馳月基矢のレビュー一覧

  • 拙者、妹がおりまして : 2

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    ネタバレ

    【収録作品】第一話 雨傘のお七/第二話 早とちり/第三話 徒花日和/第四話 月下のお七

    千紘の向こう見ずさが鼻につき始める。当時の17歳にしては落ち着きがなさすぎるのではないか。前作登場後、レギュラーとなった菊香と好対照。

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    2024年04月14日
  • 拙者、妹がおりまして : 1

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    ネタバレ

    【収録作品】第一話 つき屋始末/第二話 恋心、川流れ/第三話 神童問答/第四話 道を問う者

    アンソロジーに入っていた一篇(神童問答)で知って、読み始めたシリーズ。
    勤めを辞めて手習い所の師範となった父親亡きあと、そこを継いだ兄・勇実と、その妹・千紘、そして隣家の道場の跡取りで二人の幼なじみ・龍治を中心に、三人が関わる出来事が描かれる。

    文武両道で教師としても優秀な勇実だが、穏やかな反面決断力に欠け、自分自身の将来と向き合う勇気がない。そんな兄を歯がゆく思う千紘は、明るく、勢いがいいが、落ち着きがなく、正義感が強いあまりに余計なことに首を突っ込む癖がある。龍治は腕が立ち、快活な人柄で、手習い

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    2024年04月14日
  • 義妹にちょっかいは無用にて : 2

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    今で言うところの軽い自閉症を持ち、反面一派な大きな体を持つ将太。

    理世が家族に加わったことから、思いもかけず徐々に家族に心を開く。

    そんなこの頃、理世に付き纏う男が現れたり、自称行為を繰り返す大店のお嬢さんが、、将太の気を引くようなそぶりを。

    自分の心にも、気付かぬ二人に春は来るのか?

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    2024年03月29日
  • 義妹にちょっかいは無用にて : 2

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    絶対にモテるよねという2人だから、こういうことは起こるよね。それにしても自傷癖はあると思うけど、顔にというのは、、

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    2024年01月16日
  • 拙者、妹がおりまして : 2

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     1巻目よりも捕物らしさが出てきたのと、恋模様が絡んできてはいますが、軽い読み物として読みやすいです。

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    2024年01月06日
  • 拙者、妹がおりまして : 1

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    兄妹の淡々とした日常の中にも、周囲の人々の困り事を解決したり、手習に来る子供たちとの交流など温かい気持ちが伝わる小品です。

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    2024年01月03日
  • 義妹にちょっかいは無用にて : 1

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    お父さんもこんなかわいい娘ができて、嬉しくないはずがないと思う(笑)理世のおかげで、大平家が変わっていきそうな予感。

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    2023年10月22日
  • 伏竜 蛇杖院かけだし診療録[1]

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    江戸時代の医療小説。医療メインというよりはキャラクターメインなもので、続刊もあるようである。
    穢れというものがおそらく現代ではウイルスなのだろうが、現代の医療知識が江戸時代にあてはまっていくのを、神の視点で読むのは楽しい。キャラクター設定にはまれれば、シリーズを攻めていくことになるのだろう

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    2023年10月14日
  • 拙者、妹がおりまして : 1

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    江戸時代の普通の暮らしの空気感で、特にハラハラするような事件は起きない。ゆったりした空気感は、嫌いではないし、主だった三人のキャラクターの今後の展開の期待を込めて、星三つ。

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    2023年09月11日
  • 拙者、妹がおりまして : 1

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    途中で読むのをやめようかと思いつつなんとなく最後まで読み終えた。
    早く次を読みたいか、というとそこまではなく。
    登場人物にぎゅっと惹かれる何かを感じられなかったからかも。
    妹も兄ももっとぶっ飛んでいるか、もしくはもっと深く内面を掘り下げるかしていたら違ったかも。
    若者向きかもしれない青春小説。

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    2023年08月27日
  • 拙者、妹がおりまして : 10

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    4人とも幸せになってよかった。ただ、勇美さん、結局は相手の親の言葉があってからなの?と思ったけど、よく考えてみると、江戸時代だし、家格が下だし、その方がよりリアルなのかな。

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    2023年07月26日
  • 拙者、妹がおりまして : 9

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    主人公たちもなかなかはっきりとしないままに、また一組、いい感じの二人が、、次回は急展開になりそうなので、10巻に期待したいです。

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    2023年05月04日
  • 伏竜 蛇杖院かけだし診療録[1]

