千野栄一のレビュー一覧

  • 存在の耐えられない軽さ

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    これは、恋愛小説なのか?哲学書なのか?
    本書は今までに読んだことないジャンルの小説と感じた。
    登場人物の心情を事細かに語る恋愛小説が展開されていくのですが、途中著者が主人公の心情がもう理解できないとのコメントを吐露するのです。
    メタ恋愛小説的な構造が展開され、読者である私は虚をつかれるのです。
    最初から哲学書として本書を読んでいたら、また違った心構えで読めたかもしれません。

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    2023年10月25日
  • 言語学を学ぶ

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    第Ⅰ部=1984~86年に雑誌連載された文章(一部は94年に書き下ろし)と、第Ⅱ部=1980~81年に雑誌連載された文章をまとめ、2002年に『言語学 私のラブストーリー』として書籍化したものを文庫化したもの。
    幅広い言語学の研究分野を、手っ取り早く、広く見渡すには最適だが、さすがに情報が古いといわざるを得ない記述が散見される。そういった箇所には編註を付けた方がリーダーフレンドリーではなかったかと思う。

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    2023年10月11日
  • 外国語上達法

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    語学を覚える時に大切なことは、語彙と文法。これが基本中の基本。語彙は、まず1000語を目指してやるべき。

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    2022年05月13日
  • 外国語上達法

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    中学生や高校生に読んでもらいたい本。
    三単現のsより、なぜ語学を学んでいるか考えることが重要。その通りですよね。

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    2022年01月31日
  • 外国語上達法

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     スラヴ語学で有名な千野栄一さんがずいぶん前に書き下ろした、外国語学習のためのコツや方法論などを惜しみなく(むしろ赤裸々に?)新書です。千野さん自身も様々な外国語学習をするにあたりたいへん苦労し、また、いわゆる「天才」と呼べるような大学者たちから教えを受けており、書いてある外国語学習法は非常に説得力があるものになっています。
     本書の構成は一見学問としての体系とは異なる雰囲気がありますが、一学習者としてはわかりやすい順序になっています。すなわち、最初になぜ外国語を学ぶのかという目的をもとに目標を決定し、必要なものを用意し、それをもとに学習を進めるためのある程度具体的な方法を提示し、最後にアドバ

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    2021年10月18日
  • 外国語上達法

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    語彙・文法の章は参考になる。後はやや冗長か。
    結局はよく使われる部分にフォーカスし、ひたすら繰り返し学習せよという話。使えるレベルで言語習得しようと思うと、そりゃそうだよなーという内容を改めてちゃんと教えてくれる。

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    2021年09月15日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    男と女の物語は地球上どこにもあるけれど、文学上の創作上の高尚とも思える比喩が普遍になって、やっぱり卑近に戻ってきたという感想だ。

     「永劫回帰」などと、のっけから難しいと思わせるのが文学で、トマーシュがドンファンで、恋人となったテレザがかわいそう、と同情するのが普通でわかりやすいのか?

     このふたりのお国がチェコだから運命の歯車が狂ってきた?

     チェコ、遠い国の運命は北朝鮮の拉致事件が明るみに出てしまった今の日本でものすごくよくわかるということ。

     あれかこれか、あのときああすればこうならない。

     と、思っているひとが多いかもしれない。
     
     運命?

     なにがどうなって、こうなって

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    2025年09月11日
  • 外国語上達法

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    ラストの1/3がどうしても眠くなってしまって読み進められなかったので諦めました。
    最初の方の章では自分の経験や考え方とリンクするところがあって面白かったし、読みやすかったです。
    語学の勉強が好きなのですが、その一方で単語の暗記が生まれてこの方ずっと嫌いで、でも先生が作中でおっしゃっているようにそれをやらないことには語学はお話にならないので自分に鞭打ってボキャを増やしたいです。。はぁ。。

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    2021年04月20日
  • 外国語上達法

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    勉強ってやみくもにするものではないと思っています。絶対的に覚えなければならないもの。きちんと把握しなければならない規則。そして、思考する。やみくもにならないための指針と基準。それらに則ってできればこんなに楽なことはありません。

    この書では、母語ではない言葉、外国語を学ぶときのための指針を提示してくれています。しかも、ご自身の経験と根拠を示しながら。

    あ・・・間違ってはいないんだ、と自信につながる一冊でした。

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    2020年07月19日
  • 外国語上達法

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    やみくもに語学を勉強せず、目的を持て。

    これが本書で最も大事な部分だと個人的には思う。

    何のためにその言語を学ぶのか?
    それが分からず勉強しているのは、弁護士を目指してるのに、保育士の専門学校に進学するみたいな話なわけで。

    語学に限らず、何事にも言えること。

    収穫としては、「音声学を学び、軽視しがちな語彙を重視し、惹きつけられる先生から学び、金を払え。学びはじめはまず1000語。そして何より継続。」といったところか。

    所々時代錯誤を感じる学習法は否めないが、版を重ねているだけある普遍的な内容だったなと思う。

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    2020年06月01日
  • 外国語上達法

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    ただやみくもに外国語習得を開始するのではなく、戦略を立て、無駄のない努力をしたいところである。本書は、過去の自分の方法ではダメだったのだと気付かせてくれた。早速スマホで単語帳アプリをダウンロードし、1000語の暗記から始めている。また、友人にお金を払い、毎週一回一時間半の授業をしてもらうように依頼した。生涯をかけて、5カ国語を楽しめるようになるのが目標だ。

