【感想・ネタバレ】言語学を学ぶのレビュー

あらすじ

外国語など言葉にまじめに向き合おうと思ったら、避けて通れないのが言語学。だが、「音韻論」「比較言語学」「方言学」「言語類型論」など、言語学を学ぼうとすると押さえておかなければいけない分野は多岐にわたる。もちろんそれぞれ奥が深く、それを一朝一夕で習得することは困難だ。そこで本書では、言語学において知っておくべき事柄をキーワードごとに解説し、その全体像が一気にわかるように構成した。加えて読書案内もあるため、さらに学習しようとする人にもタメになる。古くて新しい入門書。

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Posted by ブクログ

第Ⅰ部=1984~86年に雑誌連載された文章(一部は94年に書き下ろし)と、第Ⅱ部=1980~81年に雑誌連載された文章をまとめ、2002年に『言語学 私のラブストーリー』として書籍化したものを文庫化したもの。
幅広い言語学の研究分野を、手っ取り早く、広く見渡すには最適だが、さすがに情報が古いといわざるを得ない記述が散見される。そういった箇所には編註を付けた方がリーダーフレンドリーではなかったかと思う。

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2023年10月11日

Posted by ブクログ

4年最後に受けた映画理論の講義で、クリスチャン・メッツの映画記号論からソシュールに興味を持ったのがきっかけで、卒業後から「ことば」というものを考えたくなった。基礎知識・用語をザーッとさらう。どれだけそのベース部分を掴めたかは自信はないものの、これを足掛かりに他の言語学と冠するものも読んでいこうと思っている。英語学徒・仏語学徒として肉になりそうな知識も得られそう。

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2025年04月12日

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