あらすじ
大平将太は美丈夫で、見る分にはいい男だと誰もが思う。その将太に好意を抱く娘が現れる――大店の娘・おれんが出血した姿で医家の大平家に運ばれてきた。聞けば、おれんは嫌な縁談を断ろうとしたことが元で自分の顔を傷つける癖があるのだという。不在の父や兄に代わって手当てし、優しい言葉をかけた将太の手を、おれんはなかなか離さなかった……。後日、弱っている人がいたら兄は放っておけないのだと告げた妹の理世に、おれんは何かを見透かすかのように不敵に笑うのだった。風雲急を告げる、義理の兄妹愛シリーズ第2弾!
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Posted by ブクログ
今で言うところの軽い自閉症を持ち、反面一派な大きな体を持つ将太。
理世が家族に加わったことから、思いもかけず徐々に家族に心を開く。
そんなこの頃、理世に付き纏う男が現れたり、自称行為を繰り返す大店のお嬢さんが、、将太の気を引くようなそぶりを。
自分の心にも、気付かぬ二人に春は来るのか?