千野栄一のレビュー一覧
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外国語学習に関して当たり前の事が書かれています。
外国語の学習は、
1 強い意志 2 お金 3時間
が必要だよと。
ただ現代における外国語の学習環境は、
情報革命以後、かなり変わった。
一言で言えば、キャリアにおける外国語学習は、
終了したと思う。その代わり、より趣味的な要素が強くなるだろうと思う。
AI技術の応用で自動翻訳が凄まじい勢いで、
発達しているが、それと外国語学習の有無は、
同列的に考えてはいけない。
あくまで、外国語学習は、外国語を通じて、
異文化に触れ、異文化を背景に持つ人たちと触れ、
考え方の幅が広がり、そして自分をより深く知ることにほかならない訳だからだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1986とは思えないくらい古風な文体。
外国語上達には、お金と時間が必要、語彙と文法を覚える。よい教科書と良い教師と良い辞書が必要。
外国語学習はスタートダッシュ。欲望から衝動まで待つ。まず1000語確実に覚える。4-5000語が当面目標。辞書引き引きでよいなら2-3000語。>今学期終わったら1000語単語帳片づける。来季始まるまでに。
文法を10P分にまとめる。それを暗記する。
p115各課の単語20と簡単な文法事項。それを使った作文。できなかったところ記録。反復練習。
よい辞書。探している語が出ている。その語に自分の読んでいるテキストに合う訳が出てkる。訳のほかにも必要とする文法事項が手 -
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1年前からドイツ語を勉強しているが、まったく身についているという自覚がなく、いまだに簡単な文しか話せない。
この本では、外国語をマスターするには時間がかかるとは書かれているが、効果的に勉強する方法はあると書かれており、それを実践すればもう少し上達するだろうと思わされる。
後書きには本書に何度も登場する、イジー・トマン博士のことばが述べられており、(この本を読んだ時間を無駄にしないために)「今日のうちに、ここに述べられたことの一つでも応用する気になってください」というもの。千野先生が教えてくれた方法を今日から実践したいと思う。まずは単語を真剣に覚えよう。 -
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久しぶりに東京丸の内の書店に行き、目についたので手に取ってみた。沈黙の通訳と題された最初のエッセイを読んだら、何と面白い話。新聞広告の文章は魅力的。タイトルもいい。
言語学者 千野栄一氏が直接に言語学と関係ない雑文を集めたものだというが、冒頭のエッセイ以外は書籍と言語に関係するものがほとんどと言ってもよい。専門的な知識を元した文献や研究の情報も入ってはいるが、いずれも難解というものではなく、学者生活の一編が窺える楽しい読み物でだった。
この本が書かれた当時はチェコスロバキアという社会主義の国だったはずだが、社会情勢の厳しさを感じさせない穏やかな雰囲気で街の姿を伝えてくるような楽しいエッセイ集と -
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ネタバレ単行本としては40年ほど前の作品なので、昭和のエッセイのあの感じがまたたまらないね。
この時代の本って、作者の思想の純度が高いというか。自分に無い視点なのに拒否感なく入ってくるのが素晴らしいよなー、とか。
言語学者である筆者をして「ことばでもって何でも言い表せると思っているが、それが大きな間違いである」と語るのが素晴らしいね。端的に言語の限界を語りながら、確かになー、と実体験を感じさせる内容だ。
資本主義の現代日本では想像もつかないような、社会主義の古本屋でのルール。
本の流通が特殊で少ないからこそ、それを本当に求める人たちが同じ価値観かどうかを交流の中で確かめる。本にも価値はあるが、それ -
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私は同性ということもありテレザに感情移入してしまいトマーシュの人生というものに目を向けていられなかった。しかし最終章のテレザの語りで、確かにトマーシュはテレザのために何もかもを捨ててここに来たのに、テレザは何も失っていなかったことに気がつき、私こそがトマーシュの人生を軽く見ていた(無視していた)ことに気がついた。相手のために生きることは難しいにもかかわらず、誰かのために自分を捨てて下へ下へ行くということを選んだトマーシュの人生は、本当に軽々しいものなのだろうか?
一度は数のうちに入らない、人生は軽い、これはこの小説で言われていた言葉だが、カレーニン含む三人の人生は、確かに人生自体は軽いもの(傍 -
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最初は「軽い男の恋愛と思想の話」だと思って読んでいたけど、読み終える頃には全く違う印象になっていた。
この小説は、人生に「正解」や「答え合わせ」が存在しないことを突きつけてくる。人生は一度きりなので、選ばなかった選択肢と比較することはできない。だからこそ、どの選択も“軽い”とも“重い”とも言い切れない。
トマーシュの軽さは、単なる無責任さではなく、彼なりの原理や論理に裏打ちされたものだった。どこかキリッとした白ワインのような、無駄を削ぎ落とした軽さ。一方で、サビナの軽さはもっと直感的で、過去や意味を切り離していくような軽さで、夏に飲む強めの酒のようにあっけらかんとしている。この二人の軽さは -
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言語学者である筆者が若い頃に経験した海外留学先、プラハにて、人や書物との出会いと交流を紹介している。武者修行のような留学時代、苦労が絶えなかっただろうが、明るく生きる現地の人たちから影響を受け、自身の知的好奇心に支えられながら乗り越えたのだろうか。
まだ社会主義国家であった1960~70年代の東欧が舞台である。このころのプラハといえば、図書ひとつとっても、さまざまな統制が厳しく浸透している社会だったはずだが、そんな厳しい環境だからこそ、外国から入ってきた本は人々にとって「宝物」であり、その宝物をめぐるエピソードが楽しく紹介されている。古本屋の奥や家の地下室などにとっておきの蔵書をコレクションし