夏木志朋のレビュー一覧

  • 二木先生

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    どこから手をつけて感想を書こうか、と悩む。はじめは田井中にぎゃふんと言わせる流れを期待。ほんと嫌なやつ。話が進むにつれて、田井中に感情移入したわけではないが、やはり吉田にぎゃふんと言わせる流れを期待。結果どれも不発。吉田が圧倒的に勝ち組描写だったので残念だったがそれは仕方なし。吉田的にはぎゃふんだったかもしれないが。
    正欲、流浪の月、ときてこれ。流行ってるのかたまたまの巡り合わせか、マイノリティ嗜好の話に最近出会う。共通するのは、当事者の苦しみと周囲の無理解。いずれも「社会に迷惑をかけない」という矜持を持っていることは覚えておきたい。マジョリティの方がよっぽど社会に迷惑かけている。異質だから大

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    2026年06月18日
  • Nの逸脱

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    どの話も日常に潜む非日常が自然に、そして不気味に描かれていて、ハラハラしながら読めた。
    3話目の「占師B」は非日常感が強まるものの、前2話の不気味さよりもコミカルな面白さが勝っており、本全体のバランスをうまく中和しているように感じた。
    作者の別の作品も、ぜひ手に取ってみたい。

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    2026年06月17日
  • 二木先生

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    めっちゃ良い!
    最後の3.4ページで泣く。途中は⭐︎4かなと思ってたが読み終えてから⭐︎5に変えた。
    本の厚さはあるけど約360ページだからあっとま(てかポプラさん、もう少し紙を薄くしてほしいです。指切りました。。)
    あっとまな程、先が気になる話。というか構成とかのスキルか?AとB、二と一、第三の案、本音と建前、外面と素、一号二号、アルファベットが1文字抜けた、などなど。
    また読み返したい、紙がもう少し薄ければ。。(笑、内容もヒリヒリ、物理的にもヒリヒリ)
    あ、あと、勘て、記憶と記憶のマッチングだと思う。
    あ、と、そんな達観してる高校生いるかな、とは思うけど、
    とにかく期待以上だった。夏木さん

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    2026年06月13日
  • 二木先生

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    あなたは普通の人?それとも普通の皮を被った変人?
    普通の人、感性の違いなど今を生きづらく感じる人が多い現代に必要なことがこの本にある気がします。
個性を大事に多様性を重視と言いながら、周りと違う部分があると壁を作られたり、避けられたり生きづらい空気の中、こんな生き方も1つの方法だと思います。

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    2026年05月26日
  • 二木先生

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    具体的にどこが凄いか表せない。
    でもすごく刺さった。
    二木先生と田井中の絡み方が面白い、ストーリーも一見普通そうだが面白かった。
    文章から情景がすいすい思い浮かんで読んでいて楽しかった。

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    2026年05月09日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    とにかく田井中くんがかっこよかった!
    二木先生にも共感した。
    SNS上で炎上を眺めているような錯覚に陥った。
    同調圧力だとか、歪んだ正義だとか、そんなものがちょいちょいでてきてゾッとする。
    テーマは重いけど文章が軽快なのであっという間に読める

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    2026年04月14日
  • 二木先生

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    すごくあったかい話だと思った
    子供らしい子供になろうとしたこと、創作物を他人に見せる時の石がお腹の中にある感覚、すごく理解できると思った。
    臆病で、それでいて自尊心が恐ろしく高いところが、昔教科書で読んだ虎の話に似てると思った。
    自分を愛することが必要だというニキ先生の言葉は、ありきたりで、うまく結論をまとめようとしてる感じが好みではなかったが、常に自分の行動を見張り続ける存在という意味で使うなら理解できると思った。誰とも生きていく気はないし、1人でいると決めているからこそ、一緒にいてくれる唯一の存在である自分のことだけは裏切らない行動をする。すごく腑に落ちた。

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    2026年04月13日
  • 二木先生

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    人には言えない秘密が誰にだってある
    バレたら社会から糾弾されてしまうことだって
    その中で自分と社会で折り合えをつけ生きていく

    他人の行いが許せなくても
    石を投げることなく
    迎合することもしなくていい
    放っておけばいい

    自分を好きになることを教えてくれた作品。

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    2026年04月12日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    ネタバレありです。

    最後の「N」は、媚び猫の鳴き声にNが入ったのと、希望的な話ですがこれからの広一の生活がいじられる前の普通の生活になるnormalの「N」。先生が現職場を退職し新天地でロリコンという事を誰も知らない元の生活になるnormalと、全て掛けてあのラストなの読んでて気持ちよかったです。
    最高の作品をありがとうございました。

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    2026年04月06日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    やめないで、って思った。
    多分、実際に二木先生のような人が学校の先生だとするならば、距離をとってしまいそう。でもそれは、その人のことをあまり知らないまま打ち明けられた時や、自分が対象になってしまうかもしれない場合に限り。自分以外が対象であるならば、勝手にやっててくださいって思ってしまう私は酷い人ですか?

