千野栄一のレビュー一覧

  • 外国語上達法

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    勉強ってやみくもにするものではないと思っています。絶対的に覚えなければならないもの。きちんと把握しなければならない規則。そして、思考する。やみくもにならないための指針と基準。それらに則ってできればこんなに楽なことはありません。

    この書では、母語ではない言葉、外国語を学ぶときのための指針を提示してくれています。しかも、ご自身の経験と根拠を示しながら。

    あ・・・間違ってはいないんだ、と自信につながる一冊でした。

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    2020年07月19日
  • 外国語上達法

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    やみくもに語学を勉強せず、目的を持て。

    これが本書で最も大事な部分だと個人的には思う。

    何のためにその言語を学ぶのか?
    それが分からず勉強しているのは、弁護士を目指してるのに、保育士の専門学校に進学するみたいな話なわけで。

    語学に限らず、何事にも言えること。

    収穫としては、「音声学を学び、軽視しがちな語彙を重視し、惹きつけられる先生から学び、金を払え。学びはじめはまず1000語。そして何より継続。」といったところか。

    所々時代錯誤を感じる学習法は否めないが、版を重ねているだけある普遍的な内容だったなと思う。

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    2020年06月01日
  • 外国語上達法

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    ただやみくもに外国語習得を開始するのではなく、戦略を立て、無駄のない努力をしたいところである。本書は、過去の自分の方法ではダメだったのだと気付かせてくれた。早速スマホで単語帳アプリをダウンロードし、1000語の暗記から始めている。また、友人にお金を払い、毎週一回一時間半の授業をしてもらうように依頼した。生涯をかけて、5カ国語を楽しめるようになるのが目標だ。

    以下、本書より抜粋。
    「言語の習得にぜひ必要なものはお金と時間であり、覚えなければ外国語が習得できない二つの項目は語彙と文法で、習得のための三つの大切な道具はよい教科書と、よい先生と、よい辞書ということになる。」

    「もし、辞書を引き引き

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    2020年05月12日
  • 外国語上達法

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    【感想】
    別の本で佐藤優が称賛していたので購入。
    30年以上前に出版されたにも関わらず、非常に読みやすい本でした。
    まぁ30年も経って学習ツールは大きく変わったが、本質は今も昔も変わらないだろう。

    外国語の習得に必要なものは「目的と目標」「語彙」「文法」「学習書」「教師」「辞書」「発音」「会話」「文化や歴史」。
    とりわけ重要なのは「目的」で、次いで「語彙」と「発音」なのだろうと読んでいて思った。
    やっぱり、明確な必要性がないと切羽詰まって勉強しないから、なかなか習得できないでしょうねー。

    個人的に英語が必要不可欠な環境ではないし。今後そうなるかも明確ではない。
    習得するに越した事はないにし

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    2018年11月22日
  • 外国語上達法

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    外国語を学ぶ方法に関するエッセイといったところ。「外国語」なので、英語に限っておらず、むしろそれ以外の言語についても語られていて、面白い。

    イメージ的に大昔の本かと思ったら、1986年ということで、意外と最近だと思ったのは、そういう年齢だからか。

    何よりも単語、まずは単語。その上で文法かな。
    (108)

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    2018年10月12日
  • 外国語上達法

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    初版が86年で、16年時点で47刷に達していことからも、良書と期待して手に取った。
    1語でも語彙を増やすに時間をつかうべきかと思った。が、それでもなお読みたかったし、200ページに収まってる内容は、移動時間を殺すのに都合が良かった。

    読み終えて思うのは、非母語を難なく扱えるようになった人は、賢く謙虚で、でも自信のある人だなと。しかし問題はぼくの中国語である。良い自習書もあり、先生もおり、なんなら中国語がつかえる国にすんでいるのに、この体たらく。
    この本に照らし合わせると、発音無視しすぎ・覚えるべき基本語彙がみえてない・ゴール設定できてない。ってことに、耳が痛すぎる。

