折原みとのレビュー一覧

  • 桜の下、永遠の約束をしよう

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    折原みとさんが25年以上前に書かれた『桜の下で逢いましょう』の自作リメイク小説です。たとえば冒頭の夕陽に照らされた木造の旧校舎が金色に照り映えるあたりの描写力など、他の野いちごジュニア文庫では見ないような分量の情景描写であり、ジュニア小説でもこれくらい雰囲気の演出があっていいよなぁと私は思います。が、一方で主人公の彼氏が、主人公に心中を提案する終盤の流れは、今読むと結構ギョッとしてしまいます。自分が子どもの頃読んでいた『時の輝き』や『2100年の人魚姫』など、主人公や、その愛する人が命を失うという瀬戸際に追い込まれる、折原みとさんの描く悲劇的な話が堪らなく好きだったのですが、最近そういうのあん

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    2024年05月07日
  • きみと100年分の恋をしよう 大人になりたい

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    4年から。児童がもってきてくれた本。
    遊園地デートに、初日の出、天音の気持ちが意固地になりがちな回。伊吹くんの冷静さは、もう大人。

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    2024年01月29日
  • きみと100年分の恋をしよう 大好きがいっぱい

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    4年から。児童より。子ども達には結構ハグが恋愛感が強めで刺激的かな。チームメロスみんな幸せな回です。

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    2023年06月22日
  • 永遠の夏休み

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    ネタバレ

    親友のタケルが山の中で死んだ。
    5年の夏に4人で長野に遊びに行き、その時約束したことを1人で行おうとして。
    ショータ、アツシ、ノブはタケルの元へ、白鷹山へ天命水を汲みに行く。
    そこでタケルのリュックとペットボトルを見つける。
    子どもたちだけの大冒険を経験し、一つ成長する物語。

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    2023年02月10日
  • プリンセスに夢中

    購入済み

    たしかに

    たしかに夢中なんだろう…
    けれど、ラストで題名を回収するのは、なんとも…古い。べつの言い回しとかなかったかな~
    あとは、絵柄がなんとも幼い。大人っぽさがほしかった。

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    2022年03月24日
  • 天国の郵便ポスト

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    中高生のころ、折原さんの本をたくさん読んだ。久しぶりに読んでみたいと思った。
    妻を亡くしたシングルファーザー真人のお話、内容的にはちょっと重いのに、折原さんの書く文章はさらっと読めた。テッちゃんやいっちゃんやフクちゃんと本当の仲間になりたい真人の成長がいいなと思った。

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    2021年12月06日
  • きみと100年分の恋をしよう はじめて恋が生まれた日

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    懐かしの!折原みと先生!
    かわいらしい雰囲気にかわいらしい登場人物たちで心が浄化された…!

    このお話で沢山の女の子たちが天音ちゃんとその恋を応援して、見守るんだろうなぁ。かわいい。全てかわいい。

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    2020年05月03日
  • 筒井漫画瀆本 ふたたび

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    壱のほうか、ふたたびの方かは忘れたが、五郎八航空のパイロットが太ったお母さんから可愛い女子高生になっていたのは少し違和感。走る取的がなかったのが残念。どこかで見た記憶があったのだが。

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    2019年10月17日
  • 永遠の夏休み

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    ネタバレ

    ショータ、アツシ、ノブ、タケル。四人の仲間は五年生の夏にある約束をする。そして、一年後中学受験のための夏期講習により、その約束が守れなかった。そんな中一人で実行しようとしたタケルが事故死する。親に逆らえず葬式にも行かせてもらえず、気持ちがついていかない三人は、その約束を自分たちで実行しようとする。無謀な冒険だが、友達を想う気持ちや生きるとはどういうことなのか、考えさせてくれる。甘えたでイライラしたノブが一番成長していた。

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    2018年05月26日
  • 制服のころ、君に恋した。

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    遠い記憶を呼び覚ますような、なつかしい彼の香り。
    海の香りと日焼けした肌とCK ONE・・・
    二度とは戻らない季節に想いを馳せる物語。

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    2015年02月22日
  • 天国の郵便ポスト

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    もし、父のことがなかったら…、2月21日以前と同じ日々を過ごしていたらきっとこの本を手に取ることもなかったと思います。
    タイトル、著者、帯からいわゆる泣かせる本だと解って、こういうの読んで見て泣けなかったら冷血人間みたいな気がしてめちゃくちゃ構えていたジャンルだったので。
    でも、なんか凄く気になって仕方なくて、こんなに「読め!」と感じる本は初めてでした。
    今、お盆だから父のメッセージに一番近い本だったらいいなと思いました。

