あらすじ
バスケを辞めてから何もかも上手くいかなくなった男・野宮朋美。街でナンパした山下夏美をバイクに乗せ事故り、ケガを負わせてしまう。高校も辞めた野宮は、ある日、古ぼけた体育館で車いすの男・戸川清春と出会い1on1のバスケ勝負を挑む。体育館でのバスケ勝負から繋がった野宮と戸川。ひょんなことから西高バスケ部キャプテン高橋と賭けバスケ対決をすることに。結果、賭けに勝ち西高体育館の鍵をゲットする。その高橋がある日、トラックに轢かれてしまい…。 【デジタル版では紙版未収録のカラーイラストを特別収録】
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Posted by ブクログ
井上雄彦さんの漫画は、ぐいぐいと読み手を引っ張って読まずにはいられなくさせられる。リアルは、障害者バスケの話を、良い意味でちっとも福祉性を感じさせない泥臭い感じで描いています。オススメです。
リアル
高校を中退してバスケをする場所を求めていた野宮と、車椅子バスケをする戸川が出会い、自分や他者と向き合う熱い物語です。
車椅子バスケに対する偏見が描かれていて、自分も先入観を抱いていないかなとハッとさせられました。車椅子は戸川の才能だと言う野宮はすごいです。
暴力に抵抗のない人が多くて驚いてしまいました。
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この物語にはふたりの主人公がいる。
どちらも人生のどん底にいるが、「バスケをしたい」
という気持ちがふたりを突き動かす。
「スラムダンク」と同じ作者なのでぜひ読んでみてください。
パラリンピックの影響
パラリンピックて車いすバスケ観てから読みました!
リアルってタイトルがぴったりだなと思います。
人間の強さ弱さ、泥臭くて、スラムダンクの映画の次は、リアルも映画化して欲しいな〜
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これは熱いですね!
一つひとつの選択、行動が未来を決定するんだなと改めて感じました。
置かれた環境下の中で、彼らがどのような人生を歩んで行くのかがめちゃくちゃ楽しみです!
特に戸川が自分自身の殻をどのように破って行くのかが楽しみ。
リアルに従って生きていくのか。
リアルを自らの手で切り開いていくのか。
っていう感じですかね。笑
これまじ見た方がいいですw
連載再開したらしいですね。。。
絵も話もとても勉強になり大好きな作品ですが、バガボンド同様5年以上続刊のお知らせが無いままだった為、つい先日古本の買取をしてもらったばかりでした。
電子書籍はどうしても買取など出来ないので、いつ続きが読めるとも分からない作品はなかなか手が出しにくいんですよね。
1999年に連載がスタートしている様なので、0.7冊/年ペース。果たして完結まで迎えることが出来る作品なんだろうか。
もう試し読みだけで、作品の感動がフラッシュバックしちゃって買い直したくなってくるもんな〜。このままスラムダンクの電子化も熱望致します。
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初めてリアルの一巻を読んだのは10年以上前だった。
姉の机の上にあったからそれを勝手に読んだのだ。
当時はスラダン書いてる人の漫画なのに暗いなぁと驚いた思い出。
で、いま、大人になって姉から正式に「ぜひ読んでほしい」とこの漫画を手渡された。
今読むとほんとやるせなさでいっぱいになる。人生はそれぞれだ。でも一緒に生きていくことはできる。
初めて読んだ時からずっと高橋が看護婦さんにオムツを替えてもらう描写が衝撃的で、そこだけはしっかり覚えていた。
自分は支援関係の仕事をしているのでオムツは替える側なのだけれど、やはりオムツ交換は手早くするように努力している。
介助する側は仕事だし別に気にしないけど、そういう問題でもなくて、つまりは尊厳の問題だ。
特に若い人はつらいよね。なんでこんな目にと思うよね。かといってそれに慣れるのもつらいだろうし、本当に難しい問題だ。
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人間の成長はそんなに単純じゃない。ご都合主義や予定調和で成立させる作品と、リアルが違うのはそこ。
葛藤しまくって心折れまくってどうにかこうにか自分の生き方を見つけていく過程に、薄っぺらいものは感じなかった。
細かったり太かったり、折れたり曲がったり、それでも途切れず続く人生。誰一人同じ描線にはならない。直線で最短距離進む人が正解とは限らない。
「よし」ではなくとも、「あり」ではある選択肢はきっとたくさんある。
リアルは、遠ざけて背けてきたものに向き合うパワーをくれて、向き合ったあとにもたらされるものの価値を、真摯な人間模様の中で書き起こす傑作。アドレナリン出まくった。
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12巻が発売されたので、こっちも1巻から読み返しスタート!車椅子バスケの物語ではなく、これはもぉ完全に上質な人間ドラマです。
