ロバート・ルイス・スティーヴンスンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおすすめされて読んだ本。
いわゆる名作ってなかなか手が出せずにいたけど、これはおもしろかった。
流石時代を超えて読み継がれて来ただけある。
謎の答えを知ってるのにこんなにドキドキしながら読めるってすごい。途中で、ん?と思ったところもちゃんと回収されてて、天才ってすごいと思いながら読み進めた。
楽な方に流されたり、ダメだなと思いつつ抑えられないときの自分と重ね合わせながら、あるよね…と思いつつ読んでたので、その後のハイドに侵食されてくところがリアルに恐怖を感じられた。
これがプロの手でどう解釈されてるのか、論文とかも読んでみたいかも。 -
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Posted by ブクログ
世界名作にはいる作品で
タイトルもなんとなくの話も
知ってはいるけれど…
実際には読んだことがなかったので。
物語は、
弁護士アスタンの目線により描かれる。
ジーキル博士は、
世間から尊敬される立派な存在。
一方、ハイド氏は会った人が不安になり
理由もなく嫌悪する存在。
ジーキル博士が死んだり行方不明になった際
ハイド氏へ財産を遺すよう遺言を託された
弁護士アスタンは、2人の間に
どんな関係性があるのか不思議に思う。
数々の悪評を巻き起こすハイド氏。
世間の一線から退くジーキル博士。
ジーキル博士との連絡が取れなくなり
いよいよ博士の書斎に踏み込み…。
親友の医師ラニョンとジーキル博 -
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Posted by ブクログ
著者は「宝島」「ジキルとハイドなど」のスティーヴンスン。
悪漢が闊歩するヴィクトリア朝ロンドンで、ボヘミアの魅力的な王子フロリゼルと、忠臣ジェラルディーン大佐の冒険譚です。
しかし…この作者は、スティーブンソン、スチーブンソン、スティーヴンソン、スティーヴンスン。。などなど翻訳者さんにより表記が違うので、検索するときに非情に見つけづらい!!ヽ(`Д´)ノ
『自殺クラブ』
自殺志望者が集まる秘密結社『自殺クラブ』を巡る3つの物語。
ロンドンに滞在するボヘミアの王子フロリゼルと、忠臣ジェラルディーン大佐が訪れたバーで、人々にクリームタルトを配って回る若者が現れた。若者は、生きることに絶望して -
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Posted by ブクログ
19世紀のロンドンを舞台に、アラビアンナイトを下敷にして書かれた物語集。自殺クラブから始まり、ボヘミアのフロリゼル王子が関わる一本の大きな物語が、いくつもの短編で紡がれていく。
最初は一体何の関係があるの?という物語でも、少し読み進めると、あーここに繋がるのか!という感じ。
あとがきにもあったが、19世紀ロンドンは経済発展著しく、他の国からすると、魔都のようでまさしくアラビアンナイトの世界だったのかもしれない。
今のロンドンはガス燈でもないし、暖炉の使用が禁止されてから霧の都でも無くなったけど、それでも夜はビクトリア朝を思い起こす画がある。
中学生の姪っ子にお薦めしたい。 -
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