吉田たかよしのレビュー一覧
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スマホの通知機能を使うことで学習において素晴らしいメリットをもたらすことができる。これは目から鱗だった。
また、そうは言ってもスマホには勉強に対して弊害もあるので使いすぎないようにと警鐘を鳴らしている。
このメリットとデメリットを両方発信している姿勢にとても好感を覚える。信頼できる良書です。Posted by ブクログ -
この切り口で生物を見つめた本はなかった。
宇宙好き、生物好きの方、ご一読を薦めます‼️hkbys09060074998 -
矢印メモで情報を整理すると話しやすい。
相手が既に知っていること→新情報
で飲み込みやすい。
サブタイトルにあるようにこういった15の方法が説明されている。
矢印メモは本書で初めてみた。
作者のように聞きながら組み立てるのは難しいかもしれない。
だが、自分の言いたいことを整理することならできそう...続きを読むPosted by ブクログ -
キャッチーなタイトルとは異なり、中身の詰まった本です。著者の”褒める”という言葉は、単に褒め言葉にとどまらず、”相手の行動を動かすための肯定的な言動全般”というところにまで拡張されて考えられています。実際の褒め方の例もたくさん載っていて、なるほど! と勉強になりました。一番知れてよかったのは、「褒め...続きを読むPosted by ブクログ
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周期表を用いて宇宙や人体などの事象を上手く説明しており、高校程度の化学の知識があれば面白く読めると思う。
冒頭で述べられている「周期表とは量子化学の結論を数式を用いずに表したもの」(だったかな)という定義は本質を上手く言い得ている。Posted by ブクログ -
タイトルに惹かれて買ったのですが、著者が吉田たかよし氏と知ってビックリ。
タレント活動している医師の本なんて期待できないと思ったのですが、読んでみて更にビックリ。
とても分かり易い言葉で地球という惑星で生まれた生物が持つ性質の必然性を解いていて、とても面白いです。
どれだけの人が同じ分野で研究...続きを読むPosted by ブクログ -
話し方を説いた本は数多あるが、この本はおすすめ。なぜならこの本に書かれている方法は、シンプル且つ効果的(と思われる)、よって実用的であるから。特にシンプルという点が大切。なぜならシンプルでないと肝心な時に使えないから。
本書が推奨する最も基本的な手法は「矢印メモ」である。主語述語、修飾被修飾の関係...続きを読むPosted by ブクログ -
題名は大袈裟だが、周期表の楽しさを知ることができる。
-なぜ、放射性物質であるストロンチウムを体内に蓄積させないためには、カルシウムを摂るのが良いのか?
-なぜ、レアアースが中国だけに偏在しているのか?
本書は、無味乾燥な周期表を時事ネタや健康ネタを絡めながら、興味深く説明する。
著者は量子学...続きを読むPosted by ブクログ -
貧血で細菌感染を防いでいるなんて驚いた。だからって瀉血するのはやだけど。
「善玉コレステロールが多すぎる」ってある人が医者から言われたと言ってたけど、何が悪いのか分からなかった。
つまり全身から肝臓に運ぶ量が多くなりすぎるのか。肝臓に負担がかかるのかな?
著者の言葉遣いの丁寧さと、分かりやすい例...続きを読むPosted by ブクログ -
[すいへいりーべ...からの脱却]高校時代にとりあえず覚えた記憶が多くの方にあるであろう「周期表」。一見、無味乾燥に見えるこの表が現実の世界を紐解くヒントになっていることを、多くの例とともに示してくれる一冊です。著者は、NHKアナウンサーとして活躍したこともある異色の医学博士、吉田たかよし。
全...続きを読むPosted by ブクログ -
地球の成立ちが生物にどのような影響を与えているか、いくつかのトピックで語る。
形成当初空気に酸素が少なく、地殻は鉄分が多い。ここから嫌気性生物が当初の生命体となった。一方酸素は反応生が高く、酸化しやすくそのままでは存在しにくい(二酸化炭素、エアーズロックの酸化した大地)が、結合/分解する際のエネルギ...続きを読むPosted by ブクログ -
満潮時に出産が増えるだとか、満月の夜は事故が増えるだとか、
人間と自然の関係については、まことしやかな噂が多い。
それらの真偽のほどは定かではないが、生命と自然や宇宙との繋がりが、
これほど深いものだったとは驚きだ。
原始の塩酸を大量に含んでいた海水が
塩水に変わったのは、月の引力のおかげだったと...続きを読むPosted by ブクログ -
何億年っていうオーダーで見ると、人体のバランスってダイナミックで、情報的には一番大きな宇宙が人体かもね。
人体に関係する主要元素が地球の成り立ちとどのように繋がっているのかがわかって、凄くいい本でした。Posted by ブクログ -
最近の物理学では最小単位はヒモであるらしい。
ゆらぎ方が違うだけとか。
宇宙から素粒子、人体まで、「ゆらぎ」を切り口にわかりやすく面白く読ませてくれる。
非理系の自分でも楽しめた。
面白いと思ったのは、「うつ」に関する新説。
何かとネガティブにとらえられるうつ病は人類が生き残っていくには実は有効な...続きを読むPosted by ブクログ -
学生時代に全く興味を持てなかった理系の本が面白く読めて嬉しい。著者に感謝。
元素周期表が単なる記号と数字の羅列ではなく、宇宙や人体の成り立ちまでも読み解ける表であったとは。
生き生きとした科学の面白さが伝わってくる。
手元に置いて繰り返し読みたい本。
こういう本を高校で理科を教える教師の方達に読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
「宇宙生物学」とは耳慣れない学問ジャンルですね。
『宇宙生物』までをひとかたまりで捉えると、「宇宙生命体」や「宇宙人」とかを扱う学問のようにも思えますが、そうではありません。宇宙生物学とは、宇宙的視野で生命の成り立ちや起源を解明する学問で、アストロバイオロジーとも呼ばれているのだそうです。
本...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に興味深く、一気に読んでしまいました。
量子化学の箇所は難しくて一度では到底理解できなかったけれど、何度か読んだら、ちょっとずつ分かるようになってきた(ような気がする)。
筆者の言う通り、なんとも面白く、不思議で美しいと思える。
どの項も面白かったけれども、特に人体や毒の箇所が引き込まれました...続きを読むPosted by ブクログ -
ゆらぎをキーワードに宇宙という大きいものから素粒子という小さいもの、また脳や身体について解説されています。
それぞれが超濃厚な内容なのですが、さらっと分り易いように書いてあります。
ここを入り口にそれぞれ気に入った分野へ更に深く進むといいですね。
この本を読むことで、最低限のオトナの常識を手に入れた...続きを読むPosted by ブクログ -
宇宙論とか素粒子とかを扱った新書は沢山あるが、ゆらぎというキーワードでまとめてあるのが面白い。
特に人体のゆらぎに触れられた5章の内容が興味深かった。心臓の鼓動もゆらぐし、しかもそのゆらぎは肺や頸動脈、腎臓の影響を受けているとは。Posted by ブクログ