なにをやってもうまくいかない、逃げグセがついちゃってる。そんな人々が前を向きたいけど向けない生き方を愚直に生きてます。おもしろすぎです。
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車椅子バスケットを舞台に描かれている。登場人物が落ち込んだり、あつくなったり、スラムダンクと同じ作者だけあって似ている点もあるけど、スラムダンクとは違う熱いものがある。
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スラムダンクで有名な井上雄彦の作品。
車イスバスケにフォーカスを当てつつ
登場キャラたちの人間的な成長が描写されている心地よいお話。
研究室に置いておいても良いマンガだと思います。
特にウチの部屋には。
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井上雄彦先生のバスケ漫画で、スラムダンクと違っていろいろと人間の深いところまで差来るような作品となっている かつて学生の頃、世の中と同じく私自身も井上雄彦先生の「スラムダンク」に夢中であった。
その井上先生が、新たな連載でこのリアルを書かれている。
同じ井上先生でもこの作品はスラムダンクのように笑いがあるような感じではない。
この作品の主人公が何をしてもまるでだめな奴で、ある日突然交通事故をに合い、それをきっかけに車いすバスケに出会い、さらに色んな人に出会い、その中でそこそずつ成長していく。とだいぶ大雑把だけどそういう風になりたっている感じ。だいぶ大さっぱでゴメンなさい…
同作品は漫画でありながら正直、私自身色々考えさせられた。それが正直な感想かな?
大げさかも知れないが、ただの娯楽だけではなく、人間の深層心理を探るのがこの作品。
じっくりストリート井上先生のこの作品で絵が描かれている絵のタッチを感じながら私は読んだ。
これを読むとあるかこどで言うのかな。たとえ人生の中で色々あってもがんばっていけるような気がした。
Posted by ブクログ
ずっと気になってた作品。
井上雄彦先生の作品は『スラムダンク』が自分の中で一番好きな作品で。
表紙がコワモテのおにーさんだからちょっとおっかなびっくりだったんですけど、ちゃんとユーモアがあるしとても面白くて夢中で読んでしまいました。
車椅子バスケットの話です。
主人公は野宮朋美(表紙のコワモテおにーさんw)、戸川清春、高橋久信。
野宮は顔は怖いけれど、純粋で心優しい。高校は中退。
清春は片足がなく、車椅子で生活しておりバスケもめちゃ上手い。
高橋は西高バスケ部のキャプテンだったが…。
それぞれになにやら複雑な事情があり、設定がとても凝っていて面白い。
面白いけれども、凄惨だ。
なんだか読んでいると胸が痛みます。
まだ読み始めたばっかりだけど、きっと自分の糧になる作品なのではないかなと感じています。
バスケは大好きだし、これを読んで少し車椅子バスケというものに興味を持ちました。
生で応援しに行ってみたいなぁ。
Posted by ブクログ
スラムダンクを書いた井上雄彦の作品
ヤングジャンプで連載中
障害について深く書いていて、非常に考えさせられました
先日、障害を持つ人々のバスケの大会を手伝いにいき、
「あぁ、みんなバスケが好きなんだな・・」と感動しました!
バスケに障害の有無は関係ないですね!
Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
バスケをやめてから何をやっても上手くいかなくなった男、野宮朋美が古ぼけた体育館で車イスの男、戸川清春と出会ったことから物語は始まる。彼らが直面する現実とは…?
スラムダンクの作者さんの作品で最近最新巻がでたようなので気になってみてみました。。。
はまります。
スポーツはスポーツなんですが、さまざまな人生というものがあって、やはりそれぞれに物語があるんだなぁ・・・と実感してしまいます♪
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主人公の男子、三人それぞれが個性的でものすごくかっこよい。展開やセリフなども完璧で、本当に素晴らしい作品。ただ9巻くらいから絵のタッチが大きく変わったのだけが残念(ムサシ)
Posted by ブクログ
取りあえず頭ガツンとぶん殴られる作品かなと。えげつない現実に向き合う強さは大なり小なり誰もが向き合うもんかなと。
障害って難しいけど、でもそれでも輝きを失うわけじゃない。
井上さんってやっぱすげえ。
Posted by ブクログ
バガボンドよりこっちが好きかな。
作者はリアル( 同作品ではなく )を描くコトに長けた作家ですよね。
あのスラムダンクでさえも、今思えば。
読み始めてみた
スラムダンクが好きだったので、井上雅彦のバスケモノは何となく手が出なかったけど、読み始めてみました。
うーん、やっぱりカッコイイね。
野宮朋美にはつい桜木花道の影を追ってしまうけど、頑張れー!!
Posted by ブクログ
リアル
初めて読んだのは高1?中3?
