夏木志朋のレビュー一覧

  • ニキ

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    ネタバレ

    人とうまくコミュニケーションがとれない
    高校生と
    小児性愛者という秘密をもつ教師とのバトル。
    これはホラーなのか?
    人間同士の成長ドラマなのか?
    はたまた敵か味方か、悪か正義か?
    その不安定な揺れに
    どんどん物語にひきこまれる。
    最後は
    クラス全体を巻き込んでのコメディや
    立場を越えた友情のようなものもあり
    「爽快青春小説」とか
    一言ではあらわせない複雑な面白さがあった。

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    2020年10月10日
  • 二木先生

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    読む手が止まらなかった。読み進めていくほど心臓が速くなっていく感じがし、通学中に読んでいたが学校行く前から疲れてしまうほど。緊迫感がかなり伝わってくる作品で面白かった。

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    2026年09月16日
  • 二木先生

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    世間に蔓延っているステレオタイプに一石を投じるような作品。大きくみればロリコンも所詮性癖のひとつ。例えば吉田のような犯罪をしてなくてもロリコンは気持ち悪いから悪!なんて主張するバカがいようもんなら、お前の性癖はどうなんだって話だし、自制できてるのだから余計なお世話だって思ってしまう。どこまでいっても多数派少数派で善悪を判断されてしまうこの世の中がとても嫌い。

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    2026年09月09日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    田井中の気持ちも分からなくもないけど、二木先生の考え方や振る舞い方が大人が故に、田井中が少しイタく感じてしまった。
    きっとこの思春期ならではの悩みなんだと思う。私が中学生や高校生で読んでたら感想が変わってたかも、、、。

    でも終盤にかけて面白かった!

    このお話を読んで、自分を愛することがいちばん大切だって感じた。自分は自分のことを愛してるって思っててもどこか疑ってる部分が知らない間にきっとあって、真に自分を愛すってことは難しいのかなって感じた。

    どうか田井中の小説がどうか賞をとれてますように!!!田井中のことをいじめていた人に制裁が下さりますように!笑

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    2026年09月07日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    カバーに書いてある通り、すごい本だった。最初に出てきた図形の問題が、最後まで影響してくるなんて。多数が正解の社会は怖いなと思った。

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    2026年09月01日
  • Nの逸脱

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    現実から逸脱したくなるとき、感情が爆発し自我を失って欲だけで動くことに集中する。
    周りが見れない状況ってよっぽどの時だよね。
    一つの取捨選択を誤ったらそのまま落ちていくのか上がっていくのか。
    普通に見える人の裏側って覗いても良いことないだな、、。

    最後の占い師Bは映像化しても良さそうな話の展開だったな〜。
    出てくる人みんないいキャラしてた〜。

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    2026年08月22日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    周りからイタイと馬鹿にされる男子高校生・田井中は、誰からも好かれる担任・二木のヤバイ秘密を知ってしまい、二人の攻防戦が始まる。
    最後のほうは、胃がキリキリするよ〜〜でもページを捲る手が止まらないよ〜〜となりながら読み進めました。
    人間誰しも「普通」に見えて他人に見せたくない秘密はあると思うし、実際他人に迷惑かけたり犯罪に手を染めなければ迫害する必要はないのではと。すごく倫理の話だった。
    最後の美術室でのシーンは、被害にあった当事者でもないのに気に入らないからという理由で石を投げる最近SNSでよく見る光景ですね。
    自分とは一生付き合っていくから自分に嫌われないように生きるって大事。
    あと、自分の

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    2026年08月20日
  • 二木先生

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    普通が分からず周りから浮いている生徒と普通のフリが得意で他の生徒からの信頼も厚い高校教師。誰にも知られたくない秘密を抱えている2人だが、とある出来事からお互いの秘密を知ったことから奇妙な関係が始まる。

    読み進めていく中で2人の関係性も少しずつ変わっていくが、ある時は対立が深まり、またある時は打ち解けたりとどちらに転ぶか分からない緊張感があった。

    多数派の一方的な意見の押し付けは、とても危ういものであると感じた。

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    2026年08月02日
  • 二木先生

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    軽い感じの今っぽい話かと思ってたら、先入観とは全然違って、展開が読めなくて先が気になり一気読みでした。

    発達障害だったり、人には言えない生まれつきの性癖だったり、人とは違う個性を持った彼らはどう生きればいいのか?
    朝井リョウさんの『正欲』とも近いテーマかもしれない。

    本の中に出てくるテンポの良い議論はいろいろ考えさせられるし、ラストも意外でいろんな意味で驚きがある作品でした。
    これは、直木賞の候補にもなった『Nの逸脱』も読まなければ…!

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    2026年08月01日
  • ニキ

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    素直に話に入れてて、読んでて「あっ」って声でちゃった。
    そう言う本は珍しい。
    久しぶりに読書再開したからかなー

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    2026年07月10日
  • 二木先生

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    「普通」になれない二人の物語

    主人公の田井中広一は、自分が周囲の人と同じように振る舞えないことに悩んでいる。
    察することがとても苦手だったり、何かに夢中になると他のことが手につかなくなったり。
    これは生まれつきの性質のようで、病名こそ付けられなかったものの、対人関係の感覚などは周囲の人とは大きくずれている。

    そして、担任の二木もまた、ある生まれつきの「社会的に認められない性質」を持っていて、それを周囲に隠して生きている。
    田井中がこの二木の秘密を握ったことで、二人の間に不思議な交流が生まれる。

    田井中の成長が本作の中心だ。
    序盤の田井中はうざい。二木に脅迫めいたことをしながらも、自分で

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    2026年07月09日
  • 二木先生

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    相対的に1番まともなのは、二木先生では?

