井上雄彦のレビュー一覧

  • リアル 7

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    ドリームズとの試合のシーンは、手に汗を握った。
    そして叫びたいほどの悔しさをともに味わった。

    そして、新キャラ・水島亮の思いが胸に響く。
    いわく「いつ以来だよ…俺…明日を楽しみにしてんじゃん…」

    0
    2012年03月07日
  • リアル 8

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    ほふくして前進するような、やっと生きている人の力が感じられる一巻。今まで巻の中で一番好きかも。

    68pの息子にメールを送る不器用な父に、涙。涙。涙。

    夏美の名セリフ
    「どうせ泣くんなら やりたいことやれば」96p
    「これしかない!みたいな 笑いたい奴は笑え!って--」100p
    「焼け野が原の その中にひとつだけ 焼けずに残ってたもの」117p

    164,5pの床トラができた瞬間の久信を描いた見開きは鳥肌が立った。

    208pの白鳥のセリフ「強さってなんだろうな 高橋君…」「強くなりてえなあ」これはそのまま今の私の叫びでもある。

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    2012年03月07日
  • リアル 5

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    ネタバレ

    前巻で清春に勇気を与えてくれたヒーローのヤマ。
    彼の病状が進行し、起き上がることもできなくなってしまう。
    わかっていたこととは言え、読んでいるこちらまでショックだ。
    体はもちろんのこと、体が動かないことは心をも蝕んでいく。
    前向きだったヤマが清春たちにぶつけてくる言葉を
    酷いと責めることもできず、涙するしかない。
    どうしてやることもできず、気持ちがわかるからこそ
    何をすることもできない。
    それでもヤマに返信した清春のメール文には心打たれた。

    ヤマに救われた清春の姿を見て、救われた野宮。
    車椅子バスケ日本代表に選ばれた清春を雑誌で見て奮起し
    放り出していた教習所に通いだす。
    野宮にとっては本当

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    2012年02月22日
  • リアル 4

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    ネタバレ

    戸川清春の物語が主。
    彼が障害を負った後、なぜなのかという苦しみと
    それを誰にも言うことが出来ない苦しみに苛まれる中で
    微かでも希望を取り戻す話だ。

    なんで俺が、あとどれくらい生きられるのか
    そう思っていた清春に
    ヤマがジェットコースターにたとえて
    そんな暇はないと言い切るシーンは印象的。
    本当に恰好良い。
    彼と、そして虎との出会いが本当に大きい。
    虎の前ですべてを話し、
    自分の足を見ようとしてくれない父
    自分の足を見せることができず避けてしまう幼馴染みのことを
    自分の中で多少なりとも整理できた清春が
    安積に足を見せるシーンもまた印象深い。
    清春も偉いが、驚くとか軽々しく大丈夫というとかでな

    0
    2012年02月22日
  • リアル 11

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    ネタバレ

    野宮のトライアウトが始まった。
    その頃、高橋は競技用バスケ車の片付けを頼まれ、乗ってみようとする。

    「そいつを手なずけてみろ 高橋久信」
    の原先生には格好良すぎて痺れる。

    0
    2012年02月13日
  • リアル 11

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    ネタバレ

    こっちは展開もいい感じ。

    主人公が3人いるんやな、ってトモミの生い立ちがなんかおもしろかった。

    いつも意外性があるよ。

    そして井上雄彦の作品って脇役もいい感じ。

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    2012年01月26日
  • リアル 11

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    リアルって題名がこの漫画にいかにふさわしいかを今回も実感させられました。あと、やっぱり井上雄彦さん、絵上手すぎです。

    0
    2012年01月24日
  • リアル 10

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    戸川・野宮・高橋… それぞれ三者三様の道を歩き出す。

    野宮の生き様はいいなぁ。
    俺はこんなに前向きに、夢に向かってまっすぐ進めないわ。

    高橋もこれから車椅子バスケの道へ向かうんだろうなぁ。
    バスケのリングがあんなに遠くに見えたことはなかったって台詞が妙に胸に刺さる。

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    2012年01月21日
  • リアル 1

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    続刊
    「青春」じゃなく、「現実的」で熱い作品。
    あ、そう意味でリアルなのか?今気が付いた。
    野宮の夢も戸川の夢も叶って欲しいとすごく思う。

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    2012年01月02日
  • リアル 11

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    野宮のトライアウトの話と、回想シーンが中心。
    非常に面白くて、非常に感動する。
    自分も頑張らなければと思わせてくれる、とても良い内容でした。

    0
    2011年12月31日
  • リアル 11

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    1年ぶりの新刊。12巻は来年秋だって。
    野宮のライトニングストライアウトの一日の様子が描かれてます。
    野宮の「心の資質」が見出されるのか?