    二木先生の、本心がわからない喋り方、大っ嫌いで好きです。主人公がこれでもかというほどに捻くれた考えをしてくれるので、こういう事なんだな、と納得できました。

    二木先生の懐の深さがすごい。こんな人間に出会いたいと同時にこんな人って本当にいるのかなと思いました。

    1番好きな場面は、二木先生が身

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    2026年03月30日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    ぎゃー、やられた!まさか私がポプラ文庫なんてかわいいレーベル名にやられるなんて思いもしなかった!そもそも買った理由がクーポンでタダ同然に手に入るからで、なんかぜーんぜん予期せぬ方向から鈍器で殴られたような心地です。ロリコンって。前からずっと、ロリコンは好きでロリコンじゃないのになって思ってた私にはストレートヒットでした。なになに、最後の学級裁判のあの空気感。私を殺す気かと思いました。広一よ、よくぞ立ち上がった!誰にも言いたくないことはクローゼットに隠しておけばいいじゃない。二木先生、二木先生、好き。

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    2026年03月29日
  • ニキ

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    ネタバレ

    誰にも言えない性癖を抱えている先生とそれを暴くも自分にも普通とは違うと考えてしまう主人公の話。先生の性癖をクラス中にバラされてしまう場面は、引き込まれていった。

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    2026年03月07日
  • Nの逸脱

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    なかなか読み応えのある3篇の作品を収容している作品でした。直木賞候補に挙がったも納得。本書のタイトルは3つのうちの「スタンドプレイ」の内容から付いているのかな内容的にも思いました。一番印象的だったのは「占い師B」、占い師の仕事をしている主人公のお話なのですが、ストーリー展開が想像を超えていて惹き込まれたし、作品のタイトルに関して個人的に2つの見解が浮かびました、合っているか分かりませんが…(^_^;)

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    2025年11月22日
  • 二木先生

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    こんなに夢中になって本を読んだのは何年ぶりだろう。二木先生の考え方本当に大好き。てか、普通に人生のバイブルになった。
    「自分の大事な部分をクローゼットの中に隠して生きる生き方もある」という言葉にハッとさせられた。
    自分を殺すか、むき出しにするか。極端になってて苦しんでる人は多い。
    主人公ほどではないが私もそう。
    生きづらい人全員に読んでほしい。救われる。

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    2026年05月05日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネットで出会う関係とリアルの間で巻き起こるヒリヒリした話が2つの短編集。

    とても面白かったです。ネットで知り合った人と会う、という経験をしたことのある人なら誰でもこのヒリヒリ感は共有できるのではないかと思いました。
    誠実であろうとすればこそ嘘をついてしまったり自分を見つめすぎてしまって空回りしたりする、憧れてもスマートに立ち回れない焦りとか苛立ちなんかがものすごくリアルに描かれていて、いろんな意味でたまらないものがありました。

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    2025年09月25日
  • ニキ

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    面白かった。大多数の人と違う部分を持っいて、当人にとっては大事な心の一部だとしたら、それを避難しないでいる自分でいたいと思う。
    大多数に紛れ込むために、周りの反応を見て大多数の方に手を挙げている自分だと悲しくも再認識できた。

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    2025年05月10日
  • ゲーム実況者AKILA

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    とても手軽に読めます。
    夏木先生は本当に人間の、なんというか言葉に表しにくい、決して綺麗では無い心の内面を上手く言語化してくださいます。
    そういうことあるよね、と思わず共感してしまうような気持ちになりました。面白かった。

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    2025年04月05日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ゲーム実況とファンの女の子。
    主人公AKILAは自分の素性を隠し、ファンの女の子に近づき…。と、初めから嫌な予感がする展開。
    それまで好意的だった相手に、小さなことがきっかけで嫌悪感や悪意が湧く。
    そんな経験は、誰にでも一度はあるかと思います。
    そういった人間の心の変化を、夏木先生は表現するのが本当に上手。
    誰もが心に持っている、悪意やズルさ。この小説ではそんな人間の本性が、徹底的に生々しく描かれていました。
    読者の心をグサグサ刺してくるこの感じ、最高です。

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    2025年03月29日
  • ニキ

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    ネタバレ

    自分の生きにくさをどう捉え生きていくかのヒントがありました。
    全体的にあまり気分のいい内容ではなくて救いを求めながら読んでしまったけど、二木先生の態度や言葉からは、諦めとそれでも生きていかねばならないという決意と希望を最終的に感じられてよかった。


    "人には誰にも見せられないことをする場所が必要だ"

    "自分に嫌われたらお終いだよ。自分にはそいつしかいなくて、そいつはいつでもこっちをジッと見てて、死ぬまで離れてくれない訳だから"

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    2025年03月21日
  • ニキ

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    最近読んだ本の中で私的には久々にヒットの作品。特別でありたい自分と皆から浮いてしまい、皆と一緒の感覚でいたいという相反する感情に揺れ動く主人公の様子に感情移入した。若い時の自分を見ているようでした。

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    2025年01月21日