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    疫病にかかった旗本次男坊瑞之助が担ぎ込まれたのは得体の知れない診療所
    九死に一生を得た彼はそのままそこで医師になる決意をする成長物語

    江戸期の医療の現状と進歩を瑞之助と共に追体験できます

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    2022年09月22日
  • 拙者、妹がおりまして : 5

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    シリーズ5

    白瀧勇実、24歳。妹、千紘、18歳。
    矢島龍治、22歳。亀岡菊香、20歳。

    千紘は、幼馴染の龍治のことを、もう一人の兄のような人だと思ってきた。けれど、それだけでは言い表せない想いがいつしか育ってきた。

    龍治に返り討ちにあい、川に飛び込み、死んだと思われていた吉三郎は、生き延びていた。
    両手が動かない、手負いの吉三郎だが、龍治や勇実に復讐するため、おえんの存在を知り、おえんの長屋に転がり込む。

    おえんを巻き込んで、あわよくば、おえんに、仇を打たそうと目論んでいた吉三郎だったが、心が徐々に変化していった。

    若者達の夢や恋、将来に傷つきながらも、成長していく様子が、微笑ましい

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    2022年07月21日
  • 拙者、妹がおりまして : 5

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    シリーズはや5巻目。
    恋に奥手な兄妹だが、真意をしってからというもの、千紘はとなりの龍治と昔通りにはいかない窮屈さがある。

    今回は千紘が兄と菊香を結びつけようと画策するが。

    兄と龍治の友人が、ある料理屋の玄関先でボコボコにされ流事件が起こる。探索を進めていた山蔵親分だったが、兄と昔付き合っていたおえんが、被害者として浮かび上がる。

    兄をたぶらかそうと家にきたおえんに、邪険にしたことが気になっていた千紘。

    おえんの長屋にはあの女装して人殺しをし続けた吉三郎がいた。

    いつも笑みが浮かぶシリーズだが今回は感動に涙。

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    2022年07月19日
  • 拙者、妹がおりまして : 6

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    貞次郎さんは姉が結婚しなければ自分もしないでしょうし、お吉さんも主家の兄妹が結婚しなければしないでしょうし、兄は妹が、妹も兄が誰を思ってるかわかっていて、幸せになってほしいと思っている。一つ動かすと全てのピースがうまくはまるけど、本当に進まない(笑)次巻ではどこかがもう少し動くのかな。

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    2022年07月17日
  • 拙者、妹がおりまして : 4

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    シリーズ4

    ある日、勇実の元に、一人の年増女がやってきた。
    行く所がないので、しばらく、置いて欲しいと言う。
    女の名は、おえん。
    どうやら、6年前に、ただならぬ縁の有った女らしい。
    妹の千紘は、菊香に助けを求める。

    一件落着したものの、菊香に、縁談が。

    不器用な若者の恋に、イライラするワタシ。

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    2022年06月23日
  • 拙者、妹がおりまして : 3

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    シリーズ3
    前作で捕まえた、凶悪の方の盗人お七本名・吉三郎が、解き放ちになった。
    どうやら、大身旗本の妾の子で、旗本の力が働いた模様。

    その、吉三郎が、恨みを晴らす為、白瀧家を襲う。

    今作も、若者の恋模様が多く、青春時代小説と言っても良いよう。
    ふわふわとした内容だった。

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    2022年06月21日
  • 拙者、妹がおりまして : 2

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    シリーズ2

    文政4年、11代将軍家斎の頃。
    女性ばかりを狙う女盗賊、雨傘のお七を捕らえ為に、囮となる千紘。
    千紘の兄、勇実や、矢島道場親子の協力で、見事、お七を捕らえる。
    ところが、お七の処刑後に、再び、お七が現れる。

    こちらは、千紘では、危険だと言うことで、矢島龍治が、娘に扮して囮となる。

    今回は、千紘と龍治・勇実と菊香の
    恋模様が書かれている。
    意外と、展開が早い。

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    2022年06月18日
  • 拙者、妹がおりまして : 1

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    無役の小普請で、手習所の師匠を務めている、白瀧勇実、23歳。その妹、千紘17歳。矢島道場の跡取り、龍治。
    三人は、家ぐるみの親しい付き合いをしている。

    勇実は、出不精でのんびりや。千紘は、そんな兄が歯痒く、出世を望み、叱咤している。

    目明かしの山蔵親分と、事件を解決する物語か?
    と、軽く読んでいたが、尾花琢磨が登場する、後半になるにつけ、何やら、物語が動いていくようで、続きを読んでみたくなった。

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    2022年05月25日