ジーキル博士とハイド氏

ジーキル博士とハイド氏

医師ジーキルは自ら発明した秘薬によって凶悪な人物ハイドに変身するが、くり返し変身を試みるうちにやがて恐るべき破局が……。人間の二重性を描いたこの作には天性の物語作家スティーヴンスン(一八五〇―九四)の手腕が見事に発揮されており、今も変わることなく世界中で愛読されている。映画化されることに実に七十回という。

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ジーキル博士とハイド氏 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年01月18日

    ジーキル博士とハイド氏。二重人格、解離性同一性障害をテーマにした不朽の名作。二重人格者や解離性同一性障害者を表すとき、いまだにジーキル博士とハイド氏と言葉が使われていることにこの小説の偉大さがわかります。100年以上も前のお話だけれど、全然古臭くない。むしろ現代に通じる内容です。

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    Posted by ブクログ 2016年03月30日

    弁護士アタスン氏の古い友人である医者のジーキル博士には恐るべき秘密が隠されていた。
    アタスン氏の住むロンドンの街では不気味な人物ハイド氏に関する奇妙不可解な事件が起きていた。アタスン氏は友人であるジーキル氏とハイド氏に謎の接点があることが分かってくる。
    アタスン氏はついに友人のラニョン医師の手記とジ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月14日

    いや、面白かった。
    古い本だし、読みづらいのは仕方あるまいと高をくくっていたのだが、そんなことはなかった。
    読みやすく、しかもリズムのよい展開、ひきつけられる巧みな心理描写で、即座に読み終わった。
    数時間だったと思う。中島敦はあんなにかかったのに…笑

    有名な話なので結末を知ってしまっていたから、後...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月07日

    こんなに悲しい話だなんて思わなかった。
    自分じゃない自分に支配される恐怖。ジーキル博士が死んだのは命が終わったときじゃなくて戻れなくなった瞬間なんだろうな。
    あー泣きそう

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    Posted by ブクログ 2018年06月01日

    二重人格の代名詞。ずっと昔に読んだが、ミュージカルを観たので再読した。人間、抑圧されすぎていたらダメになるんだなあ。自分らしく生きないと綻びが生じてくる。

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    Posted by ブクログ 2017年10月28日

    何となく知っていたキャラクターだったけど、小説として読んだのは初めて。
    ジキル博士がハイド氏になる過程、ジキル博士の苦悩がよくわかった。
    面白かった。、

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    Posted by ブクログ 2016年11月20日

    多重人格の代名詞といっていいくらいストーリーが有名なので、今さら読んでも面白くないかな、と思っていたけれど、そんなことはなくとても面白かった!善良な人格であるジキルが主格だったはずなのに、何回も変身をしているうちに、邪悪なハイドの人格が大きくなっていく。そのことに気づいたジキルのことを思うとゾクリと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月23日

    アタスン氏の語りにより進められる、博愛家で有名なジーキル博士と残忍なハイド氏の奇妙な関係。なんとなく二重人格の話?という印象を持っていたのですが、読んでみると、そんな単純な話ではありませんでした。
    良い人と思われたい。だけど、欲望のままに自分を満足させたい。清さや愛を求める心と、罪や享楽を求める欲望...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月26日

    ジーキル博士の中にある、正(生)の部分と悪の部分を分離した結果起きた事件と、その顛末。
    ハイドは純粋な悪として分離した一方で、残ったジーキル博士の心は、その悪を後悔していた。
    悪は次第に膨張し、ジーキル博士の心をむしばみ、恐怖させた。それでも博士は悪であるハイドになることを本能的に求めてしまう。
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    Posted by ブクログ 2012年09月15日

    名作であるだけあってジーキル博士=ハイドという関係はあらかじめわかっていた。もしそのことが分からないまま読み進めていたらまた面白かっただろうなぁ。
    てっきりジーキル博士を主人公に書かれているのかと思ったけど、終盤を除いて殆どが友人のアターソン氏の行動を介してジーキル博士の謎に迫る、という構造でなか...続きを読む

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