ソン・ウォンピョンのレビュー一覧

  • プリズム

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    素敵な物語だった。
    主人公たちとは同年代で、いまこの本を読むことができて救われたような気持ちがした。

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    2024年08月20日
  • アーモンド

    ネタバレ 購入済み

    話題のヤングアダルト……ということで読むのを後回しにしていたが読み出すと止まらず、遅読な私には珍しくあっという間に読了。感情を理解出来ないという主人公の語り口が淡々としており、不必要な描写がなく、結果的にかなり読みやすく仕上がっている。

    いやあ……海外文学を読んでいると度々遭遇する理不尽な暴力に、誰も彼もがぶち当たって、そのたびに涙が溢れて止まらなかった。主人公は愛が理解出来ないというが、母や祖母の愛でもってよほど人間らしく育っていると思う。
    偶々愛情と疎遠になってしまったゴニが周囲の人々によって怪物になろうとするのはどうにも痛々しく、悲しい。よくある事なんだけど、本来はとても素直な子供が環

    #感動する #ドキドキハラハラ #切ない

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    2024年08月13日
  • 三十の反撃

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    主人公ジヘの行動力が変わっていく姿が印象的で、
    読んでいくにつれ面白くなり、結末も素敵で圧倒的だった。
    印象的なセリフが多く、心に残る素敵な物語に出会えて良かった。

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    2024年08月04日
  • 三十の反撃

    購入済み

    面白かったのです。時間をおいて読んでみると、いろいろと感想が変わりそうな作品。
    タイトルから感じるような痛快さはそれほどないけれど、考えさせられる内容でした。

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    2024年07月03日
  • 他人の家

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    ネタバレ

    非常に良かった。
    「正確な文章を書きたいんです。辞書的な意味ではなく、あくまでも主観的な正確性という意味での。独創的でありながらぴたりと合うような。」
    『アリアドネの庭園』は未来の日本を見ているようで怖かった。

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    2024年04月04日
  • プリズム

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    かかえた過去
    すれ違い
    プライド
    素直になれない
    そんな20代30代4人の男女の恋の物語。
    とてももどかしくなるけれど、4人の思いや心情が順番につづられ、それぞれの思いに共感してしまう。

    ソン・ウォンピョンさんの透明感のあるすっきりした文章がとても素敵で、好きです。

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    2024年03月18日
  • 他人の家

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    ソン•ウォンピョンさん3冊目。毛色の違う短編たちで、どれも面白かった。「zip」「箱の中の男」「他人の家」「アリアドネの庭園」が好み。「zip」は自分の話かと思うくらい共感。「箱の中の男」はユンジェが出てきて嬉しかった。話の内容も、考えさせられるものだった。韓国って、日本と似たところが沢山あり、でも違うとこともあって面白い

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    2023年04月29日
  • プリズム

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    【この恋が永遠では無いからこそ、出逢いと別れを繰り返せ】

    ソウルで暮らす四人の男女の一年間の出逢いと別れを、四者四様の愛の形の物語。

    愛は始まるのと同時に終わりをじっと見つめなければならない。
    偶然、始まった出逢いからの恋愛は、その刹那さ故に思いがけぬきっかけで脆く壊れてしまう。
    その結果、残るのは心の傷と痛み。
    そして有り余る後悔。
    だが、そんなに傷ついても尚、人はいつの間にか別の恋愛を始めてしまう。
    その繰り返しの中で、繋がって断ち切って、人は誰かと関わって生きていく。

    そのサイクルの中に恋愛の本質が隠れているのだ。

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    2023年04月20日
  • アーモンド

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    通り魔のシーン、頭の中で想像出来るくらいリアルで、不謹慎ながらも面白いと感じてしまった。
    ユンジェ目線で書かれているから、感情を書き分けられないが故の生々しさがリアルに綴られていて、読書で初めて興奮に近い感覚を味わいました。

    ニュアンスですが
    ''人間は、感じても行動せず、共感するといいながら簡単に忘れる''
    この一節、図星をつかれた。

    確かに、SNS時代で「感じる」ことがほんの一瞬のイベントになってしまっている。
    感じたことを共有したり書き残して、自分のものにして、忘れないようにするっていうのは、人間である以上やるべきことなんだなあ。と感じました。

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    2026年05月29日
  • プリズム

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    好きな作家さんです。

    友情とか愛情とかいろいろありますが
    それに捕まえられてしまうのではなく
    自分自身で選んで流れていく人達の物語。
    恋愛小説というほどの濃さはない、さらっと
    終わる物語です。

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    2026年05月26日
  • アーモンド

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    主人公が特別なわけでもない、誰もがの愛と成長物語。また、過去にも海外作家による小説を読んだことがあるが、こんなにも原文で読みたい(読めたらな)と思ったのは初めてです。

