井上雄彦のレビュー一覧

  • リアル 9

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    <コミックレビュー>
    井上雄彦に等身大のリアルな人間を書かせたら、小説家も裸足で逃げ出していくんじゃないかってくらい、人間を書くのがうまい。どんな人生生きてきたらこんなのを書けるんだろうというくらいに。。徹底的なリアリズムの中にドラマ性をもたせ、どこかにありそうで共感できる、だが普通の人は巡り会えないような日常を描いていく。その日常や心情の描写の中には人の心に普遍的に訴えかけるような真理が書かれていて、心の奥の深いところにドスンと響いてくる。
    表現方法にしても、作者の表現したいことと漫画という媒体が化学反応を起こしていて、小説やドラマでは味わえないような独特の趣まで感じられる。
    プロットの組立

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    2011年02月21日
  • リアル 7

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    内容説明
    世界が「リアル」を待っていた!!
    日本選手権東京都予選を間近に控え、6人という少人数ながら打倒ドリームス、そして本戦出場に燃えるタイガース。戸川、ナガノを中心に今日も猛練習に明け暮れていた。そんな中、新加入(?)の16歳、水島亮がチームに新しい風を巻き起こす予感が…。さらに「俺の道」を信じ、引越し屋にしがみついていた野宮だったが何と…。7巻のキーワードは「仲間」、彼らのリアルを体感せよ!



    また、面白い展開になりそうですよね。
    さまざまな出会いと別れというものは人間をとても成長させます。
    僕も多少なり成長してるのかなぁ????
    どうでしょう??

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    2011年02月21日
  • リアル 6

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    内容説明
    8年前に家を出た父親との再会を果たした高橋。だが母親は心労で倒れ、一度ダメになった家族に深まる溝。そんなある日、リハビリテーションセンターから外泊許可が出た。数日間の父親との時間は、再び父子の絆を取り戻せるのか――!?



    家族とのかかわり、つながりというのはこの世に生を受けたら始まります。
    その中で人生と同じでお互いでの問題は出てくるような気がします。
    やはりさまざまな人とつながって人は成長していくのかなぁ??
    なんて感じてしまいます♪

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    2011年02月18日
  • リアル 5

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    内容説明
    リハビリを開始したものの悪戦苦闘が続く高橋、そして野宮、戸川の2人も、それぞれが目の前の現実に立ち向かっていく! 苦しみから逃げずに、向き合った者のみに見えるかすかな光明。「何もかも上手くいかねえー」それでも漢(おとこ)は前に進む!!



    身体に特別問題がなくても色んな問題や悩みを持つのが人間でしょうか・・・・
    それぞれがそれぞれの状況でぶつかるものなのでしょうけれど、なんだかこの本からはぐっと力をもらう感じがします♪

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    2011年02月17日
  • リアル 4

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    出版社 / 著者からの内容紹介
    右脚の形が変わった日から戸川清春の心の平穏は1日もなかった。学校にも行かず、ただ家に引き篭もっていた。ある日、検査のため、訪れた病院で戸川は2人の男に出会う。死が近い山内と同じ脚を持つ虎の存在…。彼らによって、戸川はやっと前に進むことができた。そして日本代表候補に選ばれ…。



    やはり出会いというものは大きな影響を及ぼすことありますよね。
    人と人との出会いは自分を高めてくれます。
    大事ですよね。
    人からいろんなことを学ばないといけないよなぁ・・・
    実感してしまいます♪

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    2011年02月16日
  • リアル 3

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    出版社/著者からの内容紹介
    戸川、野宮、高橋の3人の男達が、それぞれの現実にブチ当たり、前に進もうとするが…。「歩けなくなった」という現状を受け入れられず、もどかしい自分に絶望し、果ては自傷行為に至る高橋に一筋の光は、見えるのか!?



    リアル。
    現実的にこういうことがあるのは事実ですよね。。。
    それを受け止めなくては進めないこともあると思うんですよね。
    それを乗り越えるときっといろんなことが大きくなるような気もするんです。。。
    できるのかなぁ?
    そんな気持ちになってしまいます。

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    2011年02月15日
  • リアル 2

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    出版社/著者からの内容紹介
    戸川、野宮、高橋…三者三様の現実から目が離せない!! 若きアスリートの衝動、葛藤、現実、挫折が心に突き刺さる。ヤングジャンプ本誌シリーズ連載の車イスバスケコミック、第2巻登場! 第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。



    五体満足からそうでなくなったときの気持ちや行動は自分ではどうするでしょう?
    スポーツをやってただけにとても気持ちが分かるような気がします。
    その後、僕は違った方向に進むことができるのかどうか?は問題ですけれど。。。

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    2011年02月14日
  • リアル 1

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    出版社/著者からの内容紹介
    バスケをやめてから何をやっても上手くいかなくなった男、野宮朋美が古ぼけた体育館で車イスの男、戸川清春と出会ったことから物語は始まる。彼らが直面する現実とは…?



