井上雄彦のレビュー一覧

  • リアル 12

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    最初はあんなに嫌いだった高橋君。不思議なのは、そんな私が、高橋君の前進を、たとえそれが小さな一歩でも、心から願い、喜んでいること。負けるな高橋!勿論、ガワとトモちゃんも!!ここに来て、ようやく前に進み出してるのがうれしい。

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    2012年12月18日
  • リアル 1

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    スラムダンクで有名な井上雄彦の作品。
    車イスバスケにフォーカスを当てつつ
    登場キャラたちの人間的な成長が描写されている心地よいお話。
    研究室に置いておいても良いマンガだと思います。
    特にウチの部屋には。

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    2012年11月10日
  • リアル 11

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    最初は、高橋の言動や行動に、心底腹を立てていたのに。
    なぜだろう。大嫌いな奴だったのに、巻を追うごとに
    「どうか高橋に希望が、絶望からの出口が、見つかりますように。」
    と強く祈っている自分がいる。
     自分にとって嫌いな奴でも、誰かにとってはかけがえのない存在。まさに、そういうことなんだろうなあ。
    1歩進んで2歩下がったり、でもたまに3歩すすめたかと思ったら5歩下がったりを繰り返しながら生きる姿がまさにリアル。

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    2012年07月16日
  • リアル 1

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    井上雄彦先生のバスケ漫画で、スラムダンクと違っていろいろと人間の深いところまで差来るような作品となっている かつて学生の頃、世の中と同じく私自身も井上雄彦先生の「スラムダンク」に夢中であった。

    その井上先生が、新たな連載でこのリアルを書かれている。

    同じ井上先生でもこの作品はスラムダンクのように笑いがあるような感じではない。

    この作品の主人公が何をしてもまるでだめな奴で、ある日突然交通事故をに合い、それをきっかけに車いすバスケに出会い、さらに色んな人に出会い、その中でそこそずつ成長していく。とだいぶ大雑把だけどそういう風になりたっている感じ。だいぶ大さっぱでゴメンなさい…

    同作品は漫画

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    2012年06月23日
  • リアル 11

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    やっぱりすごい漫画だ。
    もういい加減、自分で買おうかしら。
    今回は司書さんにお借りしました。
    あとーんす。

    圧倒的な力にぶちのめされて、
    気を抜くとはじき出されそうなコートに立って、
    それでもなお、ここにいたいと思える強さ。
    それを幸せだといえる強さ。

    教壇に立っていて思わず逃げ出したくなることもある。
    試験問題がうまく作れず、先輩の先生方にダメだしされることもある。
    でも、講師をしていて、いつ受かるか分からない日々を思えば、
    今は幸せだ。確かに、幸せだ。

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    2012年06月16日
  • リアル 9

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    ネタバレ

    自分を受け入れられないなら他人の価値も見えやせん、現在の自分ー等身大の自分を受け入れた人間だけが他人を受け入れることができる、他人を認め受け入れることができたなら今の自分を受け入れられる日も近い。~リアル9~井上雄彦

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    2012年06月15日
  • リアル 6

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    ネタバレ

    高橋くんが、母親とは似ているけれど
    父親とは似ていない、と医師に指摘されるところが印象に残っている。
    夫婦が血が繋がっていないのに似てくることがあるのと同じで
    一緒に暮らしていれば自ずと似てきてしまうもの。

    似ていない父、幼い高橋が求めた父と
    数日であれ暮らすことで、何か彼が得るものがあれば良いと思う。
    ラストで感情が噴出する様子に鳥肌がたった。
    次巻に非常に期待。

    また、野宮くんがバイトを一生懸命頑張っていて
    つまらない飲み会で、コミュニケーションをとりたがらない若者達に
    会話をしようとしたり
    おまえが踏みにじろうとしている今を自分は大切にしようと思った
    と言ったりするところも素敵なシー

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    2012年03月30日
  • リアル 10

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    いいなあ、この巻!
    皆が前進している。成長。努力。
    『リアル』って、想像はしていたけれど、その想像よりも熱い作品ですね!