    0
    2011年12月25日
  • リアル 11

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    年に1冊だけどそれでも毎年楽しみに楽しみにしてます。今年ももちろん。
    気になっていた野宮のトライアウトがようやく!一瞬の絶望感を感じながらも「これはちがう幸せっていうんだ」つてさらに高揚して臨むところは、さすが井上先生だなぁと。ドキドキするのが止まらない。
    バスケの動きが、人の体動がやっぱりこの人の描写はすごいと感じました。ほんと話と絵で心が震えて泣かされます。

    0
    2011年12月23日
  • リアル 11

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    トライアウトを受ける野宮の話がメインの巻。
    ドリブル練習をサボったらバスケをやめると自分に続けてきた成果が実るか!?
    自分もこれぞという武器を見つけたいと思った。

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    2011年12月13日
  • リアル 11

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    一年に一回のお楽しみ!
    話の進みは遅いけど、とても好きな漫画です!
    また来年!楽しみにしてますヽ(^。^)ノ

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    2011年12月10日
  • リアル 11

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    ネタバレ

     苦悩は続く・・・? 現代は、ここまで執拗に突き落とさないと「リアル」ではないのかもしれない。でもちょっと感動した。作者の言いたいことが垣間見えた。
     ・・・のか?

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    2011年12月03日
  • リアル 10

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    井上雄彦信者なんで無条件で☆5。でも信者過ぎなのか、感動して泣くのが怖くてずっと読めなかった。最初の方の高橋のエピソードで絶望的に泣いたことがあって、それ以来リアル読むのにほんと勇気いる。高橋には早く車椅子バスケ始めて欲しい。あと間宮も頑張れ。ではまた1年後…。

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    2011年12月03日
  • リアル 11

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    絶望とは何だ のくだりから涙が出た。
    心の資質 に身震いして・・・

    あぁ・・・井上先生が居る、この時代に生まれて、スラムダンクからバスケを知って、今・・・社会人になって、野宮の心がわかる歳になれた事に、幸せを感じずにはいられない。

    本当に、これは幸せって言うんだ

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    2011年11月27日
  • リアル 11

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    11巻は野宮が主人公。
    物語を経るにつれ徐々に作者に似てきた彼は、
    この巻ではもはや井上雄彦その人である。

    だから、
    描き手の感情移入の度合いがものすごいことになっている。
    思わず身震いしてしまうくらいに。

    リアルは、
    三人の主人公が、
    それぞれの障害を乗り越える話だと思うのだけれど、
    戸川は当然体の障害を、
    高橋は傲慢な心の障害を乗り越える。
    では野宮はどうだろう?

    ぼくは最初「社会のルール」かなーと思った。
    でも、この巻を読んでいて考えを改めた。

    それは「運」だ。
    「ツイてない」という障害をどう乗り越えていくか、
    それが野宮の話である。

    そして、
    神のいたずらとも言える不運を乗り

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    2011年11月24日
  • リアル 11

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    野宮朋美が「絶望とは何だ」と自分に問いながら立ち上がった場面が目に焼き付いて離れない。
    てっぺんに登る足を失うのが絶望。
    てっぺんの果てしなさを知ることは幸せ。
    挫折に対して前を向くのは考えて出来るようなことではないけど、もしかしたら僕にもできるかもしれない。そんな勇気を貰えた。

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    2011年11月21日
  • リアル 11

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    しびれる。ホントいいマンガ。「笑いたきゃ笑え」「絶望とは何だ 絶望ってのはあれだ これは違う これは幸せって言うんだ」

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    2011年11月21日