ソン・ウォンピョンのレビュー一覧
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ネタバレ扁桃体(アーモンド)が人より小さく感情を感じることができない 16才の高校生ユンジェの喪失と再生、そして成長の物語。
感情を感じない主人公が周りの人々と関わりを持つなかで少しずつ感情らしきものが芽生える。特に、激しい感情を持つ少年ゴニとの出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく。残酷さの裏には愛がある…韓国文学特有なよい物語でした〜
「ばあちゃん、どうしてみんな僕のこと変だって言うの」
「人っていうのは、自分と違う人間が許せないもんなんだよ」
扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母が通 -
Posted by ブクログ
「ジヘ(知恵)」を「ミスワイズ」って呼ぶのがとてもいいな
9ヶ月で正社員打診が来るのか。いいな。私5年かかったぞ
ジヘの非正規ならではの切なさはよくわかったけど、最終的になんか素晴らしい会社に入社できてチーム長になってたしで、いいなぁ
あとは英米の小説よりよほど「わからんこの風習」みたいなのがぼこぼこっとあるのが韓国の小説。留置所から出てくると豆腐食べるとか
ウクレレ教室のささやかな発表会は良かった
「舞」という字を指してムインが説明した内容
「・・・舛という字で、入り乱れるという意味です。つまり燃え尽きて残った灰が、再びめまぐるしく乱れ飛ぶのが舞いなんです」 -
Posted by ブクログ
ネタバレNOを、YESを、言おう。
ありふれた名前のジヘはインターンをしている。ある日コーヒーショップで有名人に啖呵を切っていたギュオクが会社にインターンとして現れて、2人は会話をするようになる。ギュオクは遊びと言いながら、言いたいことを言い、ちょっと騒ぎを起こす活動を持ちかけてきて——。
よくならない社会に、価値を見出せない労働、気の合わない同僚、わかってくれない家族、だんだんと気持ちが離れていく友人。受け流すのは難しくないけど、そんな人生でいいのか。声をあげても変わらないかもしれない。相手に与える打撃は一時のものかもしれない。でも自分を縛る理不尽にNOを言い、自分のしたいことにYESを言えたら -
Posted by ブクログ
ネタバレ予防線を張って最初から言い訳を作る。失敗するともともとうまくいくと思わなかったことにする。気にいらない結果にヤキモキする。そんな中年が啓発書を読みはじめたとき、悪手だ、読み手が求めてることより難解で複雑で単純すぎる、明快に書いてあることが叶う世の中ではないのにと思った。そして彼は理想を見ていた。理想的で優しい社会を夢見てしまった。それで儲かることはないと思う事業に手を出し、事業者としての経験も足らず失敗。教えてもらったこと、目の前のことを感じるという些細なことができなかった。まあ人生はそんなものだし、もっとこうすればいいのにと意見を言える立場に私はいない。ただ現実を知り、現実を見て、周りの人を