安達智のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
遊郭を中心とした死者の念はどれも多種多様……そんな言葉がぽろりと出てしまうような2巻目だった
ネタバレ防止で多少は濁すが、今回の巻は恨み辛みの内容が現実の人間にも当てはまるものだったり共感できてしまうもの、感情移入してしまうものが「女性目線」でかなり多かった気がする
単行本の中には作者の書置きとして当時の遊郭に関する情報なんかも書かれているので、そこも読み込むとよりキャラクター達の感情や境遇のリアリティさが増していくのではないかと思われる。当時の時代ではそれが当然だったのだという歴史的視点でのおぞましさなんかも私個人としては感じた
恐宮司やあおの謎など、まだ明かされてないものは数多いので次巻が -
Posted by ブクログ
ネタバレ遊女の生活は大変では済まされないほど大変だろう。けど、どんな仕事でも、どんな人生でも、それぞれに地獄を持っているもの。
『苦界はひとつではない 人の数だけある そこに落ちている者にしかわからない』という猪吉の言葉に頷いた。
物語としては好きなので評価は高いままなのだけど、夕顔はどうにも好きになれない。猪吉も悪いところがあった。濃紫が頼った時、たとえ自分が振り向いてもらいたいからなどの邪な理由であったとしても(猪吉がそういうタイプの人間ではなさそうな事は別として)、協力してくれていたら、濃紫はそもそも死ななかったかもしれない。コウさんもあおさんがずっと想っている事を生きているうちに知る事が出来た -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝(浅)右衛門さんが実在の人物だったとは、恐れながら知りませんでした。今も多く跡地があり、そこで無念にも処刑されたひとたちも沢山いる。通る時、観に行く時は想いを馳せたいと思った。
鬼助はカラッとしているけど、本当に働き者で、吉睦さまがだいすきなんだな。
話なんか到底通じない清五郎の手に掛けられたのがとても可哀想で、これからは幸せになってほしい。『これからも吉睦様にお仕えしたいのでございます……!』という言葉の通りになるといいなと、吉睦さまと一緒にいられたらいいなと思う。
そしてラストには散々可愛いと愛でてきた鎮主がピンチ……?!
早く続きを読まなくては……!