ソン・ウォンピョンのレビュー一覧

  • 三十の反撃

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    凪いだ海を眺めているような文章。春の冷たくもほんのり暖かい風を受けているような気分になります。もがき苦しむ30歳の女性が少しずつ、少しずつ成長していく物語。嫌なことを言われ、意地悪されても次の一歩がなかなか出ないもどかしさと、出合いによって殻を破っていくたくましさが良いバランスで表現されていました。最初はちょっと苦手な感じかなあと思っていましたが、小さな出来事と小さな反撃にのめり込みました。独特の構成でしたが、しっかり繋がっていて、最後はふわっと温まるお話で面白かった。大好き度❤️❤️

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    2024年11月14日
  • プリズム

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    素敵な物語だった。
    主人公たちとは同年代で、いまこの本を読むことができて救われたような気持ちがした。

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    2024年08月20日
  • アーモンド

    ネタバレ 購入済み

    話題のヤングアダルト……ということで読むのを後回しにしていたが読み出すと止まらず、遅読な私には珍しくあっという間に読了。感情を理解出来ないという主人公の語り口が淡々としており、不必要な描写がなく、結果的にかなり読みやすく仕上がっている。

    いやあ……海外文学を読んでいると度々遭遇する理不尽な暴力に、誰も彼もがぶち当たって、そのたびに涙が溢れて止まらなかった。主人公は愛が理解出来ないというが、母や祖母の愛でもってよほど人間らしく育っていると思う。
    偶々愛情と疎遠になってしまったゴニが周囲の人々によって怪物になろうとするのはどうにも痛々しく、悲しい。よくある事なんだけど、本来はとても素直な子供が環

    #感動する #ドキドキハラハラ #切ない

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    2024年08月13日
  • 三十の反撃

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    主人公ジヘの行動力が変わっていく姿が印象的で、
    読んでいくにつれ面白くなり、結末も素敵で圧倒的だった。
    印象的なセリフが多く、心に残る素敵な物語に出会えて良かった。

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    2024年08月04日
  • 三十の反撃

    購入済み

    面白かったのです。時間をおいて読んでみると、いろいろと感想が変わりそうな作品。
    タイトルから感じるような痛快さはそれほどないけれど、考えさせられる内容でした。

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    2024年07月03日
  • 他人の家

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    ネタバレ

    非常に良かった。
    「正確な文章を書きたいんです。辞書的な意味ではなく、あくまでも主観的な正確性という意味での。独創的でありながらぴたりと合うような。」
    『アリアドネの庭園』は未来の日本を見ているようで怖かった。

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    2024年04月04日
  • プリズム

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    かかえた過去
    すれ違い
    プライド
    素直になれない
    そんな20代30代4人の男女の恋の物語。
    とてももどかしくなるけれど、4人の思いや心情が順番につづられ、それぞれの思いに共感してしまう。

    ソン・ウォンピョンさんの透明感のあるすっきりした文章がとても素敵で、好きです。

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    2024年03月18日
  • 他人の家

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    ソン•ウォンピョンさん3冊目。毛色の違う短編たちで、どれも面白かった。「zip」「箱の中の男」「他人の家」「アリアドネの庭園」が好み。「zip」は自分の話かと思うくらい共感。「箱の中の男」はユンジェが出てきて嬉しかった。話の内容も、考えさせられるものだった。韓国って、日本と似たところが沢山あり、でも違うとこともあって面白い

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    2023年04月29日
  • プリズム

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    【この恋が永遠では無いからこそ、出逢いと別れを繰り返せ】

    ソウルで暮らす四人の男女の一年間の出逢いと別れを、四者四様の愛の形の物語。

    愛は始まるのと同時に終わりをじっと見つめなければならない。
    偶然、始まった出逢いからの恋愛は、その刹那さ故に思いがけぬきっかけで脆く壊れてしまう。
    その結果、残るのは心の傷と痛み。
    そして有り余る後悔。
    だが、そんなに傷ついても尚、人はいつの間にか別の恋愛を始めてしまう。
    その繰り返しの中で、繋がって断ち切って、人は誰かと関わって生きていく。

    そのサイクルの中に恋愛の本質が隠れているのだ。

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    2023年04月20日
  • アーモンド

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    主人公の心の成長が読んでいて誇らしかった。
    少しできすぎの物語ではあるが、全体的に前向きな気持ちになれる良い本だった。

