あらすじ
看護実習生・由花は実習先の病院で初恋の相手・シュンチと再会する。が、お互いの想いを確認して間もなく、二人は彼の本当の病名を知ることに。限られた「時間」を共に過ごす決意をした由花に、シュンチが遺したものは……。生命、愛、そして本当に大切なものを教えてくれる、110万部のベストセラー!
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Posted by ブクログ
高校の看護科の由花が病院実習で初恋のシュンチと再会。やがて両思いラブラブになったのに、ある日シュンチからフラれてしまう。
というラブストーリーとみせかけ、想像以上の展開が。
私の小学生時代に、近所の年上のお姉さんからもらった本のひとつ。
「死生観」についてガラッと変わった。
このころは周りの「死」と向き合うこともなかったので、本当に衝撃だった。
何故か分からないけれどこの本が私の価値観を作ってくれた一冊だと思う。
Posted by ブクログ
ティーンズハートの小説の中で、恋人の死を題材にしたものって折原みと作品くらいしかないんじゃないかな(あったらごめんなさい)
しかもいきなり死んでしまうわけではなく、闘病生活を看護師の卵として一緒にいるってかなり壮絶だと思う。
小学校の3、4年生くらいにこれを読んだ時は、すごいショックだった。
でもこれが人生なんだな、愛なんだなって思った。
思春期に読む恋愛小説や漫画ってハッピーエンドになってはいお終いなものが多いけど、こういうお話がもっとたくさんあっていいんじゃないかな。
Posted by ブクログ
これを読んで、「骨肉腫」って病気を知った。
実写映画化されたものは見ていないけれど、ティーンズ小説として
でなく、全世代に読めるんではないかと思う。
Posted by ブクログ
中1の時、国語の教科書にちょっと載ってて。
そしたら学校にあって。
挿絵可愛ーvってのが第一印象。
お話のほうはもう(泣。
中1なりに色々考えました。
どんな姿でも、生きてる時間は輝いてんだなぁって。
その時ちょっと、人生どーでもいい時期だったので、かなり元気になりました。
この本だけは、多分絶対捨てないだろうなぁ…。
Posted by ブクログ
小学校5年生だったか、6年生だったか。通っていたスイミングスクールの先生に借りました。もう、泣いた泣いたw 相当ココロにぐっとくるものがあって。人の命って大事だなって改めて確かめさせられた。たかが喘息で苦しいなんて言っちゃいられないなと思った。ぜひ、男性にも読んで戴きたい。
Posted by ブクログ
初めて読んだのは、小学生くらい。
純粋でびっくりした。重いテーマ故に伝えきれない所もあったろうけど、ティーンズハート作品で初めて考えさせられた本でもあります。
Posted by ブクログ
自分の目の前で恋人が病で苦しむ姿を見るのはつらいと思う。それを自ら買って出て、最期を看取るって、私には出来ないだろうなって思った。ちょっと泣けた。
Posted by ブクログ
私と同世代の女性なら一度は手にしたことがあるだろう折原みとさんの小説。私も中学生のころ妹と一緒に集めましたね。その中でもこの作品はすごく印象に残っています。少女小説にありがちな奇跡は起こらず主人公の彼は病気で亡くなります。苦しむ彼と向き合おうとするナースの卵の主人公と家族の葛藤がリアルです。だからこそ、大人になって看護師になった今でも読むときっと泣くだろうなと思うそんな素敵な作品です。