中西モトオのレビュー一覧

  • 鬼人幻燈抄 : 11 昭和編 花街夢灯籠

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    ネタバレ

    何回読んでもうるうるする、切ない話だった。
    斬り捨てるなら思いごと、受け入れるなら全てを。
    真っ直ぐに濁りの無い人生を歩めなかった甚夜の人生のツケが回った、いい話だなと思った。
    個人的には最後あんなちょっとの情報しか教えてもらえなかった匠が可哀想で、青葉みたいに思考迷宮に陥いるの確定で可哀想だった。
    でも甚夜は自分の芯を一本通せたから良かった!

    0
    2022年12月30日
  • 鬼人幻燈抄 : 3 江戸編 残雪酔夢

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    鬼人幻燈抄シリーズ3冊目。
    まだ、江戸でとまってる。
    不思議な酒「ゆきのなごり」この元となる泉が、、、
    ネタバレになっちゃうので、深くはいいません。
    とても楽しかったです。

    0
    2022年12月17日
  • 鬼人幻燈抄 : 11 昭和編 花街夢灯籠

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    昭和34年、現実の時間線上には存在しない花街に迷い込んだ甚夜、そこで女性と暫く暮らすことになり…
    妖刀『夜来』『夜刀守兼臣』の気になっていたあのエピソードも綴られる、ファンタジー色豊かで美しく切ないノスタルジーに彩られた昭和編
    いよいよ平成に繋がる作品です

    新しい冒険譚の伏線も張られていて、楽しみです

    0
    2022年12月11日
  • 鬼人幻燈抄(コミック) : 2

    ネタバレ 購入済み

    ようやく来た

    見入る作画とやはり重いストーリーが素晴らしい。
    原作を読んではいるけど、絵として見るとこれまた新鮮。

    個人的な区切りで言えばイントロ部分かな。(これネタバレ...?)
    次巻楽しみです。

    ブックライブよ...電子が出るまで少し遅いですね...?
    次の巻が出たらなるべく早く欲しい(切実)

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    2022年09月06日
  • 鬼人幻燈抄(コミック) : 2

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    切ない
    みんな悪くないのに
    好き同士が結ばれないのはモヤモヤして辛い
    最初の神社のくだりまでどうやってストーリーが進んでいくのかな?
    原作は小説なんだね
    主人公が幸せになりますように

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    2022年03月17日
  • 鬼人幻燈抄(コミック) : 1

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    ネタバレ

    大好きな小説がまさか漫画になるとは! 絵柄もとても好みだったので、絶対に買うと決めていました。

    まさか初めに平成のシーンを持ってくるとは思いませんでした。漫画で初めて『鬼人幻燈抄』に触れた人は、このシーンを見てどのように物語が進むと思ったのでしょうか。

    日本語にたくさん一人称があってよかった。だからこそ川辺のシーンがもっとグッと来るものになっていると思います。
    いい意味でも悪い意味でもまっすぐすぎる2人。切なくて、尊くて、そして不器用で…読んでいる私がなんだか悔しい気持ちになりました。苦しそうで、寂しそうな2人の表情が本当に切なかったです。

    この先の展開も、漫画ではどのように描かれるのか

    1
    2022年02月17日
  • 鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々

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    ※ライトノベルだからと気軽に読み始めてはいけません。

    痛い目を見ます、本当に。
    えぐられた様な胸の痛み...
    まだ余韻が身体に刻まれています。

    重厚な世界観と人の想いの深さ圧倒されます。
    それぞれが与えられた責務を全うしようとしたが為に
    起こってしまった惨劇...
    胸が締め付けられました。

    これが壮大なる物語の序章にすぎないとすると
    私の身が持たない可能性が高い...