    読んでる間も読み終わった後も、なんだか思考が晴れない作品。
    考えさせられる作品と言えば良さそうに感じるが、そう綺麗にまとめられる作品とは違う気がする。

    なんだかんだ一貫してる二木先生の誠実な振る舞いや言葉選びには、ある日気が付いた自分の内面について、ひたすら思考を回し続けてきた魅力があると思う。

    最後に、主人公の様に息苦しさを感じた学生生活を送ってる人には、知っていて欲しい。
    社会には、こちらの思考がフリーズする程理解し難い人間なんてありふれていることを。

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    2026年07月07日
  • 二木先生

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    普通ではない先生と少年
    普通とは何か…を考えさせられた。
    ラストはそういう終わり方をするんですねと感じた。
    何故か次々と読み進んでしまう作品でした。

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    2026年06月28日
  • 二木先生

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    すごく好きな話だった!
    波風立てずに行きたいタイプだから主人公にはハラハラしたけど、続きが気になってどんどん先を読みたくなる
    「普通」って難しい…
    ただ多数派ってだけなのに、威張れるようなものでもないのに、「その他」の意見を断絶する
    日本という国だからこそ、そういう部分が強いのかなと思った
    重いテーマなのに読みやすい文体でいつかまた再読したい

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    2026年06月21日
  • Nの逸脱

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    3篇の短編集
    めちゃめちゃ凝った展開ってわけではないのだが、いずれも適度な展開があり、語りの上手さもあって非常に面白かった。

    「場違いな客」
    爬虫類ペットショップで働く金本篤の話。そうか、ペットショップでよく見かけるあいつはフトアゴヒゲトカゲと言うのか。今度良く観察してみよう。
    短い作品なのだが、その中に十分な話の展開があり、篤の立場もゴロンとひっくり返される。面白かった。
    小松菜(5027?)の語りとキャラがよいですね。

    「スタンドプレイ」
    生徒からのいじめにあっている数学教師智子の話。この話もグルんとひっくり返るような展開がある。
    奇をてらったどんでん返しではなく、ほんとに足を踏み外し

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    2026年06月19日
  • 二木先生

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    お互いやばい秘密を握り合う異常な先生と生徒の関係。

    二木先生の言動には賛否ありそうだけど、淡々とし、クールそうに見える中にも確固たる信念と愛を感じた。

    生きていくために必要なこととは?普通とは何か?色々考えさせられた。

    サクサク読めるのに突き刺さるものがある作品。高校生あたりにもおすすめ。

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    2026年06月19日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    いわゆる「普通」がわからない田井中と、本質的に変わることは無理であると悟り、普通になろうとするのではなく、「普通という名の皮」を被って生きることを選択した二木先生。
    性的嗜好がなんであれ、確かにそれも含めて自分自身であり、あるいはその人自身なのだから、誰かがとやかく言う筋合いはないのである。
    とにもかくにも読んでいて自分の心を無理矢理覗かされているような気もするし、もうやめてくれと言いたくなるような展開もある。
    しかし読み終えた時に、自分自身の生き方と向き合っていくことの大切さ。そして他人と関わって生きていくことの難しさを意識させられるのである。

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    2026年06月07日
  • 二木先生

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    なかなかセンセーショナルな作品でした。
    次の展開が気になり、一気に読み切ってしまいました。
    性格的に難ありな主人公と担任の先生の秘密の共有はどういう風に膨れていくのかなと思って読みましたが、思っていた以上に面白かったです。
    作中でハッピーエンドな終わり方でなくてもいいと先生が言っていましたが、この小説自体は、最悪な状況での最低限のハッピーエンドで終わっていました。
    是非時間がある時に一気読みしてほしい一冊です。

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    2026年06月03日
  • 二木先生

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    面白かった!!展開が早いから読んでて飽きない。ストーリーを想像できるようで、毎回想像とは別の道に転んでいくような展開だった。そういう話なの!?が何個も連なり、最終的には普遍的で強いメッセージ性に辿り着く。単純に面白いエンタメ小説で終わらないところがいいなと思った。

    自分が世の中とズレている、そこに誇りもありながら寂しさもあり、結局普通を諦めきれずじたばたしたことがある人にとっては、主人公と二木先生の関係性がある種救いでもあり、欲しかった過去の1つな気がした。

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    2026年05月18日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    「きみは前に、自分は内面を掘り下げて生きてるタイプだとかどうとか言ってたな。
    結構なことだけど一人じゃ限界があるぞ。下手な自己修正を重ねた紛い物の自分を信じ込む前に、他人を反響板にしてみたらどうだ。」

    アスペルガー気味な高校生とロリコン趣味の先生の物語

    思春期特有の高い自意識を持ってる田井中と普段とは全く違う皮肉っぽくて口が悪い二木先生のやりとりが面白かった

    人から受け入れられない趣向を持ってしまった二木先生のそれまでの人生で散々悩んだ末に獲得した生き方が印象的だった

    「隠して生きる」という田井中の手本になる方法は精神的にしんどいものであるだために自分を好きになる必要がある。
    自分を好

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    2026年05月13日