あらすじ
神具の鍵を壊されてしまった楽丸。再び神具を扱うため、他の社に仕える宮司たち「廓番衆」の修験に立ち向かう。しかしそれは決して簡単なことではなく、楽丸は何度も己の弱さや未熟さに向き合うことになる。しかも喜丸大宮司が放つ不気味な蟲によって、あおの悪霊化が進んでしまい…！？梅毒に侵された女性の愛の行方を描く特別編『吉原俄』も収録！
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Posted by ブクログ
人間は孤独には耐えられない。
話すだけでも、解決しなくても、楽になる事はある。
反対に、何処にも吐き出せなければ蟠りは溜まり続ける。
4巻に続き、あおさんの花魁としての所作を垣間見られて、美しいと思った。
うすいの神がずっとおうち（社）で待っているのを想像してかわいそかわいいを感じている。
もふもふ天国
どの社も宮司の雰囲気とよくあっていて、美しく荘厳です！作者さんがそれぞれの社について少し解説をいれてくださっていることからもこだわりが伝わります。ありがとうございます！！
それぞれの神様と宮司の仲の良さも見れて嬉しいです。神どうしの描写も可愛い。癒し成分多めでたいへん浄化された気になります。
哀ゐ丸宮司もちょっと嫉妬深いだけなんですよね、わかります、かわいいですね、けどあおさんにあたるのはやめてもらっていいですかぁぁぁぁあ？！
特別読み切りもございます！ぜひお読みください。
個性的な廓番集
廓番集から試練を与えられるあおと楽丸ですが、登場する廓番のキャラデザや性格が個性爆発で、読んでいて面白いです。
コメディ色の強い巻かな？
いつも強気なあおさんがお酒を飲んで更に強気になっていて女のバトル(とは思ってなさそうです)が面白かったです。
ここはすんなり行くだろうなぁとは思っていましたが、コメディ色を全面に押し出してきていて振り切れていたのでそれはそれで良かったです。
最初の頃のおどろおどろしい感じはないのでサクッと読めます。それぞれのキャラクターを生かした話でしたが、私はもう少しあおさんが心のやり取りをする(というか一刀両断？成敗？たしなめる？)所を見たかったので★4つにしました。
