和山やまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
和山やま原作漫画『カラオケ行こ』を山下敦弘監督、野木亜紀子脚本で映画化した際の完成シナリオ。
原作がカラオケという装置のお陰か映像化には向いてると思っていた。
ただ中学生とヤクザという部分はポリティカルコレクトネス的に危ういバランスで成り立っていて、ここをしくじったら映像化に失敗しそうと考えていた。
だが、そんな考えは杞憂というくらいに映画自体は素晴らしい出来に仕上がっていた。
原作にはない部分や、原作では小さく描かれている部分が映画版では膨らんでいたりして、さすが野木亜紀子だな、と思える脚本だった。
そして文章や漫画では伝わらない声というマジックも映画では見事に起こしていたのも良かった。ロン -
購入済み
「カラオケ行こ!」の続編。
中学生だった聡実くんは大学生に。狂さんはいくつになったんだろうか。
二人の変わらない空気感が好きです。気になるところで終わっていて、
各コマに意味があると思っているので、目を皿のようにして読み込んでいる。