あらすじ
【電子限定描き下ろし付き】直近の仕事ぶりを楽丸に褒められ、得意満面のあお。そんな折に、新たな客人・初花の溜息が鎮守の社に響き渡る。登楼しない間夫を想うがあまり、気鬱になってしまった八重花花魁を救いたいという初花のため、一行は浮世へ。しかし、遊女屋の異様な雰囲気から、初花が何かを隠していることにあおは気付く。そこには長きにわたって八重花が抱えてきた、暗く深い“わだかまり”があり…!? ※電子限定描き下ろし漫画付き
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Posted by ブクログ
今回もまたしんどい話だ。
光や音に過敏なひとは現代でもいるし、そういうタイプだったんだろうけど(あるいは統合失調症とか)、家族の理解が得られなかった。勿論、当時あれは嫌これは嫌ではお家の為にやっていけないというのも事実だけど……。
今回も口直しの如く結ばれる話とじーんとしている淡神でほっとした。
Posted by ブクログ
待ちに待った『あおのたつき』(安達智)の13巻。
そして今回読んで、「『間違ってる事は言いにくかろうと言うべき、又は行動して変えるべき』と貫くあお、かっこよすぎ」って思いました。
ただ、ひねくれの私は1つ思う事がある。
「今のあおは、自身の母と向かいあった時に同じように言えるんかな」と。
【妹との再会もしくは仕送りが叶うかもしれないシーン】だけではなく、そういったものもあるのなら見てみたいなとちょっとばかし思った読後でした。
そして【妄想癖】の話となると『LIFE!』(ベン・スティラー)を思い出すなぁ。
主人公はヒーローになった自分を空想する趣味を持ってたけど、自分の本当の望みを叶えた時、その癖はなくなってました。
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※ちなみに「妄想」は現実ではないことを現実であるかのように考えること。「空想」は現実とは関係ないことを頭の中であれこれ思い巡らすこと。…とちょっとばかし違うのです。私も今初めて知りました。
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あおによって世界を壊された後の八重花は現実を直視する事になる上に望みは叶わない。
何をどう変えるのか、どう変わるのかが、ホント気になる。