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Posted by ブクログ
怪談は好き。でも、ホラーは大の苦手。昔からずっとそうだ。なぜだろう……と考えてみると、人ならざる者の存在がうっすらあるのはとてもおもしろいし、あって当然だと思っている自分に気がついた。
そして、彼ら“怪異の皆様”にも心や考え、願いなどがある(中にはないものもあるだろうが)のだから、それを人間ごときが勝手に怖がって恐れて解釈して、ましてや他の人間を怖がらせるエンタメにしてしまうというのは、いささか無礼なのではないかと思ってしまうのである。だから、できるかぎり怪異をありのままで、なるべく史実に基いた形で知りたいのだ。
この「鬼人幻燈抄」シリーズは読んだことがないのにいきなり番外編を手に取ってしまったが、大正解だった。私と同じ考え方で怪異と対峙している。夏樹という人の生き方が好きだったから。
もちろん、すべての怪異に対して仲良くなれるなんて思わないが、きっと元は人間のうみ出した姿だ、もう少し寄り添ったりできるんじゃないかなぁ。私はやっぱり、退治よりも対峙したい、なんてね。
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