    0
    2021年08月13日
  • 鬼人幻燈抄 : 1 葛野編 水泡の日々

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    表紙の綺麗で儚いイラスト、設定、そして題名に惹かれ手に取りました。
    表紙には、神社、巫女、剣士が描かれていて私の好みドストライクです。


    想像もしなかった複雑な展開、まだ一巻であるのにその壮大なストーリーに満足しました。この先、どのようにストーリーが進んでいくのか大変気になります。

    二巻は江戸編に続き、明治編。歴史が好きな私からしたらとても楽しみです!
    あ、でも歴史色はそんなにないです。なんというか、教科書に載っているような歴史の背景で、実はこんなことが起こっているのだなぁ…という感じです。
    私はその雰囲気を楽しんで読みました!

    イラストが本当に綺麗です。(2回目)

    0
    2021年08月05日
  • 鬼人幻燈抄 : 10 大正編 夏雲の唄

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    ネタバレ

    中西モトオ著『鬼人幻燈抄 十 大正編 夏雲の唄』は、長きにわたり積み重ねられてきた「人と鬼の物語」がひとつの時代を超える節目として、美しくも切なく結実した一巻である。

    大正という激動の時代を背景に、変わりゆく社会の中でなお「変わらぬもの」を求め続ける人々の姿が、静かな筆致で描かれている。かつて何も守れなかった甚夜が、今度は誰かを守るために立ち上がる。その成長の軌跡は、過去から未来へと受け継がれる意志の炎のように、読み手の胸の奥を温かく照らす。

    野茉莉との再会の場面には、時間の隔たりを越えた絆の尊さがにじみ出ており、哀しみの底にひそむ希望が静かに息づく。終盤で語られる「世の中は変わっていく。

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    2025年11月12日
  • 夏樹の都市伝説集 鬼人幻燈抄 番外編

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     怪談は好き。でも、ホラーは大の苦手。昔からずっとそうだ。なぜだろう……と考えてみると、人ならざる者の存在がうっすらあるのはとてもおもしろいし、あって当然だと思っている自分に気がついた。
     そして、彼ら“怪異の皆様”にも心や考え、願いなどがある(中にはないものもあるだろうが)のだから、それを人間ごときが勝手に怖がって恐れて解釈して、ましてや他の人間を怖がらせるエンタメにしてしまうというのは、いささか無礼なのではないかと思ってしまうのである。だから、できるかぎり怪異をありのままで、なるべく史実に基いた形で知りたいのだ。  
     この「鬼人幻燈抄」シリーズは読んだことがないのにいきなり番外編を手に取

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    2025年11月06日
  • 鬼人幻燈抄 : 10 大正編 夏雲の唄

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    余談:夏雲の唄/妖刀夜話 ~鬼哭~ /溜那の話/大正編終章:街の小さな映画館/幕間:老いも若きも

    鬼と鬼の闘いは続く 大正の終わりにも
    この先も終わらない?
    2009年(平成22年)の高校生活も続く
    楽しそうに
    鬼も一緒に?
    そう あなたの隣に 鬼はいるのだよ……

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    2025年10月12日
  • 鬼人幻燈抄 : 14 平成編 泥中之蓮

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    ついに終わってしまった。
    好きだったシリーズ、寂しい

    鈴音の想いが純粋すぎて真っ直ぐすぎて、悪者にできず悲しかった。白夜の結婚がもう数年ずれていたら、鈴音ももう少し大人になっていて、こんな悲劇にならず、大好きなお兄ちゃんの側にずっといれたんじゃないかなと思ってしまう。

    萌の活躍がかっこよかった

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    2025年09月12日
  • 鬼人幻燈抄 : 13 平成編 終の巫女

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    今までの話の答え合わせが続々と出てくる、胸が熱くなる巻です。

    アキちゃんの名前の由来と100年越しの伝言には胸が熱くなった。

    吉隠と最後の戦い。オールスターズで戦うのはとても熱いです。

    いよいよ次で最後、名残惜しいです

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    2025年08月23日
  • 鬼人幻燈抄(コミック) : 1

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    伏線回収がすごいです。壮大な話の中でどんどん撒かれてどんどん拾われます。妹が鬼でお兄ちゃんが刀を使います。〇〇の呼吸とかは使いません。

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    2025年06月22日
  • 鬼人幻燈抄 : 9 大正編 終焉の夜

