千野栄一のレビュー一覧

  • 外国語上達法

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    言語を学ぶことのハードルを思いきり下げてくれる一冊。高校生というよりは大学生あたりが読むといいかもしれないね。

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    2026年05月17日
  • プラハの古本屋

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    思わず古本探しに行きたくなるような一冊。

    プラハの古本屋以外の話もたくさん載っているが、個人的にはやはり希少な古本を手に入れるために悪戦苦闘する姿が面白かった。やはりコネというのは大切。

    あとは、自分の興味があるものをコレクションするというのは生きがいにも繋がりそうだと感じた。人生の中でここまで情熱を燃やして集めたいと思えるものに出会いたい。

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    2026年05月15日
  • プラハの古本屋

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    言語学者の先生の本のため、私のイメージしていた古本と作者のいう古本が全く違い驚いた。社会主義の国の本事情が独特の雰囲気が出ていて面白かった。また、現代のインターネットが発達した時代にこの本に出てくる古本屋はどうなっているのだろうと気になった。

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    2026年05月09日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    途中から難解だった。時系列も入れ替わり、夢なのか突然非現実的な展開があったり、ついていくのが大変な場面もあった。そう言った文体を通して、人生の軽さと重さがイメージとして体に染み渡る感じ。全て消化しきれていないので、いつか再読したい。

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    2026年05月01日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    私は同性ということもありテレザに感情移入してしまいトマーシュの人生というものに目を向けていられなかった。しかし最終章のテレザの語りで、確かにトマーシュはテレザのために何もかもを捨ててここに来たのに、テレザは何も失っていなかったことに気がつき、私こそがトマーシュの人生を軽く見ていた(無視していた)ことに気がついた。相手のために生きることは難しいにもかかわらず、誰かのために自分を捨てて下へ下へ行くということを選んだトマーシュの人生は、本当に軽々しいものなのだろうか?
    一度は数のうちに入らない、人生は軽い、これはこの小説で言われていた言葉だが、カレーニン含む三人の人生は、確かに人生自体は軽いもの(傍

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    2026年04月17日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    最初は「軽い男の恋愛と思想の話」だと思って読んでいたけど、読み終える頃には全く違う印象になっていた。

    この小説は、人生に「正解」や「答え合わせ」が存在しないことを突きつけてくる。人生は一度きりなので、選ばなかった選択肢と比較することはできない。だからこそ、どの選択も“軽い”とも“重い”とも言い切れない。

    トマーシュの軽さは、単なる無責任さではなく、彼なりの原理や論理に裏打ちされたものだった。どこかキリッとした白ワインのような、無駄を削ぎ落とした軽さ。一方で、サビナの軽さはもっと直感的で、過去や意味を切り離していくような軽さで、夏に飲む強めの酒のようにあっけらかんとしている。この二人の軽さは

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    2026年03月23日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    美しい距離(山崎ナオコーラ)でも感じた、一回きりの人生なら確率など問題ではなく、あるかないかの2択でしかないという不思議さ
    「Einmal ist Keinmal
    一度は数のうちに入らない。一度だけ起こることは、一度も起こらなかったようなものだ。人がただ一つの人生を生きうるとすれば、それは全く生きなかったようなものなのである。」これは本当に共感できる。一回きりしかないものを対象に確率を考えても、実際に起こったことと起こったかもしれないこと、その2種類しかない。
    まるでrctをしたかのように正解不正解を語り推論するのはおままごとでしかない。

    65偶然が次々と舞い降りて必然の形によみとれる(カッ

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    2026年02月26日
  • プラハの古本屋

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    HHhHにプラハ愛を感じた2025年に続き、2026年は本書でプラハへの愛を感じて始まった。
    社会主義政権下のチェコスロバキアで古本を集めるライフワーク以外にも、国際結婚した言語学者同士の子育ての様子やスラビストの国際学会に手探りで参加した体験のエッセイもあれば、言語学的なショートショートや各時代で大国の支配を受けたチェコならではの「匿名」の文化史といった変わり種も入っていて盛りだくさんだった。

    早くNZ旅行記を書かないと。

    - 島
    - お行儀の良いSSでよかった
    - チェルニー博士訪問記
    - やはりカフカスにはロマンがある
    - カルトヴェリとかアブハズとかチェチェ

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    2026年02月15日
  • 外国語上達法

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    新しい言語を学ぶための心得が書かれた良書。

    まず第一に、自分が何故この言葉を学ぶのかを考え、その目的に即した内容を厳選して学ぶことが重要である。

    例えばロシア語で書かれた論文を日本語に翻訳したいだけなら、読み方や書き方を知る必要はない。ある単語が母国語のどの単語に該当するかを知っていればいいし、堅い文章であれば文法も最低限のものだけでいい。これが仮に小説のような砕けたものになれば、スラングや細かい言い回しを知る必要がある。

    一番ダメなのは、ただ闇雲に大量の語彙を覚えようとしたり完璧に使いこなそうとすることである。人は間違えるものであり、すぐに忘れるものであるということを忘れてはいけない。