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    2026年08月20日
  • アーモンド

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    "共感"という現代人に少しずつ欠けていっているであろう人間の脳の機能について、テーマとなる愛をまといながら進むストーリー。
    でも印象としてはハードボイルドさが強すぎ。笑

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    2026年08月18日
  • 三十の反撃

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    人は波風を立てないように生きている。正しいことを言っている人が逆に異色の目で見られることもある。そういう風潮だからこそ、真っ向から言動することが減った。
    でも、それでよいのかと本書は問いかける。
    嫌な思いをするかもしれない。
    失敗するかもしれない。
    罪悪感に苛まれるかもしれない。
    けれど、私は私自身には嘘を付かずに生きたい。30歳からでも始められると勇気をもらった。

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    2026年08月16日
  • 三十の反撃

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    ネタバレ

    ずっともやもやすることがある。
    会社や友人に理不尽をなすりつけられたとき。

    この物語の登場人物たちは、理不尽にちょっと良くない方法で報復をする活動をはじめる。
    何かが大きく変わるわけではない。
    だけど確かに波紋は広がり、周囲に影響を与え、結果は良いときも悪いときもある。

    主人公は若い頃の友人にはっきりと言ってやったことで、過去と決別できた。

    理不尽を完全に無くすことはできない。やり返しはうまく行くとも限らない。
    だけど前進したつもりで逃げるのではなく、向き合い、ひとつずつ立ち向かうことが大切なのかも。

    こんな勇気をくれる作品でした。

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    2026年08月10日
  • アーモンド

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    ネタバレ

    家族愛と青春。
    感情がわからず共感が出来ない主人公が直情型の同級生と触れ合うことで、感情理解が発芽し、少しずつ人の心を理解していく。また、恋愛もすることで自分の感情がどういうものかが表に出せるようになっていく。
    私も感情が表にあまり出ず、人から誤解されることも多いので主人公の気持ちがよくわかる。
    ショッキング過ぎる冒頭と終盤はこの小説を劇的にさせる事に貢献しているが、人によっては嫌悪感を抱くかもしれない。

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    2026年07月31日
  • アーモンド

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    ユンジェとゴニの出逢いと、絆ができるまで。

    ユンジェが、劇的に変化するきっかけと、お話のエンディングは、かなり衝撃的だったけれど。
    納得できるラストだった。

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    2026年07月24日
  • アーモンド

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    韓国文学で、評価が高いのは知っていたけどなるほど納得。
    愛というテーマについて自分でもよくわかっていないことだなと思ったし、でも家族からの親切は私も愛だと認識してる。主人公がこれからどうなるのか気になる作品

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    2026年07月18日
  • アーモンド

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    扁桃体が人より小さく、感情がわからない少年の物語。まずはお母さんが諦めずに息子のためにあれこれ考え工夫して必死に教える姿に感動した。悲しいことがたくさん起こったけれど、ゴニやドラとの出会いで少しずつ変化が生まれ、最後も気持ちの強さが勝ったようでよかった。

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    2026年07月17日
  • アーモンド

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    他者との関わり合うこと、共感するとは、人を愛するとはどういうことなのか、どうあるべきなのか、主人公と一緒になって深く考えさせられました。
    本の中で起こる出来事は、私の頭をガンガン殴られるような感覚で辛い気持ちになったけど、最後には希望に繋がる素敵な作品でした。
    また時間を空けて再読したいと思います。

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    2026年07月11日
  • アーモンド

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    文章からとても映像が見える。
    作者の方が元々映画監督だと知って納得。

    これ映画化したらとても面白いなと思ったけれど、小説だからこその余地も美しいなとも思う。

    登場人物たちの仕草や行動、表情などとても映像的。
    だからこそ、失感情症の主人公の独白も映える。

    最初は感情を感じない主人公だったが、少しずつ、様々な人と出会い、感情と出会っていく。

    受動的だった主人公がだんだんと能動的になっていく。
    やり方を真似てきた主人公が、自身で選び取っていく。

    感情というものについて、ずっと考えてきた主人公が、感情と向き合い、時に感情に振り回されながらも、自分を愛して、他者を愛していく姿はよかった。

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    2026年07月01日
  • アーモンド

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    感情がうまく出せないから、強い ブレのない気持ちがあるってカッコいい
    ユンジェがゴニと出会えて本当に良かった…

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    2026年06月24日