    熾烈で凄惨だったし、今もその真っ只中ではあるのだけど、確実な一歩一歩が見てとれる。

    少なくとも野宮や清春や高橋より恵まれた環境・状況にいる私。
    彼らほど何か一つの目標に向かって死ぬ気で努力したことがあるだろうか?
    「また1年生き延びた」なんて喜べるほど精一杯生きているだろうか?
    そんなこと考えちゃいますよね…。

    みんな頑張ってほしい。本当にみんな。

    骨肉腫って、骨の癌みたいな病気なのか…切除してもどこかに転移してるかもしれないってことなのかな。
    医者の見落としで去年

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    2012年03月15日
  • リアル 9

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    今回は高橋と野宮。
    高橋くん、徐々に色々な表情を見せてくれるようになってきて良かったなぁ。
    野宮くん、君もいい男だなぁ。
    男っていうか漢って感じかな、どちらかといえば。
    心のままに従え、自分だけが進むべき道を知っている。と、いった感じだろうか。
    彼らの中心にどかんと腰を据えてるのはバスケットなんだな。
    それに気づけるかどうか、か。

    私の中心にあるものはなんだろう?私の心だけが知っている道ってなんなのだろう?ってちょっと考えてしまいますね。

    安西義輝…ちょっと気になる。元全日本プレーヤーの父を持つ?安西?
    スラムダンクを知ってるとちょっと面白さが増しますね。
    きっとバガボンドも知ってたらもっ

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    2012年03月15日
  • リアル 8

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    おおー良かった!本当に良かった!
    安積の準備の良さに笑った(笑)

    高橋を掬いあげてるのはお父さんと彼女かな。
    お父さんのメール可愛いなぁ。そしてあたたかい。
    「床トラ」の時、すごく胸がいっぱいになって「頑張れ頑張れ…!」と心の中でいっぱい応援してしまいました。
    ヲタクの青年(おじさん?)もなかなか。

    野宮も、夏美のおかげで光を見つけた。
    やっと気づいたか!って感じだけど…。

    うん、この巻それぞれが光を見出してきた感じでいいですね!
    しかし…きっとこのまま順調にはいかないのだろうな…わからないけど。

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    2012年03月15日
  • リアル 7

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    今回はバスケットの巻ですね。
    タイガース、みんなかっこいい。
    車椅子バスケって、ランク?点数?の制約があるんですね。
    普通のバスケと違って好きに選手交代できるわけじゃないし、強い人ばっかりスタメンにするわけにもいかない。
    選手が車椅子に乗ってるってだけでルールは普通と変わらないのかと思ってました。
    そういうところが面白いなぁ。

    野宮も、どうして彼はこんなについていないんだろうなぁ…。運が悪いんだよなぁ。
    しかし、バスケットのコーチとしてはなかなか。

    なんだか毎回毎回泣ける…。

    余談ですが、井上先生ネーミングセンスいいですよねあだ名の(笑)

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    2012年03月15日
  • リアル 6

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    野宮って本当にいい奴なんだなぁ。
    こういう人なんだな、応援したくなるのは。

    高橋もお父さんとの外泊の許可を得て、苦渋ながらもお父さんと過ごす。
    お父さんのあたたかさが。
    なんだかもういろいろ辛くって、涙がどんどんこみ上げてきました。

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    2012年03月15日
  • リアル 5

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    清春に触発された野宮が、また一歩ずつ歩き始める。
    うんうん、少しずつ変わっていければ良いんだ。
    夏美も少しずつ変わり始めてきてる?みたいで。
    うんうん、戸川清春はイケメンだよね私もそう思う(笑)

    心配なのは高橋か…。
    救われてほしいです。

    野宮が免許を見せびらかすとこの、清春の「よかったね」の顔が最高(笑)

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    2012年03月15日
  • リアル 4

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    今回は清春メイン。
    骨肉腫で脚を切断した後の記憶。
    陸上やっててしかもめっちゃ足速くて、それなのに脚がなくなって、本当に辛かっただろうなぁ。
    しかも中学生で…。

    だけど、必ず掬いあげてくれる人はいるものなんだ。
    ひとりじゃない。

    野宮も頑張れ…!

