あらすじ
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ショータ、卓也、伸彦の3人は、中学受験をひかえた6年生。長野に引っ越した仲間のタケルが死んだことを知ったショータたちは、親には内緒でタケルの死の真相を探る旅に出た。12歳の夏、子供から大人に変わる途中の少年たちの冒険の物語。
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Posted by ブクログ
夏休み、中学受験勉強にあけくれるだけの毎日だった祥太たち3人は、ある日、親友が死んだと聞かされる。
親友タケルとの思い出を胸に、3人は約束の地、白鷹山へ”天命水”を求めて旅をします。
何故、タケルはたった一人で天命水を求めて山を登ったのか?その理由を知った時、3人は…。
コミュニケーション不足の今の子供たちに是非読んで何かを感じて欲しい1冊です。
ちなみにいつも冷静な長男(小6)は、涙を流していました。
Posted by ブクログ
小学5年生の夏休みに親友のタケルと、アツシ、ノブと一緒にタケルのお祖父さんの家へ2泊3日遊びに行ったショータは、来年の夏休みも4人で一緒にこの場所で会おうと皆で約束した。けれど、約束は果たせず、タケルは事故で亡くなった。ショータもアツシもノブも私立中学受験のために夏期講習の日々で外泊など許される状況になく、親に逆らう勇気もなかったからだ。お葬式に行くことも叶わず、タケルの喪失のショック、勇気を出せなかった不甲斐なさ、悔やみ、苦しみ続けるショータは決断した。3人の大冒険、面白かった。
Posted by ブクログ
親友のタケルが山の中で死んだ。
5年の夏に4人で長野に遊びに行き、その時約束したことを1人で行おうとして。
ショータ、アツシ、ノブはタケルの元へ、白鷹山へ天命水を汲みに行く。
そこでタケルのリュックとペットボトルを見つける。
子どもたちだけの大冒険を経験し、一つ成長する物語。