    スラムダンクの作者さんの作品で最近最新巻がでたようなので気になってみてみました。。。
    はまります。
    スポーツはスポーツなんですが、さまざまな人生というものがあって、やはりそれぞれに物語があるんだなぁ・・・と実感してしまいます♪

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    2011年02月10日
  • リアル 1

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    主人公の男子、三人それぞれが個性的でものすごくかっこよい。展開やセリフなども完璧で、本当に素晴らしい作品。ただ9巻くらいから絵のタッチが大きく変わったのだけが残念(ムサシ)

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    2011年02月08日
  • リアル 10

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    いつもリアルを読んで、自分も頑張るぞ!と勇気をもらってます。
    久信が、やっと自分の殻ん破った!久信がどんどん変わっていくのが嬉しい。
    野宮はどこまでいけるかな~。
    次の巻も楽しみ!秋まで待ちきれない!

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    2011年02月06日
  • リアル 10

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    葛藤、挑戦、不安、絶望。そして、心の交流・・・。

    拳と拳をぶつけ合う場面で、なぜか泣きそうになる。

    井上雄彦の作品は、心の機微の描き方が秀逸。

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    2011年01月31日
  • リアル 1

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    取りあえず頭ガツンとぶん殴られる作品かなと。えげつない現実に向き合う強さは大なり小なり誰もが向き合うもんかなと。
    障害って難しいけど、でもそれでも輝きを失うわけじゃない。
    井上さんってやっぱすげえ。

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    2011年01月25日
  • リアル 10

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    ネタバレ

    年に一度の検査を受ける戸川。

    その検査がどんな意味を持つのか。
    どれだけ重いものなのかが分かる。

    高橋は車いすバスケを目にし、野宮はトライアウト会場へ向かう。

    この巻から登場するジャムパンが好物の原フジ子が好きだ。

    0
    2011年01月25日
  • リアル 10

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    毎度、すっごくたのしみにしているけど、
    特に野宮の回は大好きなので、今回うれしかった!

    野宮の道、わたしの想像しているようになるのかな?

    想像があってても、あってなくても、
    どっちもたのしみ〜

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    2011年01月09日
  • リアル 10

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    名作です。
    久信に、道が見えた。よかった。
    野宮、清春、久信、この三人が、
    コートでどんな風に再開するんだろうか。
    一歩づつ、少しづつ。見守ります。

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    2011年01月03日
  • リアル 10

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    1巻ではえんがちょなイメージだった野宮くんを
    いつの間にか応援しているのは
    お互いにJ・キッドファンだからってだけじゃないと思われ。

    高橋くんもそろそろ始動かシラ?
    そう言えば彼も、
    1巻ではワタクシ的に悪印象な野郎でシタっけ。

    戸川くんの、病気のこと、すっかり忘れていたけど
    このまま健康でいてほしいなぁ。
    安積ちゃんも何か考えてるようで
    次巻が楽しみデス。
    来年の冬かなぁ。

    あのビジュアルのお陰ですっかり忘れてたけど
    そっか、野宮くんまだ18才だったんだ…!

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    2019年01月16日
  • リアル 10

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    完結していないので、感想というより期待をこめて。車椅子バスケットの話が中心。リアルな心理描写は、さすがです。「バガボンド」よりおもしろい!

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    2011年07月15日
  • リアル 10

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    高橋とバスケ、ついにここまで来た!
    原先生、天使ではないだろうけど、神的ななにかが?
    野宮もやるのか! やるんだな! がんばれ!

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    2019年01月16日
  • リアル 10

    Posted by ブクログ

    井上雄彦の漫画は、どれも好きだ。
    スラムダンクにバガボンド。

    でも、今一番好きなのはリアル、かもしれない。
    日常にある心の葛藤というか、大事なものを思い出させてくれる。


    負けんなよ、

    世間に

    世の中の常識とやらに


    この名はお前と共にあるんだ


    アスリートと、非アスリートなんて人種があるのか?

    やるか
    やらないか

    坂道をのぼるか
    眺めるだけにしとくか

    選択があるだけだ


    わかってる
    経験ある、こんな状況
    何も出来ない存在としての自分

    どうすべきか知ってる

    口を閉じて
    ただ脚を動かせ

    いつか必ずやってくる
    「出来るようになる」瞬間までー


    何度も道を外しかけた
    でも

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    2011年01月08日
  • リアル 10

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    ようやく高橋が車椅子バスケットと出会った。


    出会うまでに十巻かかった。車椅子バスケットと高橋が結び付くまでに十巻も要したということが、井上雄彦が漫画界で一人格の違う漫画家として扱われる理由なのだと思う。

    そりゃ、主題が障害者スポーツで、主人公が一巻で車椅子生活になったと来れば、そのうち主人公が障害者スポーツをするんだろうな、ということは誰だって想像がつく。だが、そこにたどり着くまでにまさか十巻もかかるとは思っていなかった。新刊で発売される度に、「そろそろ高橋がチームに入るのかな」と何度も思ったが、チームに入るどころか高橋は車椅子バスケットの存在すら知らないままに物語は進んでいった。

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    2019年01月16日