ロバート・ルイス・スティーヴンスンのレビュー一覧

  • ジーキル博士とハイド氏

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    「一度だけ、一度だけでございますが、彼の泣き声を聞きました。」
    「泣き声だって。それはどんな具合かね。」と弁護士は不意に悪寒を覚えながらたずねた。
    「女の泣き声、あるいは神に見放された者の泣き声というべきでしょうか。」と執事は答えた。
    「わたしはひどく心をゆすぶられ、その場を離れたときは、自分が泣きたいほどでした。」

    思ったより面白かった!こういう、手紙とか手記で語られる話は好きだ。
    自分と自分の愛憎の話。
    ハイド氏が魅力的というか人間臭い部分のある人物で驚いた。ジーキルの方がさりげなく嫌な人格だと思ってたら作者もそんなようなことを言ってたらしい(訳者あとがき)。

    ずっと「自分の中の悪に負

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    2010年04月20日
  • 新アラビア夜話

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    新聞小説って片手間に読むのに向いてて手持ち部沙汰なときによいなぁ。主人公をコロコロ変えながら事件の真相に迫っていくんですが、設定も事件もファンタジックなのでシリアスな雰囲気はないです。まさしく冒険小説! タンタンとか好きな人は好きそう。

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    2010年01月11日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    もっと怖い小説なのかと思いきや、案外そうではなかったです

    名作であるのがわかるくらいよく出来た話ですが私にはイマイチパンチが足りなかった

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    2010年08月21日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ジーキル博士が薬を作り、それによって凶悪な人物ハイドに変身してしまう。ジーキル博士は善人のような感じだが、それに対してハイドは凶悪で恐ろしいと感じた。元々人間というものは善の心、悪の心を持つが、完全な悪というものは存在しない。この作品でハイドという完全な悪を見つけた。この本を読んでみてもう一人の人格があったら現実にいたら怖いなと思った。人格が違うというのもおもしろい発想だと思った。

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    2009年11月17日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    これは面白かった。これまで話をちゃんと知らなかったから一回読んでみようと思い立って読んだ。でも結末忘れちゃった。(ダメ)

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    2009年10月04日
  • ジキル博士とハイド氏

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    あれこんな話だったっけ、という感じ。良くも悪くもなく純粋に。百年前にこんな話を書けたのがすごいのか、百年前だからこそ生まれた想像力なのか。ジキルとハイドが同一人物であることを知らなかったらどれだけ楽しめただろうと思った。

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    2009年10月04日