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    2014年02月06日
  • おひとりさま、犬をかう

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    独身の折原みとが、犬を飼い湘南に家を建てた。周囲の「もう絶対結婚しないよ」の声に、エッと思いながら、やっぱり結婚しなかった(過去形はマズイ?)。
    子どもの頃からの夢だった犬を飼う。出だしは、子どものころから家で飼っていた猫の話。なぜかペットとして飼ったエビ(?!)。ふとんにもぐりこんできて圧死させてしまったインコ…と、これまでのペット歴が公開される。
    そして、縁あって、あこがれのゴールデンレトリバーを飼うこととなり、都会のマンションと夜型人間の生活を捨て、湘南のアウトドアガール(?)となる。
    おひとりさまが体験したペットライフを素直につづります。

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    2013年09月23日
  • 天国の郵便ポスト

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    折原みとの名前に懐かしさがこみ上げ、思わず手にとった本です。涙は出たのだけれど、さらっと読みました。

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    2013年04月24日
  • 乙女の初恋

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    四季折々に咲き乱れる花々と、その花の名前の美しさは日本でしか感じられない幸せだな‥と改めて思いました。

    風子の真っすぐに人を想う心が眩しい。

    あきこさんの女王様ぶりは相変わらずですねぇ。

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    2012年11月23日
  • 天国の郵便ポスト

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    個人的には「死」を扱う感動モノは肯定しがたいんだよね…

    だって。どう描いても感動するじゃん(^-^)

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    2012年10月16日
  • 乙女の花束

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    恥ずかっしい位のまっすぐさ。
    くすぐったい位の女の子っぽさ。
    コバルト文庫かと思ってしまうがポプラ文庫です。
    開いた文庫本で顔を隠しながらムフムフして読んでしまった。
    (決して内容がいかがわしいわけではなく)

    1学年たった30人という選ばれし華族家系のお嬢様が通う
    女子校に入学した風子だが、学園内はは異端児。

    田舎で陶芸家の祖父に育てられる自然時だわ、
    「華族」という言葉すら知らないわ、
    皆の憧れのお姉さまに意図無く近づけちゃうわ、
    目まぐるしくおきる事件すらも悉く美しく着地させる風子。
    彼女の性格ゆえの結果だけど、何より備わっている強運もすごい。
    世の中、そんなにうまくいきません…
    分か

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    2012年08月01日
  • 乙女の花束

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    鎌倉にある"私立 桜の宮女学院"に新入生として入学した篁風子の1年間を描いた作品。女学校と寄宿舎という定番の舞台で思春期の女の子達の学園生活を描いています。雰囲気も良く、憧れのお姉様である凪子に、敵役の同級生燁子など魅力的なキャラクターもいたのですが、月毎に章が分かれており、話が細切れのようになってしまい、なんとも中途半端な印象を持ちました。ただ単に少女小説のお決まりを並べた見本市みたいな感じでしょうか。もう少しじっくりと各キャラを描いて欲しかったです。燁子とかもっと魅力的になったと思うんだけどな。

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    2012年12月03日
  • 制服のころ、君に恋した。

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    ピュアで淡く切ない恋。いい意味でくどさがなく読みやすい。ただ淡々とストーリーが進むため、物足りないと感じる人もいるかも。新しい恋に進むためには、たまには振り返ってみてもいいな、と感じた。男性が読んだらどう思うのかな。

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    2012年02月26日
  • 制服のころ、君に恋した。

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    ネタバレ

    かつて通っていた高校に、養護教諭として戻ってきた間宮奈帆。
    10年前、高校生だった彼女は初めて恋した彼シンタを事故で亡くしていた。

    赴任して半月、夏の終わり、秋の初めに保健室にきた生徒は、出会った頃の"彼"そのものだった。


    ケンカ別れしたままの彼の死、10年の時を経て知る彼の思い・・・
    切なくて、でも甘酸っぱい、同年代の時期に読んでも、もっともっと歳を経てから読んでも楽しめる、そんな正統派の恋愛小説です。

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    2011年06月27日
  • 時の輝き

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    私が最初に読んだおりみと作品。
    看護学生と元同級生のお話。

    なかなかピュアな恋愛だよね、うん。

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    2012年10月23日