夏木志朋のレビュー一覧
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ネタバレ田井中の気持ちも分からなくもないけど、二木先生の考え方や振る舞い方が大人が故に、田井中が少しイタく感じてしまった。
きっとこの思春期ならではの悩みなんだと思う。私が中学生や高校生で読んでたら感想が変わってたかも、、、。
でも終盤にかけて面白かった!
このお話を読んで、自分を愛することがいちばん大切だって感じた。自分は自分のことを愛してるって思っててもどこか疑ってる部分が知らない間にきっとあって、真に自分を愛すってことは難しいのかなって感じた。
どうか田井中の小説がどうか賞をとれてますように!!!田井中のことをいじめていた人に制裁が下さりますように!笑 -
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ネタバレ周りからイタイと馬鹿にされる男子高校生・田井中は、誰からも好かれる担任・二木のヤバイ秘密を知ってしまい、二人の攻防戦が始まる。
最後のほうは、胃がキリキリするよ〜〜でもページを捲る手が止まらないよ〜〜となりながら読み進めました。
人間誰しも「普通」に見えて他人に見せたくない秘密はあると思うし、実際他人に迷惑かけたり犯罪に手を染めなければ迫害する必要はないのではと。すごく倫理の話だった。
最後の美術室でのシーンは、被害にあった当事者でもないのに気に入らないからという理由で石を投げる最近SNSでよく見る光景ですね。
自分とは一生付き合っていくから自分に嫌われないように生きるって大事。
あと、自分の -
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「普通」になれない二人の物語
主人公の田井中広一は、自分が周囲の人と同じように振る舞えないことに悩んでいる。
察することがとても苦手だったり、何かに夢中になると他のことが手につかなくなったり。
これは生まれつきの性質のようで、病名こそ付けられなかったものの、対人関係の感覚などは周囲の人とは大きくずれている。
そして、担任の二木もまた、ある生まれつきの「社会的に認められない性質」を持っていて、それを周囲に隠して生きている。
田井中がこの二木の秘密を握ったことで、二人の間に不思議な交流が生まれる。
田井中の成長が本作の中心だ。
序盤の田井中はうざい。二木に脅迫めいたことをしながらも、自分で -
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3篇の短編集
めちゃめちゃ凝った展開ってわけではないのだが、いずれも適度な展開があり、語りの上手さもあって非常に面白かった。
「場違いな客」
爬虫類ペットショップで働く金本篤の話。そうか、ペットショップでよく見かけるあいつはフトアゴヒゲトカゲと言うのか。今度良く観察してみよう。
短い作品なのだが、その中に十分な話の展開があり、篤の立場もゴロンとひっくり返される。面白かった。
小松菜(5027?)の語りとキャラがよいですね。
「スタンドプレイ」
生徒からのいじめにあっている数学教師智子の話。この話もグルんとひっくり返るような展開がある。
奇をてらったどんでん返しではなく、ほんとに足を踏み外し -
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ネタバレいわゆる「普通」がわからない田井中と、本質的に変わることは無理であると悟り、普通になろうとするのではなく、「普通という名の皮」を被って生きることを選択した二木先生。
性的嗜好がなんであれ、確かにそれも含めて自分自身であり、あるいはその人自身なのだから、誰かがとやかく言う筋合いはないのである。
とにもかくにも読んでいて自分の心を無理矢理覗かされているような気もするし、もうやめてくれと言いたくなるような展開もある。
しかし読み終えた時に、自分自身の生き方と向き合っていくことの大切さ。そして他人と関わって生きていくことの難しさを意識させられるのである。 -
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ネタバレ「きみは前に、自分は内面を掘り下げて生きてるタイプだとかどうとか言ってたな。
結構なことだけど一人じゃ限界があるぞ。下手な自己修正を重ねた紛い物の自分を信じ込む前に、他人を反響板にしてみたらどうだ。」
アスペルガー気味な高校生とロリコン趣味の先生の物語
思春期特有の高い自意識を持ってる田井中と普段とは全く違う皮肉っぽくて口が悪い二木先生のやりとりが面白かった
人から受け入れられない趣向を持ってしまった二木先生のそれまでの人生で散々悩んだ末に獲得した生き方が印象的だった
「隠して生きる」という田井中の手本になる方法は精神的にしんどいものであるだために自分を好きになる必要がある。
自分を好