今読むと全然感じ方が違った
心の中が焼け野原になっても自分の中に残ってる自信が持てるものってなんだろう
笑いたきゃ笑えって思える程自分の真ん中にあるってなんだろと思った
変わりたいと行動する彼らに感情移入できた。
謎多き野宮……
1巻から読み返してみると、意外と野宮に謎が多いことに気づきます。
バイク事故がきっかけで部活(バスケ)を辞めたのかと思いきや、担任の先生や野宮自身の発言から違うことが分かる。
つまり時系列的には、
野宮バスケ辞める→
夏美をナンパしてバイク事故→
学校も辞める
となっているのが、肝心のバスケを辞めた理由が判明していない。高橋による部内のイジメかな?と思いきや、高橋に蹴りを入れたり全く恐れていない様子や野宮自身の性格からも、その可能性は薄く感じる。最新刊あたりでようやく明かされ始めた野宮の過去や家庭事情。ボールを指の上で回転させてるあたり、夏美もバスケしてたっぽいし、謎は深まる。
刊行ペースからして、あと何年かかるのだろうか?なんかプロレス編でちょっとグダってたので、これから明らかになるのを期待して待ってます!
Posted by ブクログ
スラムダンクやバカボンドでお馴染みの作者が放つ障害者バスケを中心にした様々な人間ドラマ。
重いよな。事故で下半身が動かなくなる生活なんて想像出来ない。まして人生これからって高校生位の若さでそんな現実俺だったら耐えられないよなぁ。
それでも、それでも必死に生きていくんだ。勝ちたい、輝きたい、自分はダメなんかじゃない!この漫画を読んで、きっとそういう人が現実にたくさんいて、今日もどこかで戦っているんだなぁと思うと、立派に動く日本の脚があるんだから、しっかり踏みしめてお前もやれよと自分に言い聞かせてみたり。
Posted by ブクログ
ヤンキーってかっこいいよね。恥ずかしいくらいかっこいい・・・。
ちょっと生き難そうなくらいがいい。
井上先生の漫画はちゃんと日常してて、話が動いてるのかどうかすら読んでてわからなくなる。胸が熱くなるはなしっていっぱいあるけど、これはなんていうか、頭があつくなるよね。すき。
Posted by ブクログ
車いすバスケを舞台に様々な人の日常を描いた作品
病気で義足生活を送る者、運転するバイクで事故を起こし乗っていた女の子に車いす生活を強いることになった者、事故で車いす生活になった者、様々なものの日常の闘いを描いていく。
人の生活は続いていくもの、だからこのストーリーはずっと続いていくとは著者の言葉。これからがずっと楽しみ。
Posted by ブクログ
病気で片足を失った陸上選手、交通事故で歩けなくなった元バスケ部キャプテン、高校を中退し生きる目的を探す青年。
3者の共通点はバスケにあり、 バスケと共に自分のリアルを見つめていく。そんな人間模様を描いた作品。
心の葛藤・自己否定ばかりしてしまう人には是非おすすめの作品です。きっと自分を見つめなおす足がかりになります。
Posted by ブクログ
またバスケの漫画なんだ、というのが、当時広告を見た時の初めての印象。
車椅子バスケを扱っているというのできょうみが増したものの、やっと今回機会があり手に取った。
なぜこの漫画のタイトルが『リアル』なのか。
少しずつわかりかけてきた気がする。
圧倒的な迫力で畳み掛けてかるリアル。
障害者だ、と周りが引いたり遠慮したり
かと思えば卑怯だと言って見たり
残念ながら日常によくある光景だと思う。
その中で、車椅子はこいつの「マシン脚」で
個性だし、羨ましいからって僻むな
というシーンはすっとした。
拙い、世間から見れば中卒の落ちこぼれと呼ばれる主人公であっても
本当のことがわかっている。
それを素直に言うことができる。
言葉にするととても安っぽいけれど
人間の価値は五体満足だとか有名大学卒だとか
そんなことで決まるものではけしてない。
恰好悪く足掻いて、それが恰好良い。
だからこそのリアル。
次巻以降を読むのが楽しみ。
Posted by ブクログ
遅ればせながら、読み始めました。
とても考えさせられると同時に、爽やかな青春ストーリーな感じが
とってもいいですね。
続きがとっても気になります。
Posted by ブクログ
スラムダンクの作者が描く車いすバスケの話。
まだ完結しておらず、最新刊の16巻まで読破済み。
この漫画家さん、心理描写薄くてスラムダンクもそんなに好きじゃないんだけど
このシリーズでは頑張って描いているなあ、という感じ。
スコーピオンのところとか少しグッとくる…が、
やっぱり自分好みではない(心理描写物足りない)なあと思った。