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    人の世界に紛れるように暮らす鬼の甚夜
    人の何倍も生きるのはどんな感じだろう
    外の国にはポーの一族とかドラキュラとかいるそうだけど、日本には鬼なんだろうね

    永遠の命が欲しいとは思えないので
    長生きな方たちのお話を聞いて
    楽しさや悲しさを想像してみよう

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    2025年05月19日
  • 鬼人幻燈抄(コミック) : 7

    購入済み

    アクションシーンがカッコいいー

    関西弁・・・京都弁、しゃべってる秋津染五郎の活躍も良き。熱くならずに戦う姿がカッコいいわー
    しかし、この作品の根本のテーマだから当然のことながら、やはり話がつらいほうに流れてきました。
    続きが気になります

    ところで、8巻が2025年3月発売って書いてあるけど、今月中にもう一冊出るん?

    #切ない #カッコいい #ダーク

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    2025年03月19日
  • 鬼人幻燈抄 : 9 大正編 終焉の夜

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    遂に南雲叡善と決着。暫くは大きな動きもなく一見平穏な日々が続いていたが、その裏では叡善と配下の鬼たちによって着々と準備が行われており、古結堂の三枝小尋もその犠牲に。最後の叡善との死闘も臨場感たっぷりの大立回りでしたが勝敗が決した後も各陣営の思惑が交差し一筋縄ではいかない状況が続く。今回も甚夜の思い遣り溢れる言葉の数々が私の荒んだ心に染み渡り、読後感は最高の一言。そしてまだ大正編が続く様で、次は小尋かな?吉隠かな?とまだまだ目が離せない状況で続編の早期発売を切に願います。

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    2025年03月17日
  • 鬼人幻燈抄 : 8 大正編 紫陽花の日々

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    時は大正11年、四代目秋津染吾郎が鬼を討つことを生業とする名門南雲家が主催するパーティに出席する場面から始まる。四代目秋津もすでに老境に差し掛かり家督はすでに譲っており孫までいるようです。廃刀令からだいぶ経ちすっかり落ちぶれてしまった南雲家元当主の叡善は南雲和紗の父にして人の身ながら人を喰らって命を貯蓄する外道。その叡善が溜那という少女の体を改造し人造の怪異「コドクノカゴ」として、さらには複数の鬼を使役して名門復活を企む。表紙は冒頭の甚夜とマガツメの長女向日葵かな?早速次の『終焉の夜』に進みます。

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    2025年03月13日
  • 鬼人幻燈抄 : 7 明治編 君を想う

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    ネタバレ

    葛野を出て43年、甚夜は遂に鈴音と対峙。鬼神へと至ろうとする妹との再会は、甚夜だけでなく彼の周りの人々の運命も大きく変えることになる。酷いネタバレになってしまうからこれ以上は何も言えないですが、今回はすごいスピード感でずっとスリリングな展開でした。巻き込まれてしまった人たちには、ぜひとも幸せになってもらいたい・・・。最後にお絹さん、お久しぶりーからの甚夜を励ましてくれてありがとう!次は大正時代ですがまだ揃っていないので、このシリーズは一旦休憩します。

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    2025年01月14日
  • 鬼人幻燈抄 : 6 明治編 夏宵蜃気楼

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    ネタバレ

    1877年、思春期を迎えた野茉莉との接し方に悩む甚夜の元に百鬼夜行の噂話が舞い込む。その中心には兼臣と因縁のある鎖を操る鬼女。兼臣との付き合いも長くなったがそもそも何者なのか?その答えが判明する。そんな中でも明治の世で人々の暮らしは日々営まれており、人は成長し、または衰えつつ、ほっこりした話もあれば細かい怪異の相談も絶え間なく持ち込まれる。鬼嫌いの宇津木平吉は少しずつ甚夜の事を認め始め、師匠の3代目秋津染吾郎にも認められつつある。癒しの巫女こと東菊は自ら正体を明かすがその目的は?最後、甚夜はどこ行った?

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    2025年01月10日