作品一覧

  • えをかくふたり 1
    -
    1巻693円 (税込)
    絵を描く人間と、絵を描くAIのお話。 桜の散り始めた春の日のこと。 とある港町に住む花海修の元へやって来た、 人型AIロボットのハル。 出会ったばかりのふたりの共通言語は 「絵」でした。 自分には心も意識もないというハルですが、 彼の目に絵はどう映るのか? えをかくふたりの、 生活が始まります。
  • 中村一般作品集 忘れたくない風景
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この風景の中に身を置きたくなる 何気ない街の風景や日々の出来事を叙情感たっぷりに描く中村一般の初作品集です。独特の線で細かく描き込まれた画面にはゆったりとした時間が流れ、日常的な題材を描いているのにどこか非日常感も漂う不思議な味わいがあります。本書は書籍装画や雑誌表紙などのクライアントワークを中心に、初期作品から個展で発表した最新作までを含むオリジナル、漫画作品を収録。作家インタビューではその活動や制作の秘密に迫ります。何度も見返してその画面の中に身を置きたくなる、そんな作品集です。
  • ゆうれい犬と街散歩
    4.7
    1巻1,210円 (税込)
    心に留まった日常の何気ない風景を温かく緻密な筆致で描き出す中村一般の初連載作が待望のコミック化! 「私」とゆうれい犬の「ハナちゃん」が大好きな街や行ってみたかった場所に気の向くままにおもむく、お散歩ダイアローグ。 【散歩する街】  ・三軒茶屋 ・中野 ・高円寺 ・鮫洲 ・北千住 ・奥多摩 単行本だけの描き下ろし10ページ以上収録!
  • ニキ
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    高校生・田井中広一は黙っていても、口を開いても、つねに人から馬鹿にされ、世界から浮き上がってしまう。そんな広一が「この人なら」と唯一、人間的な関心を寄せたのが美術教師の二木良平だった。穏やかな人気教師で通っていたが、それは表の顔。彼が自分以上に危険な人間であると確信する広一は、二木に近づき、脅し、とんでもない取引をもちかける――。2019年ポプラ社小説新人賞受賞作。

ユーザーレビュー

  • ニキ

    Posted by ブクログ

    面白かった。大多数の人と違う部分を持っいて、当人にとっては大事な心の一部だとしたら、それを避難しないでいる自分でいたいと思う。
    大多数に紛れ込むために、周りの反応を見て大多数の方に手を挙げている自分だと悲しくも再認識できた。

    0
    2025年05月10日
  • ニキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の生きにくさをどう捉え生きていくかのヒントがありました。
    全体的にあまり気分のいい内容ではなくて救いを求めながら読んでしまったけど、二木先生の態度や言葉からは、諦めとそれでも生きていかねばならないという決意と希望を最終的に感じられてよかった。


    "人には誰にも見せられないことをする場所が必要だ"

    "自分に嫌われたらお終いだよ。自分にはそいつしかいなくて、そいつはいつでもこっちをジッと見てて、死ぬまで離れてくれない訳だから"

    0
    2025年03月21日
  • ニキ

    Posted by ブクログ

    最近読んだ本の中で私的には久々にヒットの作品。特別でありたい自分と皆から浮いてしまい、皆と一緒の感覚でいたいという相反する感情に揺れ動く主人公の様子に感情移入した。若い時の自分を見ているようでした。

    0
    2025年01月21日
  • ニキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙が暗いし、話の入り方が不穏で、読後感が悪い系の話なのかな?と思ってドキドキしながら読んだけど、青春ストーリーだった。よかった。

    0
    2024年10月02日
  • ゆうれい犬と街散歩

    Posted by ブクログ

    人は傷つけあうが、癒し合える。
    許されるように、というよりは
    知る。知り続ける。知り続ける努力をする。

    街には人が住んでいるという前提で、
    スラムツーリズムにならないよう、
    街歩きを楽しみたい。

    0
    2024年07月03日

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