千野栄一のレビュー一覧

  • 外国語上達法

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    ただやみくもに外国語習得を開始するのではなく、戦略を立て、無駄のない努力をしたいところである。本書は、過去の自分の方法ではダメだったのだと気付かせてくれた。早速スマホで単語帳アプリをダウンロードし、1000語の暗記から始めている。また、友人にお金を払い、毎週一回一時間半の授業をしてもらうように依頼した。生涯をかけて、5カ国語を楽しめるようになるのが目標だ。

    以下、本書より抜粋。
    「言語の習得にぜひ必要なものはお金と時間であり、覚えなければ外国語が習得できない二つの項目は語彙と文法で、習得のための三つの大切な道具はよい教科書と、よい先生と、よい辞書ということになる。」

    「もし、辞書を引き引き

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    2020年05月12日
  • 外国語上達法

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    【感想】
    別の本で佐藤優が称賛していたので購入。
    30年以上前に出版されたにも関わらず、非常に読みやすい本でした。
    まぁ30年も経って学習ツールは大きく変わったが、本質は今も昔も変わらないだろう。

    外国語の習得に必要なものは「目的と目標」「語彙」「文法」「学習書」「教師」「辞書」「発音」「会話」「文化や歴史」。
    とりわけ重要なのは「目的」で、次いで「語彙」と「発音」なのだろうと読んでいて思った。
    やっぱり、明確な必要性がないと切羽詰まって勉強しないから、なかなか習得できないでしょうねー。

    個人的に英語が必要不可欠な環境ではないし。今後そうなるかも明確ではない。
    習得するに越した事はないにし

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    2018年11月22日
  • 外国語上達法

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    外国語を学ぶ方法に関するエッセイといったところ。「外国語」なので、英語に限っておらず、むしろそれ以外の言語についても語られていて、面白い。

    イメージ的に大昔の本かと思ったら、1986年ということで、意外と最近だと思ったのは、そういう年齢だからか。

    何よりも単語、まずは単語。その上で文法かな。
    (108)

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    2018年10月12日
  • 外国語上達法

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    初版が86年で、16年時点で47刷に達していことからも、良書と期待して手に取った。
    1語でも語彙を増やすに時間をつかうべきかと思った。が、それでもなお読みたかったし、200ページに収まってる内容は、移動時間を殺すのに都合が良かった。

    読み終えて思うのは、非母語を難なく扱えるようになった人は、賢く謙虚で、でも自信のある人だなと。しかし問題はぼくの中国語である。良い自習書もあり、先生もおり、なんなら中国語がつかえる国にすんでいるのに、この体たらく。
    この本に照らし合わせると、発音無視しすぎ・覚えるべき基本語彙がみえてない・ゴール設定できてない。ってことに、耳が痛すぎる。

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    2017年06月23日
  • 外国語上達法

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    書いてあることは奇をてらうものでもなんでもなく,語をしっかりと覚えておくことに始まる非常にオーソドックスで真面目なことです。でも,その背後にwill powerと目的の明確化がないと,ただただ時間を食うだけです。


    *****
     外国語を習うとき,なんでこの外国語を習うのか,という意識が明白であることが絶対に必要である。この反対の例が“教養のための外国語”とやらで,こんな気持でフランス語やドイツ語を学ばれては,フランス語やドイツ語が迷惑である。フカフカしたじゅうたんの上で,数々の教育機器に恵まれ,ネイティブ・スピーカーのいい先生のいるカルチャー・センターで,よい教科書と,よい辞書があってもう

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    2022年10月09日
  • プラハの古本屋

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    中央ヨーロッパ、チェコのプラハ、そして言語学
    しかしも時代50〜60年前の社会主義の色が非常に強い時代、全てが未知で地理関係を調べたり、言語学の深さ
    しかし内容はただ楽しそうな旅行記であったり
    全ての貪欲な著者に、休みの日が有意義になりそうな一冊

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    2026年03月29日
  • プラハの古本屋

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    思ったより言語学についてのマニアックな話が多かった。著者の子どもの言語についてや、世界各国で貴重な本を探す話が面白かった。

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    2026年03月26日
  • プラハの古本屋

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    チェコでの暮らしについて語っているエッセイだと思ったら全然違った。
    スラブ言語学者の著者千野さんによる、言語と本への愛が詰まった1冊だった。

    自分とは全く縁もゆかりもないスラブ言語、チェコという国、文化、それに関係する書籍について専門的なことが語られていて、知識がなさすぎて出てくる言語も、紹介されている本も、正直ほとんど内容はわからなかったけど、社会主義国での本屋や本の扱われ方、生活ぶりなどがよくわかって興味深い。
    古本屋に何年も通って店主と仲良くなってからでしか譲ってもらえない古本なんて、読書好きとしては憧れずにはいられない。

    知識があったらもっと楽しめたかもしれないと思うと自分の無知が

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    2026年03月27日
  • プラハの古本屋

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    1987年の旅エッセイ。ということは、ロシアはソ連であり、東西のドイツは別れていて、チェコとスロバキアはくっついていて、ユーゴスラビアがまだあった頃の話。現代史でサラッと習うだけの時代の灰色の空気感がグッと押し込められていて、テーマの割に重たく若干読むのに疲れてしまった(とはいえ読み切った)。ただ、著者の古本蒐集への情熱は凄まじくて愉快で、今でいう推し活に近い熱量すら感じる。いつかプラハの「黄金の虎」でビールを飲んでみたい。