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    2012年03月14日
  • リアル 3

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    この巻すごく目頭が熱くなった…!
    寝たきりだと自分の背の高さも忘れてしまうって本当なんでしょうか。
    高橋の苦悩だとか後悔だとか屈辱だとかが痛いくらい伝わってくる。
    終始シリアスムードなので読んでいて辛いです。辛いですけど読みたくなる魅力。

    そして野宮くんは心機一転するのにどうしていつも髪型から入るんでしょうか(笑)
    君の顔でスキンヘッドは、いくらジョーダンスタイルでもおっかないって!
    (笑)
    それから君のお母さん旅行行きすぎ!(笑)
    「あきらめたら…」の台詞といい、ちゃんと緩和材があるのはいいことです。
    スラムダンクネタは特にいいなぁ。

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    2012年03月15日
  • リアル 2

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    高橋につきつけられた事実。
    清春の過去。

    いやあ、凄惨だ…。
    とことん突き落してくるなーこの漫画。

    突然脚を失う絶望って計り知れないですよね…。想像もできません。
    清春はどうやって乗り越えてきたのか、そして新たに立ちはだかる壁をどう乗り越えていくのか。
    高橋はどうやって絶望から這い上がるのか。
    そして野宮の歩むべき道は見つかるのか。

    すごく続きが気になります。

    余談ですが、スラムダンクを挟んできたりするのがユーモアあっていいですよねー。
    スラムダンク大好きなので、嬉しくてクスッと笑ってしまいます。
    緩急がしっかりあるところがとても好きです。

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    2012年03月14日
  • リアル 1

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    ずっと気になってた作品。
    井上雄彦先生の作品は『スラムダンク』が自分の中で一番好きな作品で。

    表紙がコワモテのおにーさんだからちょっとおっかなびっくりだったんですけど、ちゃんとユーモアがあるしとても面白くて夢中で読んでしまいました。

    車椅子バスケットの話です。
    主人公は野宮朋美(表紙のコワモテおにーさんw)、戸川清春、高橋久信。
    野宮は顔は怖いけれど、純粋で心優しい。高校は中退。
    清春は片足がなく、車椅子で生活しておりバスケもめちゃ上手い。
    高橋は西高バスケ部のキャプテンだったが…。

    それぞれになにやら複雑な事情があり、設定がとても凝っていて面白い。
    面白いけれども、凄惨だ。
    なんだか読

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    2012年03月14日
  • リアル 3

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    「勝ちてぇ」--このセリフはそのまま、今の私の気持ちのど真ん中にある。

    勝つこと、努力することは他人から強制されるとき、これほど嫌悪すべきものはない。

    しかし、それを自己に求めるとき、勝つこと、努力することほど尊いものはない。それを自ら手放すなんて、クソ喰らえだ。

    最後のページ。
    「18歳になったんだ」
    そう。今日という日を迎えることはいつも新しい。

    私も「リアル」への挑戦、叛逆の戦闘開始、だ。

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    2012年03月09日
  • リアル 4

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    ヤマと戸川の出会い、トラと戸川の出会いには、出会いの不思議さを感じた。絶望の人生の転換点で出会う人がいる。それは同志と呼ぶにふさわしい。戸川の人生には、絶望と愛情が詰まっている。裏切りも乗り越えていくだろう。

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    2012年03月09日
  • リアル 5

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    今回は、どの巻にもまして、怒りや絶望の情がほとばしっていた。そして、人間にとって、もっとも恐ろしい、無気力も。

    しかし、どの感情も状態も水中を進むようにもどかしいが、必ず通り抜けられるもの。

    ネガティブこそ、飛躍の前兆であることを私は知っているからだ。

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    2012年03月09日