アベツカサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
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漫画の連載開始は2020年。第1期のテレビアニメの放送は2023年から2024年。そして今年(2026年)に第2期が始まる、と同時にやっとコミック第1巻を読む、というとんでもない後追いになってしまった。第2期のテレビアニメを観ているうちにどうしても読みたくなってしまったのだ。
後追いでの利点もある。既にテレビアニメも観ており、YouTubeなどでトリビア的な豆知識も得ているので、それらの答え合わせのような読み方ができる(例えばハイターの野菜嫌いの場面はここだったんだ、とか)。
テレビアニメと違って白黒の紙媒体なので物足りなさを感じるかも、と思っていたのだがそれは杞憂に終わった。ちょっとコマ割が小さいので、初老の僕には読みづらい場面もあるのだけれど(いや正直に書くとちょっとじゃなくてかなりあるのだけれど)それほど気にはならなかった。
第1巻はヒンメル達との冒険の終わりから始まる。そして「老いぼれた」ヒンメルとの再会、ヒンメルやハイターの死、フェルンとの出会い、アイゼンとの再会などを経て、フランメの「本物の」手記を見つけ出すところまでが描かれている。シュタルクはまだ登場していない。第15巻まで買い揃えてあるので、通常の読書時間の合間を見てチマチマと読み進めていこうと思う。 -
Posted by ブクログ
いつもノベライズやスピンオフ作品は手を出さないのだけれど、今回は誘惑されました。
フリーレン、フェルン、シュタルク、ラヴィーネとカンネ、アウラ、それぞれを主人公としたエピソード5編からなる短編小説集。
本編では描かれなかった───と謳っているけど、描かれてた部分も多かったような。それでも小説となるとより詳細でそれはそれで面白かった。
これを読んでからまた原作やアニメを復習するとさらに楽しみが広がりそうです。
この5組を選んだのも見事でした。
最後のフリーレン編はいろいろ感慨も深い。
2期のアニメ化後にまた小説の第2作も出るかな?
これは出たらまた買い、でしょう! -
Posted by ブクログ
前巻では局所的な戦闘に終止したため、全容が見えない状況が変わらなかったけど、落ち着いて状況整理が為された事でおおよその構図が見え始めてきたね。いわば、現状は大陸魔法協会・魔導特務隊・影なる戦士による三つ巴の構図だったのか
これ、何よりも厄介な点はそれぞれの勢力を率いるトップの思惑が全然見えないし語られないのに、その下に付く者達はトップの意向に全力で沿っている点か。上にいる者達は何を考えているか判らない、それだけに下にいる者達は他勢力の排除を全力で行わなければならない、協同路線なんて取りようがない。その癖、帝国の平和については見解が一致しているものだから命の遣り取りは必然的に水面下へ移行する。余計に全容を把握できる者が居なくなる
まるで悪夢じみた迷路に迷い込んだかのよう
そんな最中で更なる悪夢として提示されたのはザインが探していた戦士ゴリラが影なる戦士に加わっている点か…。影なる戦士ってもっと幼い頃に仕込まれた存在かと思っていたのだけど、実はそうでもないのかな?考えてみれば加入時点でそれなりの年齢だった筈のヴァルロスが影なる戦士に居る背景も不明だし
多くの点が不明瞭な構図の中で辛うじて見えてきたのはゼーリエの見解か
ゼンゼやフリーレンの言及からゼーリエは己の死を微塵も想定していないと受け止められてきたのだけど、髪結いのシーンにおける遣り取りや皇帝との会話に表れるように、既に己の死を既定路線として全てを組み上げているようで
しかし、諦めている訳でもないね。それは己の生を諦めないという意味ではなく、己の死に付随して起きるだろう魔法使いたちの死を少しでも減らそうとしており、その過程で己の死まで防げたら僥倖という程度か
だとすれば、ゼーリエが選出した予測不可能な願いを抱いた者達、また裏で動くレルネンが何処まで未来視を打ち破る行動が出来るかに懸かっているのだろうね
誰もが睨み合いを避けられない状況で事を起こすユーベルは本当に過激だね。しかし、それによって膠着状態が解かれたのも事実
ただ、それを目的とした場合、ユーベルとラントが命を落とす可能性を何処まで許容できるかが問題かな?
帝国の平和という点は誰もが一致しているのに手段や目指す景色の違いにより生じる命の奪い合い。大魔法使いフランメが遺した物も英雄ヒンメルの伝説も部分的には届いているのに、その意志に反した戦いが行われる現状に対して、両者を知るフリーレンには何が出来るのだろうね? -
Posted by ブクログ
ネタバレ『葬送のフリーレン ~前奏~』は、本編で描かれなかった主要キャラクターたちの「少し前」の物語を描く短編小説集です。フリーレンが2回目の旅に出る直前のフェルン, シュタルク, ラヴィーネ&カンネ, アウラ、そしてフリーレンを主人公とした5つのエピソードが収録されています。
『やすらぎの日々』
フェルンが僧侶ハイターに引き取られまだ幼かった頃の、ハイターとの心温まる日常が掘り下げられています。
『英雄になった日』
ドラゴンに脅かされる村での修行中のシュタルクについての物語です。彼が戦士として成長する過程が描かれています。
『二人なら』
魔法学校時代のラヴィーネとカンネが奮闘する物語。
『放浪する天秤』
私の一番好きな話です。
アウラは彼女は不死の軍勢を操る強力な魔族で、封じられた不死軍を大軍に育てるべく、人間や死者を服従の魔法で従わせながら勢力を広げていました。 やがて勇者一行(ヒンメル、ハイター、アイゼン、フリーレン)一行と戦闘になり、敗北します。その後、彼女は体力・魔力の回復のために潜伏し、復活できるまで長い時間を過ごすことになります。
体が完全に回復するまでの間、目が見えない少年ヴィルと出会い、会話を交わします。 アウラは人間を単純な《敵・食糧・素材》としてしか見てこなかった存在でしたが、この少年との出会いを通して人間を知ります。その後、アウラは完全回復し、アウラは近隣の村を滅ぼそうと考えます。しかし別の魔族グロースが先にその村を襲撃し、ヴィルも殺されてしまいます。アウラはグロースを「服従の天秤」で支配下に置きます。アウラの内面は話の顛末からは伺いしれません。少年に教わった鳥の名前も忘れてしまいました。
『葬送』
フリーレンの話。手塚治虫のブラックジャックの『人生という名のSL』という短編に似ています。フランメ、ヒンメル、ハイターがフリーレンの乗った馬車に乗り込んでフリーレンとか会話をしてやがて下車していきます。全ては馬車の中で微睡の中で見た夢でした。
葬送のフリーレンは大好きな物語なので、とても楽しめました。