和山やまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ和山やま『ファミレス行こ。』下巻。『カラオケ行こ。』の続編で、成田狂児に振り回されていた中学生の岡聡実が大学生になっている。
舞台は主に蒲田のファミレス、聡実のアパート、そしてスナックざくろ。かなり限定された空間で物語は進むのに、人間関係は思いのほか入り組んでいて、ほとんどの人物が何かしらつながっている。そのため、終盤の締切前デスマーチ感は見事なまでにカオスだ。
この作品の面白さは、出来事そのものよりも聡実の感覚の微妙なズレにあるように思う。彼はあからさまに不器用というわけではないのに、感情の受け取り方や距離の取り方が独特で、細かな機微が少し読み取りづらい。そこがむしろ魅力になっている。
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Posted by ブクログ
笑いながら読んで、最後ホロリ。ありがとう、和山さん。
娘に貸した上巻を見つけたら上巻から読んで再読だ。
人との繋がりっていいなと思わせてくれる素敵な作品です。
年齢的に狂児に近いせいもあり、聡実くんが可愛く見えるんだけど、聡実くんの時折の大胆さとか、豪快さ(?)のようなものに、隙をつかれるかのように驚かされてる狂児もまた愛おしい。
始まるようで始まらない、けど、実は始まってる(しかも、「終わりの始まり」ではなく「終わりがない始まり」なのがまたいい)2人の繋がり、永遠に見てられるかも。
上巻からかなり時間が空いての下巻刊行、このタイミングも(後付けだけど)良かった。
他の登場人物(と -
Posted by ブクログ
間のマンガ。
間の取り方が絶妙で、それはカラオケもそうで、そこにジワジワと来るわけで、そして湿度が低いというのもとても良くて、内容的にはともすればジメり易いのに、見事に乾いていて、それゆえに常に爽快感と清涼感があって、決して粘膜多めのねちっこさがなくて、そこはなかなか他には見られない作者の才能というか、美点なのだと思う。
そうしてただ乾いているだけではなく、常に付きまとう切なさと奇妙なドキドキ感もあり、その配分は本当に凄いと思う。
ラストの展開は、これで終わってしまうのかとちょっと寂しく思ったが、あとがきを読んで、なんか早くも期待してしまった。
2027年の新連載ってもしかして…