    今後、〝本〟というものについて問われたら、引用させてもらいたい。
    『本は、僕が行くことなできない場所に一瞬のうちに僕を連れて行ってくれた。会うことのできない人の告白を聞かせてくれ、見ることのできない人の人生を見せてくれた。……本は空間だらけだ。文字と文字の間も空いているし、行と行の間にも隙間がある。僕はその中に入っていって、座ったり、歩いたり、自分の思ったことを書くこともできる。……』

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    2026年05月13日
  • アーモンド

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    ────遠ければ遠いでできることはないと言って背を向け、近ければ近いで恐怖と不安があまりにも大きいと言って誰も立ち上がらなかった。ほとんどの人が、感じても行動せず、共感すると言いながら簡単に忘れた。
    感じる、共感すると言うけれど、僕が思うに、それは本物ではなかった。

    この言葉を見て考えさせられる部分がありました。
    誰だって口では何とでも言える。でもそれを純粋な心で思い、行動にできる者はどれくらいいるのだろう。
    「いつでも力になるからなんでも言ってね」だとか「あなたに何かあったらどんな時でもかけつけるよ」だとかこんな言葉を耳にすることもありますが、でももしその時がきて本当に助けようと行動に起こ

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    2026年05月03日
  • アーモンド

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    感情がないのを想像して小説を書くのは容易なことではなかっただろうな…。
    社会にはこんな人もいるのかと思うとむずむずした。怖いような…可哀想なような。
    主人公が少しずつ感じることができるようになっていくのを見て、感じることって幸せなんだなと思った。

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    2026年05月02日
  • アーモンド

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    韓国人の描くストーリーの特徴なのか、残酷な展開が多かった。失感情症というものをこの本で初めて知った。非行少年に対して偏見を持つことなく深く接することで、様々な感情を知っていく新しいストーリーでおもしろかった。

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    2026年03月22日
  • アーモンド

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    自分が今まで誰に何を思ってどう生きてきたのか考えさせられた
    子供ながらの繊細さ不器用さがすごく読み取れて、素敵な友情と簡単に言いきれない2人の関係性が良かった

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    2026年03月22日
  • 三十の反撃

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    注!
    ネタバレ設定にはしていないですけど、ところどころ内容に触れているので。
    気になる方は読まない方がいいかもしれません。





    生きることに疎外されてきた……、というより、自らを生きることから疎外されていたと思い込んでいる……、ていうかーw、ずっと生きることから阻害されてきたと思うことで、自らの不甲斐ない日常を「社会が悪いんだから仕方がない」とやり過ごしてきたが故に、自分しか見えなくなってしまった主人公の一歩前進二歩後退的な成長物語。
    ……と言ったら、怒られるんだろうか?(^^ゞ


    一歩前進二歩後退の成長だから、読んでいていろいろ苦い。
    でも、そういうエピソードは、読んでいるて意外にわ

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    2026年03月14日
  • アーモンド

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    アーモンドとは、脳にある恐怖を司る「扁桃体」のことだ。

    感情をうまく認識できない「失感情症」を持つ少年が主人公の作品だ。

    感情がないとは、不安や恐怖、痛みがないけど、喜怒哀楽もない。
    「感情ありがたや」という気持ちになる。

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    2026年02月20日
  • プリズム

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    ずっと途中まで失敗のはなしかなと思って読んでいたけど最後に良かったな、になった なんか登場人物みんな前向きな意味で地に足がついてなくて良い

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    2026年02月15日
  • アーモンド

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    「感情を表現する言葉の欠如」を意味するアレキシサイミア
    (失感情症)で、恐怖、愛、悲しみ、怒り、嫌悪といった本質的な感情を認識する脳の機能が欠如しているスン・ユンジェの物語。感情を過剰に表現する不良少年ゴニと、何も感じない静かなユンジェという相反しながらも、共に社会不適合者で普通にも平凡にもなれない二人が、互いの個性を補完し合い共感出来る存在になって行く姿に惹かれながら読む。
    「僕の理解する限りでは、愛というのは究極の概念だ。規定できない何かを、かろうじて単語の中に閉じ込めたもの。でもその単語は、あまりにも気軽に使われていた。 ただ単に気分がいいとか、ありがとうという意味で、平気で愛を口にする

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    2026年02月04日
  • アーモンド

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    なんか、最後はとても良かったけど
    読んでいる間、どことなく不気味で怖さを感じていた。
    そういう感想って、あんまり正しくないのかもしれないけど。結構暴力の描写が少なくなくて、私には刺激強めだったのかな。

    そしてそれにつられたのか、物語の上っ面というか表面だけを読み終わっただけな気がする。
    珍しく翻訳ものだからなのかな?
    韓国の小説は生まれて初めて読んだのだ。

    再読しなくちゃな。

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    2025年12月20日