あらすじ
パーティーの夜、甚夜達は希美子と溜那を助け出して南雲叡善の目論見を打破した。その後、しばらくは大きな動きもなく平穏な日々が続いていたが、叡善と配下の鬼たちは着々と反撃の準備を進めていた。マガツメに敗れてから39年、自ら進むべき道を見出した甚夜が、大正の世で得た強さを武器に“巨悪"と闘う! 大人気和風ファンタジー巨編、第九巻!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人の世界に紛れるように暮らす鬼の甚夜
人の何倍も生きるのはどんな感じだろう
外の国にはポーの一族とかドラキュラとかいるそうだけど、日本には鬼なんだろうね
永遠の命が欲しいとは思えないので
長生きな方たちのお話を聞いて
楽しさや悲しさを想像してみよう
Posted by ブクログ
遂に南雲叡善と決着。暫くは大きな動きもなく一見平穏な日々が続いていたが、その裏では叡善と配下の鬼たちによって着々と準備が行われており、古結堂の三枝小尋もその犠牲に。最後の叡善との死闘も臨場感たっぷりの大立回りでしたが勝敗が決した後も各陣営の思惑が交差し一筋縄ではいかない状況が続く。今回も甚夜の思い遣り溢れる言葉の数々が私の荒んだ心に染み渡り、読後感は最高の一言。そしてまだ大正編が続く様で、次は小尋かな?吉隠かな?とまだまだ目が離せない状況で続編の早期発売を切に願います。