    以下、本書より抜粋。
    「言語の習得にぜひ必要なものはお金と時間であり、覚えなければ外国語が習得できない二つの項目は語彙と文法で、習得のための三つの大切な道具はよい教科書と、よい先生と、よい辞書ということになる。」

    「もし、辞書を引き引き

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    2020年05月12日
  • 外国語上達法

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    【感想】
    別の本で佐藤優が称賛していたので購入。
    30年以上前に出版されたにも関わらず、非常に読みやすい本でした。
    まぁ30年も経って学習ツールは大きく変わったが、本質は今も昔も変わらないだろう。

    外国語の習得に必要なものは「目的と目標」「語彙」「文法」「学習書」「教師」「辞書」「発音」「会話」「文化や歴史」。
    とりわけ重要なのは「目的」で、次いで「語彙」と「発音」なのだろうと読んでいて思った。
    やっぱり、明確な必要性がないと切羽詰まって勉強しないから、なかなか習得できないでしょうねー。

    個人的に英語が必要不可欠な環境ではないし。今後そうなるかも明確ではない。
    習得するに越した事はないにし

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    2018年11月22日
  • 外国語上達法

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    外国語を学ぶ方法に関するエッセイといったところ。「外国語」なので、英語に限っておらず、むしろそれ以外の言語についても語られていて、面白い。

    イメージ的に大昔の本かと思ったら、1986年ということで、意外と最近だと思ったのは、そういう年齢だからか。

    何よりも単語、まずは単語。その上で文法かな。
    (108)

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    2018年10月12日
  • 外国語上達法

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    初版が86年で、16年時点で47刷に達していことからも、良書と期待して手に取った。
    1語でも語彙を増やすに時間をつかうべきかと思った。が、それでもなお読みたかったし、200ページに収まってる内容は、移動時間を殺すのに都合が良かった。

    読み終えて思うのは、非母語を難なく扱えるようになった人は、賢く謙虚で、でも自信のある人だなと。しかし問題はぼくの中国語である。良い自習書もあり、先生もおり、なんなら中国語がつかえる国にすんでいるのに、この体たらく。
    この本に照らし合わせると、発音無視しすぎ・覚えるべき基本語彙がみえてない・ゴール設定できてない。ってことに、耳が痛すぎる。

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    2017年06月23日
  • 外国語上達法

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    書いてあることは奇をてらうものでもなんでもなく,語をしっかりと覚えておくことに始まる非常にオーソドックスで真面目なことです。でも,その背後にwill powerと目的の明確化がないと,ただただ時間を食うだけです。


    *****
     外国語を習うとき,なんでこの外国語を習うのか,という意識が明白であることが絶対に必要である。この反対の例が“教養のための外国語”とやらで,こんな気持でフランス語やドイツ語を学ばれては,フランス語やドイツ語が迷惑である。フカフカしたじゅうたんの上で,数々の教育機器に恵まれ,ネイティブ・スピーカーのいい先生のいるカルチャー・センターで,よい教科書と,よい辞書があってもう

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    2022年10月09日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    ネタバレ

    プラハの春に参加していた作者が、(おそらく)自身の経験を元に、その時代の中で愛し合う男女を描いたクンデラの代表的な小説。トマーシュとテレザの深いけど苦しい愛、トマーシュとサビナの良好で軽い愛、フランツとサビナの始まりと破局、他にもトマーシュと元妻、息子等、人間関係が多岐に渡って描かれている。
    特にトマーシュとテレザの愛は多面的に描かれていて読み応えがあった。本当に愛しているけど、トマーシュは女漁りをやめられないし、テレザもそれは分かっている。読んでるこっちは「そんな男やめなー?」て思うけど…
    一人ひとりの人間の精神の深さ、意外性が緻密に描かれているところは好きなんだけど、比喩が多いしそれが私の

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    2025年12月24日
  • 存在の耐えられない軽さ

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    チェコの大変な時代。
    哲学的な部分は完璧に理解しようとしたら
    難しいので斜め読みした。
    トマーシュがチャラい。
    何故かデルタの匂いって
    フレーズが頭から離れなかった。
    サビナは帽子を被って興奮する。

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    2025年12月10日
  • プラハの古本屋

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    言語学に関する話は難しかったが、社会主義国だった時代のプラハの様子や著者と交流のある人達とのやり取りがおもしろかった。

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    2025年11月23日
  • プラハの古本屋

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    表題になっている後半の古本屋の話より
    前半のプラハでの留学時代や
    多言語に関する話題のところが
    私には興味深かったです。

    とはいえ共産圏の古本屋が
    どのように営まれていて
    どうやって欲しい本を手に入れるかは
    経験者じゃないと語れないかも。

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    2025年10月03日
  • プラハの古本屋

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    ほぼ専門的な話で個人の名前が沢山出てくるのでなんのことだか分からなくなる。でもところどころ街やお店の話はなかなか面白いです。勝手な個人的思いですが、文庫本が1,000円超えるとなんか高いなぁと…

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    2025年09月26日