安達智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『忘八』かあ、と思った。あんなに信じたととさんに、息があるのに見捨てられ、樽ごと生き埋め。呪い殺したくなってもおかしくないと思う。
一方で生きている私たち同士も、理不尽な目に遭って恨む事はあるけれど、結局恨むほうばかり苦しくて、恨まれている側は平気でいる。自分ばかりで酷い目に遭ったほうの事なんかこれっぽっちも気がついていない。恨む相手は『魂の死んだ』ひとと思って、忘れちゃうのがいちばん楽になるんだろうな。そうも出来ずに苦しんでしまうのが人間なのかもしれないけど……。
『定めというものは巡り合わせ あなた自身が引き合わせるものだ!!』という言葉が心に残った。
どんなによい事が起きそうな時でも、自分でふいにしてしまったら意味がない。どんなに悪い時でも、自分でよいものを引き寄せていけば、自分の持ってるカードなりの幸せは掴めるのかな、と。
そして今回もうすいの神がしゅんとしたり芸を覚えさせられようとしたり、キリッとして見せたり、可愛かった。
あと遊女たちの指や足の書き方が色っぽいなと思った。彼女たちの武器であるから、一層丹精込めて描かれているのかもしれないけど、首筋の細さや立ち姿、指先や足が色っぽい。描写が好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った『あおのたつき』(安達智)の13巻。
そして今回読んで、「『間違ってる事は言いにくかろうと言うべき、又は行動して変えるべき』と貫くあお、かっこよすぎ」って思いました。
ただ、ひねくれの私は1つ思う事がある。
「今のあおは、自身の母と向かいあった時に同じように言えるんかな」と。
【妹との再会もしくは仕送りが叶うかもしれないシーン】だけではなく、そういったものもあるのなら見てみたいなとちょっとばかし思った読後でした。
そして【妄想癖】の話となると『LIFE!』(ベン・スティラー)を思い出すなぁ。
主人公はヒーローになった自分を空想する趣味を持ってたけど、自分の本当の望みを叶えた時、その癖はなくなってました。
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※ちなみに「妄想」は現実ではないことを現実であるかのように考えること。「空想」は現実とは関係ないことを頭の中であれこれ思い巡らすこと。…とちょっとばかし違うのです。私も今初めて知りました。
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あおによって世界を壊された後の八重花は現実を直視する事になる上に望みは叶わない。
何をどう変えるのか、どう変わるのかが、ホント気になる。