折原みとのレビュー一覧
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購入済み
恋愛要素<<<冒険ファンタジー
折原先生の大作シリーズ。書籍でも持っており、長期旅行用に電子書籍で購入。
出版時の時代を感じる物が出てきたり、主人公目線での話し言葉やノリに最初は抵抗を感じる方も多いと思いますが、
読み進めていくと、引き込まれる冒険ファンタジーものです。
また、ファンタジーではありますが、宗教争いや植民地支配、奴隷制度、差別問題などが、取り込まれており考えるきっかけになる本です。
出来事や魅力的な登場上人物の名前や地名の参考になった地も多く、この本をきっかけに世界に興味を持ちました。
初回に読んで以来、何度読み返したかわかりません。いくつになってもアナトゥールへトリップしたくなります。 -
Posted by ブクログ
肝臓の病気を子供の頃から戦ってきた主人公。しかし、高校生の時に病状が悪化、肝硬変に。助かるには、当時の日本では認証されていなかった海外での臓器移植しかない…。"生きたい"の意志を見出だした主人公は、家族を含めた支援者の協力でオーストラリアに渡り、苦労の末に移植手術を受けた。しかし、移植が分かった瞬間、介護学校の入学を受けられず(介護される側の人間だからという理不尽な理由で)、好意を抱いた男性すら拒否され、さらに、別の病気で体調は不安定に。幸い、先輩移植者の紹介で日本移植者協議会と出会い、元気になった主人公は、介護ヘルパー2級を取得し、成長を始める。そんな主人公が出会ったのは
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購入済み
懐かしい
青春の1ページといっても過言はないアナトゥール星伝
大人になって読むとあの頃とは違う発見がありとても楽しめました
また、青春時代の事が思い出されとても懐かしい気持ちになるシリーズです‼️ -
Posted by ブクログ
小説解禁した途端、なんちゅう選書だ!と愕然とする。
適当に手に取っただけなのに…
前は老化に愕然として、今度は初恋に引き戻され…
なんだか「今」の自分の課題を詳らかにひん剥かれた感じだ。
だってね「入試時の学力レベルは、県内でも上位にランクされている割に、一流大学への進学率は今ひとつ振るわないというのが…」って、完全にT高でしょ。潮の香りのグラウンドと、器用に始まらない恋と…。
もうね、まだ泣くとこじゃないのに、最初っからボロボロ涙が止まらなかったのは、私の初恋がマダマダ昇華されてない証拠だ。
小説解禁と共にどどんと借りた小説は残り3冊。私はどこへ向かうんだ? -
Posted by ブクログ
はじめて読んだのが小学校3年生の時でした。それ以来、大好きな童話です。
主人公の、小額5年生の樹は、テレビの画面に浮かび上がった、『誰かわたしの声を聞いて』という言葉に導かれ、緑の国という世界を守るために、緑の国を脅かす敵と、勇者として戦うことになります。
緑の国の女王である少女のサラや、緑の国の民たちと共に戦ううちに、彼らを大切に思うようになる樹。けれど、緑の国には、残酷な真実が隠されていたのです…。
住む世界の違う少年と少女の出会いと、そこから生まれる想い、痛み、そして、命の尊さを、やさしく、まっすぐに語りかけてきてくれる、素敵な物語です。