あらすじ
「廓七不思議」の調査を依頼されたあお。鬼助、薄神とともに廓をめぐり噂の真相を解明していくが、辻斬りの現場に居合わせたことで事態は急変。ぎょろりとした目、体術に長けた身のこなし、山田家の家紋が入った刀を携えた下手人の姿を見た鬼助は、激しく動揺し…!?鬼助の生前の記憶と、人斬り一族・山田家にまつわる業と因縁が紐解かれる――!江戸の死刑執行人“首斬り浅右衛門”に迫る特別コラムを単行本限定で収録!
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Posted by ブクログ
朝(浅)右衛門さんが実在の人物だったとは、恐れながら知りませんでした。今も多く跡地があり、そこで無念にも処刑されたひとたちも沢山いる。通る時、観に行く時は想いを馳せたいと思った。
鬼助はカラッとしているけど、本当に働き者で、吉睦さまがだいすきなんだな。
話なんか到底通じない清五郎の手に掛けられたのがとても可哀想で、これからは幸せになってほしい。『これからも吉睦様にお仕えしたいのでございます……!』という言葉の通りになるといいなと、吉睦さまと一緒にいられたらいいなと思う。
そしてラストには散々可愛いと愛でてきた鎮主がピンチ……?!
早く続きを読まなくては……!
鎮主?!
鬼助も若くして冥土にやってきたわけですが、その理由が明らかになります。首斬り役人という職業の重さ、わかりあえないひとの怖さも知ることができます。
鬼助の過去
吉睦と鬼助、そして清五郎のエピソード。
どこまでも私欲優先の清五郎は怨霊と化し、鬼助と吉睦は新たな絆を得た感じでしね。