【感想・ネタバレ】鬼人幻燈抄 : 11 昭和編 花街夢灯籠のレビュー

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Posted by ブクログ

ついに昭和まできた。マガツメとの戦いは、小休止がつづいている。時代は流れ、たくさんの人たちが退場していった。色んな出会いと別れがあって、どっか繋がっていて。亡くなっても紡がれていっているものもあって、ホロっとする。

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2023年03月23日

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ネタバレ

何回読んでもうるうるする、切ない話だった。
斬り捨てるなら思いごと、受け入れるなら全てを。
真っ直ぐに濁りの無い人生を歩めなかった甚夜の人生のツケが回った、いい話だなと思った。
個人的には最後あんなちょっとの情報しか教えてもらえなかった匠が可哀想で、青葉みたいに思考迷宮に陥いるの確定で可哀想だった。
でも甚夜は自分の芯を一本通せたから良かった!

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2022年12月30日

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昭和34年、現実の時間線上には存在しない花街に迷い込んだ甚夜、そこで女性と暫く暮らすことになり…
妖刀『夜来』『夜刀守兼臣』の気になっていたあのエピソードも綴られる、ファンタジー色豊かで美しく切ないノスタルジーに彩られた昭和編
いよいよ平成に繋がる作品です

新しい冒険譚の伏線も張られていて、楽しみです

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2022年12月11日

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今までの中で一番優しい話。
甚夜が驚くほど優しくなっている。それは、関わってきた人たちのおかげ。
後悔を持った者達が集まる娼婦街で、甚夜は人々に前を向く手伝いをする。
力がある事だけが強いのではない。過去を乗り越え、人に当たらず自分の中で昇華し幸せになる。そんな強さばかりを描いた今作品は心が暖かくなりました。

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2024年04月04日

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ネタバレ

甚哉は夢の街、鳩の街で現世に悔いを残している人を救った。しかし甚哉がこれまで食った人達の復讐を受けてしまい封印されてしまった。これからは甚哉がマガツメとの戦いに向けて動き出す

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2024年01月13日

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時代ごとにテイストが変わる本作品の中でも、昭和編はかなりの異色作。舞台が娼街と人を選ぶ設定だけど、連作ファンタジーに入れ込むことでうまく処理している。嘘を嘘と承知で受け入れて世界を創るのが粋、嘘を指摘して壊すのは野暮、というような理で一冊ができている。本当のことは言葉にならないし、言葉にすると何かが失われるということを、登場人物全てが理解している素敵な世界。

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2023年06月04日

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少しカラーが変わった印象の昭和編。
甚さんが、恋心を露わにすることが珍しい。

今までちょっと謎だった高校生たちのつながりがわかったのはやっとスッキリした。

2023.1.22
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2023年01月22日

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昭和まで来た。前半は、いつもと違うなと思っていたが、後半から、一気に繋がって来た。やはり、最後は、しんみりと考えさせられた。

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2022年12月22日

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ネタバレ

【収録作品】花街夢灯籠/迷い道の彼等/余談 あなたの好きな食べ物は?/君と星空を/花の心/夢の終わり/幕間 復讐の果てに/昭和編終章 赤線跡を訪ねて

シリーズ第11作。

昭和篇については、戦争をどうするのかなあと思っていたら、さっくりとスルーしたので、肩透かしをくらった気分。
ただ、このシリーズのテーマからすると戦争を折り込むのは違うかな。

ないはずの世界を描いているからか、読み心地もつかみ所がなく、ふわふわしていた。オチはコメディか。最終対決が近づいて、嵐の前の静けさの巻といった感じ。

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2023年01月31日

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