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    2017年06月23日
  • 外国語上達法

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    書いてあることは奇をてらうものでもなんでもなく,語をしっかりと覚えておくことに始まる非常にオーソドックスで真面目なことです。でも,その背後にwill powerと目的の明確化がないと,ただただ時間を食うだけです。


    *****
     外国語を習うとき,なんでこの外国語を習うのか,という意識が明白であることが絶対に必要である。この反対の例が“教養のための外国語”とやらで,こんな気持でフランス語やドイツ語を学ばれては,フランス語やドイツ語が迷惑である。フカフカしたじゅうたんの上で,数々の教育機器に恵まれ,ネイティブ・スピーカーのいい先生のいるカルチャー・センターで,よい教科書と,よい辞書があってもう

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    2022年10月09日
  • プラハの古本屋

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    思ったより言語学の専門的な話が多く、少し難しかったが、私もプラハで古本屋巡りをしてみたくなった。現在でも残っているお店はどれくらいあるのだろうか。
    「沈黙の通訳」がじんわりと余韻の残るいい話で、1番好きだった。

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    2026年07月02日
  • プラハの古本屋

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    ネタバレ

    チェコと古本が大好きな研究者の話、本の出会い、古本屋の良さ

    ちょっと知らない本の題名が多すぎてそこは入り切れず

    こんなに夢中になれるものがほしい

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    2026年07月02日
  • プラハの古本屋

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    前回のwakayama読書会でお借りした本。

    1987年に単行本で出版されたものが、昨年夏に文庫化。そうとは知らず中途半端な前情報で最近出版されたものだと思い込んでいたので、ところどころ時代背景迷子になりながら読み進めた。
    スラブ言語がご専門の言語学者千野栄一さん著、「プラハの古本屋」。
    言語学者ならではの用語が説明なく頻出したり、まったく馴染みのない本のタイトルや横文字の著者名の羅列があったり、
    安易な気持ちでお借りしたけどこれはちょっと通読大変かも…、と思いながらも
    読み終えた余韻、めちゃくちゃ良い。

    わたしにとっては地理にも歴史にもかなり疎遠で、今まで自分の環世界にはなかった地域の国

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    2026年06月28日
  • プラハの古本屋

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    40年も前のエッセイなので、情勢は大分変わっているとは思うが、社会主義国の本屋事情が知れる。
    日常を描かれているが、高尚なエッセイだと感じた。
    国際結婚をし、娘、息子もトリリンガルという環境でおよそ自分自身とは180℃違う生活をされていて、また、言語学に関する本という本という事もあり、紹介されている本はわたしには難しく興味沸かなかったけど、スラブ言語学者と共に1人の本収拾マニア、コレクター気質のオタクという見方で見れば楽しめた。
    好きなものへの情熱が凄い。
    好きなもの、本やガレなどのためならどこにでも出かけ、周りを置いてけぼりにしつつも気にせず語り尽くし、時に金銭感覚は崩壊し、集めてはっとなる

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    2026年06月13日
  • プラハの古本屋

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    スラブ系言語を研究する学者のエッセイ。
    新聞の広告を見て面白そうだと思い読んでみた。

    所々に面白い箇所はあるけど、全体的に私にはちょっと高尚かな。

    東欧の知らない世界を垣間見られる。

    40年前に書かれた本なので時代背景が今とはだいぶ違うこともある。

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    2026年06月09日
  • プラハの古本屋

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    言語学者の肩の力が抜けた洒脱なエッセイ集。特にプラハの街中を描き出しているのではなく、そこに生きる人たちの言葉を交わす姿が微笑ましい。巻頭の沈黙の通訳のお互いがわからない人同士が2時間半かけて交わした非言語的交流が、言葉に還元されるとつまらない体験になってしまうお話が、その場で交わされた人と人の暖かな触れ合いとして実感できる。その筆致がこの人の愛される所以なのだろう。