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    2026年03月25日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    ネタバレ

    軽さ(自由)と重さ(愛と責任)への考察と、自己欺瞞的な俗悪と、弱さの強さがこの本で一貫して強調されていた。

    登場人物が基本的に自分の行為に意味付けをしたり、自分の思想と行動との首尾一貫性を省みたり、内省的で読み応えがあった。
    共産主義国が故の監視社会から誘発された神経症くらいにしか、あまりプラハの春は関わっていなかったように思う。舞台移行の装置としては機能してたけど。
    夢診断も急に入ってきたり、特にテレザに関しては他人のノートを覗き見しているかのような気持ちになった。
    犬飼ったことないけど、犬が死ぬシーンでいちばん感動したかもしれない。
    そこで二人の関係の不安定さと、テレザの生き物に対する公

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    2026年03月20日
  • プラハの古本屋

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    著者の温かな人柄が非常によく伝わってくる名エッセイ。
    言語&古本オタクの早口トークをにこにこ聞いている気分になった。何かを極めている人の話を聞くのはとても楽しい。
    古本屋での交流や仕組みの話とか、家族のこと、学会のこと、旅行のこと等々、どのエピソードも知的好奇心を刺激される。
    ただ、説明はあるものの専門用語が多く、チェコ周辺のこともほとんど知らないために、置いてきぼりになることしばしば…インテリの香りを楽しむ本だった。

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    2026年03月17日
  • プラハの古本屋

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    すてきなおじさまのお話。プラハをはじめ、いろいろなところで起きた出来事を教えてくれている。視点が一般の人と違いおもしろい。
    おしゃれですてきなダンディな方を想像しました。

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    2026年03月04日
  • プラハの古本屋

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    古書ヲタクなチェコ語を中心とする日本人言語学者の千野英一氏の1987年刊行のエッセイ集の文庫本。

    かなりの古書のフリークっぷりが詳細に綴られています。教養のある方々のウィットに富んだジョークは本当に心が豊かになるなぁと、お酒を片手に読みたくなる一冊です。

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    2026年03月04日
  • プラハの古本屋

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    海外旅行したくなるような作品だったが、専門的すぎてもう少しチェコでの生活面にフォーカスする部分があってほしかった。
    少し前に書かれた本であることから体制や時代背景の理解ができてない部分もあり少し読みにくく感じた

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    2026年01月31日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    ​『チ。』の魚豊先生の生涯ベストの本とのことで(更新された?)手に取ってみました。

    哲学系かな?と思ったら、ストーリーが展開されて掴めるような掴めないような、不思議な読書感。
    ハッとするような、書き留めておきたいような核心を突く部分があったり、気が抜けない面白さがありました。多分本質は掴めてない気がする…。

    知ってるか知らないか、の
    オイディプースの話興味深かった。

    いいなと思ったところ↓
    P112 
    「人がまだ若いうちは、人生の曲はまだ出だしの数小節のところなので、それを一緒に書き、(トマーシュとサビナが山高幅のモチーフを交換したように)そのモチーフを交換できるが、もう年がいってから出

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    2026年01月27日
  • プラハの古本屋

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    社会主義国の古本屋。良い本に巡り会うためには、店主と仲良くなってバックヤードに入れるかどうかが鍵となる。研究者には分かるのであろう貴重な本の名前が並び、なんだか私も研究者になったつもりになってしまう。本と人のエッセイ集。

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    2026年01月12日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    ネタバレ

    プラハの春に参加していた作者が、(おそらく)自身の経験を元に、その時代の中で愛し合う男女を描いたクンデラの代表的な小説。トマーシュとテレザの深いけど苦しい愛、トマーシュとサビナの良好で軽い愛、フランツとサビナの始まりと破局、他にもトマーシュと元妻、息子等、人間関係が多岐に渡って描かれている。
    特にトマーシュとテレザの愛は多面的に描かれていて読み応えがあった。本当に愛しているけど、トマーシュは女漁りをやめられないし、テレザもそれは分かっている。読んでるこっちは「そんな男やめなー?」て思うけど…
    一人ひとりの人間の精神の深さ、意外性が緻密に描かれているところは好きなんだけど、比喩が多いしそれが私の

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    2025年12月24日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    チェコの大変な時代。
    哲学的な部分は完璧に理解しようとしたら
    難しいので斜め読みした。
    トマーシュがチャラい。
    何故かデルタの匂いって
    フレーズが頭から離れなかった。
    サビナは帽子を被って興奮する。

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    2025年12月10日
  • プラハの古本屋

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    言語学に関する話は難しかったが、社会主義国だった時代のプラハの様子や著者と交流のある人達とのやり取りがおもしろかった。

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    2025年11月23日
  • プラハの古本屋

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    表題になっている後半の古本屋の話より
    前半のプラハでの留学時代や
    多言語に関する話題のところが
    私には興味深かったです。

    とはいえ共産圏の古本屋が
    どのように営まれていて
    どうやって欲しい本を手に入れるかは
    経験者じゃないと語れないかも。

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    2025年10月03日