いました。

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    2024年01月05日
  • ニキ

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    ネタバレ

    これはどうなっていくんだろうとページをめくる手が止まらず。
    最後の教室のシーンは、没頭しすぎて、なんなら目が血走っていたかもしれない。

    人それぞれ違うはずなのに、多数が正義になることの危うさを感じる。
    でも、二木先生の抱えているものが大きすぎて、それを知ったらやっぱり私は受け入れられるのだろうかと考えさせられてしまった。

    広一の小説はどうなったんだろう。
    吉田との関係はどうなったのかな。
    気になることはあるけれど、なんとなく上手く収まったような。
    今も余韻をひきずっている。

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    2023年11月15日
  • ニキ

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    表現は、少し汚いかもしれないですが
    「ブッ飛んでいる」
    読みはじめてすぐにこんな言葉がパッと浮かんだ。出てくる主人公、今まで出会ったことがなく新鮮でした。好き嫌いはあると思いますが、私は好きだったので☆4にしました

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    2023年10月10日
  • ニキ

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    最初主人公はしょうもないなと思っていたけど読むにつれて好きになっていくな。本が好き故の語彙力の多さと面白い話の意図を捉えられないことくらいでいろんなこと分析してだいぶ頭が回る方だと思った。

    一気読みしてしまうくらい楽しめたのは人の秘密をどんどん知っていく面白さで悪趣味だなと思ったけどどんどん多様性についての話になっていく。

    最悪な関係から良い関係になっていく様が良かった。先生も主人公のやりとりはどれも楽しく読める。

    好きなワード「君の血管には尿でも流れてるの?」なかなかこんなユニークな返しできない!

    設定からして面白い。作者の一冊目なんてすごい。次の作品も読んでみたい。

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    2023年06月15日
  • ニキ

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    変って思っている子が、自分の周りにもいた。
    普通じゃない。子どもらしくない。
    普通や、らしさっていうのはどういうことなんだろう?
    必要なことなのか?
    改めて考えてみても、物事と同じく表も裏もある。

    多数派に属さなくても、自分の心の大事な一部分を愛し、自分自身でいられることの強さを保てる人でありたいたと感じた。

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    2023年04月23日
  • ニキ

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    ネタバレ

    田井中がやばいくらい空気読めなくて
    共感性羞恥ギャンギャンだった。
    なんでそーなるんだよー
    なんでそー思うんだよ〜
    ちーがーうーだーろー!!
    お母さんも苦労してる。
    病院にまで行っていっその事病名が欲しいと。
    その位ボーダーなんじゃないか。
    二木も結構自制出来てるようで
    やっぱりギリギリだと思う。
    漫画描いてる描写は無かったけど
    その描いてる時の顔はやばくなってると思う。
    そうして捌け口にしてるんだろうけど。
    逆に学校という絶対的な監視下の元に
    自分を置いておいた方がいいんじゃ無いかと
    思うラストだった。
    田井中のイジメも止んではいないけど
    なんか田井中なら飄々と乗り切れそう。
    何もかも解決し

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    2023年03月28日
  • ニキ

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    ネタバレ

    変人の広一が美術教師二木先生の秘密、ロリータでオタクでエロ漫画作家である事を知って脅迫するところから物語は始まる。二人の関係の強弱が変化する様子が面白い。クラスのイジメも普通にあって何ら解決されないところも、救いがある様で全くないところも小説らしくなくて良かった。

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    2023年03月06日
  • ニキ

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     面白かった。思っていたのとは違う内容と結末だったが、純粋に面白かった。ただ、ニキはそんなにヤバくない。

     帯から想像するのは、広一とニキとのやり取りがもっとドロドロとしたものだったが、思っていたよりずっと青春小説の色が濃い仕上がりだ。

     広一は周りに馴染めないちょっと変わった高校生。そんな広一が唯一分かり合えると思って近づいたのが教師のニキ。ニキの秘密を知る広一はニキを脅しつつも、ニキの提案で小説を描き始める。

     お互いに秘密を知る2人は、窮地に追い込まれるが、その時2人のとった行動は・・・。

     自分が思い描いていた内容とかけ離れたものだったが、むしろこの結末は素晴らしい。そしてこれ

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    2023年01月01日