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    2026年06月07日
  • プラハの古本屋

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    社会主義時代のプラハの古本屋事情など、魅力的なお話がたくさん。それにしても学者って、やはりすごい勢いで本を買ってすごく本を読むんだなぁ。面白かったエピソードとして、カルパチアの山岳地帯の山村で目についた牛飼い、羊飼い。その人たちがしばしば本を手にしている風景は、世界のどこでも見たことのない組み合わせだったとか。スラブ学会での話もうっとりとする。10ほどもあるスラブ語と英・独・仏の公用語があるので、どの言語で発表があるかわからない。作者は二日間朝から晩までずっと発表をきいたら、何もかも分かるような錯覚におそわれた、と。色んな言語が飛び交い、苦も無く(あったかもしれないが)こなしていくのはうらやま

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    2026年06月02日
  • プラハの古本屋

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    ネタバレ

    私も大学時代に言語学を学んでいたので、言語に対する書物に対して興奮する気持ちはよく分かります。社会主義体制の頃のチェコの様子がよく分かりました。古本屋にまでその統制が行き届くということが面白かったです。それにしても、本をくれる優しい人が多い!

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    2026年05月24日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    チェコスロバキアの作家ミラン・クンデラによる恋愛小説。社会主義時代を背景とし、愛に揺れる4人の男女模様を描く。ある時は交わり、またある時は離れる各人の行動を視点を変えて描くことで、その時の行動が相手からはどう見えていたのか、を浮かび上がらせる。冗長な文体だけあって好みが別れるが、ある人物の結末が確定している(別視点からその終わりが観測されている)うえで描かれる、終幕に向かって走るラスト50ページほどは圧巻と言っていい。

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    2026年05月19日
  • プラハの古本屋

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    色々と勉強になるエッセイでした。

    チェコがまだ社会主義国だった時の話です。千野英一さんはその時代にチェコに留学をしていました。社会主義の国に留学できるっていうことにまずびっくりしました。私の勝手な思い込みなんだけど、そういう国は外国の人を受け入れないと思ってました。千野さんがチェコにいた時は、まだロシア(その当時はソ連?)の影響も強かったと思うし、中欧は色々争いがあったと思う。その中でチェコで学ぶってなんかすごいよね。
    千野さんはチェコで楽しみもあった。それは古書を探すという楽しみ。社会主義国は思うように本が出版されない。政府に批判的なことが書かれてると即発禁らしい。最初は「え⁉︎」と思った

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    2026年05月19日
  • プラハの古本屋

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    まだ社会主義が色濃く残る時代のプラハで活動する、ある言語学者の話し。研究のためと趣味の古本探しを街の古書店などで行いながら、研究者や店主との会話を楽しむ。家族の話も少しはあるが、大部分は古本を探すことと巡り合う楽しみを綴っている。街歩きやローカルフード、のんびりした古書店巡りの楽しさが伝わってきて、旅行書よりも旅行に行きたくなる。

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    2026年05月19日
  • プラハの古本屋

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    最近何かのメディアで見かけて借りた本なので、最近の本だと思い込んでいた。冒頭の一篇「沈黙の通訳」を読んで内田百閒の酒に纏わる随筆を連想し、巻末の初出一覧を確認。案の定半世紀以上前に書かれた文で、著者は20年以上前に亡くなっている。
    少し時代が古い本には、その時代の本からしか摂れない栄養がある。東西冷戦下の東ヨーロッパでのあれこれが書かれた内容ももちろんなんだけど、現代の作家が使っているのをあまり見た事がない日本語の表現がたくさん。「碩学」「ゆるがせにしない」「病膏肓に達する」などなど。
    「白宅」という言葉を聞いたことがなく調べても出てこなかったので、誤植?と思ってAIに聞いたら「白屋」という似

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    2026年05月11日
  • プラハの古本屋

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    ここまで知的好奇心が強いと旅行も、勉強も人生楽しいだろうなぁと思った。前半の言語に関するお話は面白かった。後半になるにつれてマニアックで、私にはまだまだ難しいお話だった。年齢を重ねてから読んだら読み方が変わりそう

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    2026年05月10日