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    2026年01月22日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    難しいから、なかなか理解出来てないとは思うけど、読めてよかった。
    愛ということについて普段深く考えることはないがトマーシュとテレザのやるせなさは感じられた。
    共感するというよりはそんな考えもあるのね、と思った。
    時間経ったら再読しようと思う。

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    2025年07月31日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    冒頭からニーチェの「永劫回帰」を持ってくるあたり、クンデラ氏の「自分の世界の様式」を表現し思索し実行している良作である。
    永劫回帰から小説の主題である「存在の耐えられない軽さ」へ落とし込み、物語を通して深掘りしていく作品である。
    人生も環境も自然も宇宙もあらゆる森羅万象が永遠に永遠に繰り返され、それらを乗り越える勇気(超人)へ至るとニーチェは言う。ニヒリズムではあるが、もう一度、同じ人生を歩みたいかと問う視点と、一度っきりの人生を全て奇跡的な偶然と捉え、その軽さの中で人生を歩みたいかと問う視点の両者の視点が読者をという「存在」という重さと軽さを同時に味わうことができ、深く思索することができるで

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    2025年05月13日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    哲学的で難解で、最初はおもしろくないなと読み始めたけど、中盤を越えたあたりから気付くとこの世界に入り込んでいた。存在の重さと軽さ、愛と性は別物であると複数の女性と浮気する外科医トマーシュ、やがて再婚する相手であるテレザと切れないサビナの人生もまた自分の存在について心を掻き乱す。テレザの愛犬カレーニンの最後の章は涙が出た。カレーニンだけがこの苦しさを癒してくれた唯一の存在だったから。

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    2025年01月27日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    愛とは何か。存在とは何か。
    当時の歴史的背景を知らないので理解が及ばない箇所も多かったが、読むたびに味が出てきそうな作品。

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    2025年01月15日
  • 言語学を学ぶ

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    第Ⅰ部=1984~86年に雑誌連載された文章(一部は94年に書き下ろし)と、第Ⅱ部=1980~81年に雑誌連載された文章をまとめ、2002年に『言語学 私のラブストーリー』として書籍化したものを文庫化したもの。
    幅広い言語学の研究分野を、手っ取り早く、広く見渡すには最適だが、さすがに情報が古いといわざるを得ない記述が散見される。そういった箇所には編註を付けた方がリーダーフレンドリーではなかったかと思う。

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    2023年10月11日
  • 外国語上達法

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    語学を覚える時に大切なことは、語彙と文法。これが基本中の基本。語彙は、まず1000語を目指してやるべき。

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    2022年05月13日
  • 外国語上達法

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    中学生や高校生に読んでもらいたい本。
    三単現のsより、なぜ語学を学んでいるか考えることが重要。その通りですよね。

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    2022年01月31日
  • 外国語上達法

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     スラヴ語学で有名な千野栄一さんがずいぶん前に書き下ろした、外国語学習のためのコツや方法論などを惜しみなく(むしろ赤裸々に?)新書です。千野さん自身も様々な外国語学習をするにあたりたいへん苦労し、また、いわゆる「天才」と呼べるような大学者たちから教えを受けており、書いてある外国語学習法は非常に説得力があるものになっています。
     本書の構成は一見学問としての体系とは異なる雰囲気がありますが、一学習者としてはわかりやすい順序になっています。すなわち、最初になぜ外国語を学ぶのかという目的をもとに目標を決定し、必要なものを用意し、それをもとに学習を進めるためのある程度具体的な方法を提示し、最後にアドバ

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    2021年10月18日
  • 外国語上達法

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    語彙・文法の章は参考になる。後はやや冗長か。
    結局はよく使われる部分にフォーカスし、ひたすら繰り返し学習せよという話。使えるレベルで言語習得しようと思うと、そりゃそうだよなーという内容を改めてちゃんと教えてくれる。

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    2021年09月15日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    男と女の物語は地球上どこにもあるけれど、文学上の創作上の高尚とも思える比喩が普遍になって、やっぱり卑近に戻ってきたという感想だ。

     「永劫回帰」などと、のっけから難しいと思わせるのが文学で、トマーシュがドンファンで、恋人となったテレザがかわいそう、と同情するのが普通でわかりやすいのか?

     このふたりのお国がチェコだから運命の歯車が狂ってきた?

     チェコ、遠い国の運命は北朝鮮の拉致事件が明るみに出てしまった今の日本でものすごくよくわかるということ。

     あれかこれか、あのときああすればこうならない。

     と、思っているひとが多いかもしれない。
     
     運命?

     なにがどうなって、こうなって

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    2025年09月11日
  • 外国語上達法

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    ラストの1/3がどうしても眠くなってしまって読み進められなかったので諦めました。
    最初の方の章では自分の経験や考え方とリンクするところがあって面白かったし、読みやすかったです。
    語学の勉強が好きなのですが、その一方で単語の暗記が生まれてこの方ずっと嫌いで、でも先生が作中でおっしゃっているようにそれをやらないことには語学はお話にならないので自分に鞭打ってボキャを増やしたいです。。はぁ。。

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    2021年04月20日