森瑤子のレビュー一覧

  • 愛の予感

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    ネタバレ

    さらりと読めたと思います。

    時間が経ちすぎてよく覚えていない…。

    元々恋愛小説は苦手なので、
    恋愛小説の良し悪しはわからないし
    とくべつ目立った感想も言えないですけど
    色々な恋や別れがあり、
    最後に「愛の予感」を感じるというラストは
    単純に希望があってよかったです。

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    2011年02月14日
  • カフェ・オリエンタル

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    最初に読んだのは20年位前。その頃氏のエッセイを含め殆どの作品を読んでいた。その中で時々読み返したいと思う本は1〜2冊しかない。なぜなら、小説でもエッセイでも同じネタを繰り返し使い回している事がすぐにわかり興ざめしてしまったからだ。特にエッセイなどはかなりの本数をあちらこちらで執筆していたためか、完全に”数の勝負”となっていたように思う。
     この本はところどころにその”使い回し”のかけらが見られるがそれでも全体に雰囲気があり、何となく手元に置いて時々読み返している。主人公のどこか投げやりながらあきらめきれない部分、潔くもあり、そうなりきれないところなどが好きなのかもしれない。

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    2010年05月05日
  • 恋愛論

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    -私たちは、本当に幸福になるための努力よりも、どちらかというと、人に幸福のイメージを与えることに、四苦八苦している-

    森瑤子さんは自分のスタイルのある女性だったように思います。スタイルを持つということは、こだわり、それを支える哲学があるということ。ずいぶん古い本だけれども、色褪せてない。結婚式にかけるお金の使い方、女を知りつくした夫を選ぶことの意義、などなど、一回は読んでおくといい。

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    2009年10月07日
  • 情事

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    ねっとりと甘い。
    心にささった棘からじわじわ膿がでてくるような
    大人のけだるい甘さが漂っている。まだ腐りきってない濃厚で
    でも鼻をそらすことのできない芳香。
    ふと主人公の年代が自分とばっちりとかぶっているのに
    気づいて愕然とする。こう展開のは、「大人」な空間故だと
    思っていたのに、気がつけば自分もその領域にいる。
    こういうシナリオが非日常に感じない
    自分にちくんとする痛みを感じるのは、
    この小説の主人公の気持ちがわかるというのは、
    もうがむしゃらで青かった青春時代が終焉してしまったということだから。

    でもね、会ったばかりの男がいくらスマートでも
    美しくてもやんちゃでも、それを「愛」と言ってし

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    2009年10月04日
  • 別れ上手

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    大学時代に読んでいた作品を読み返しています。当時は腹を立てていただろう(記憶が・・・)ところもうんうんとうなずいて読んでいける。そんなエッセーです

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    2009年10月04日
  • 秋の日のヴィオロンのため息の

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     経済的にも美貌にも恵まれている、一児の母「阿里子」の生活をつづった物語。10章からなるが、それぞれの章は比較的独立しており、単独で取り出してもほとんど物語になっているような感じ。

     夫との生活、娘との生活などが描かれている。自分も夫も不倫しているが、そこいらのそういう小説よりも、よっぽど真実みがあると思う反面、こんな夫婦、こんな親子って、かなり現実離れしているかも、と思う。
     初出は1987年であり、多少古い感じもするが、でも洒落た文体の小説だと思う。軽く読めます。
     でも、阿里子の友達(和子)が、夫と別れて不倫相手と暮らし、すぐに別れてしまうことについて、お互いに文句も言わないでずっと

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    2009年10月04日
  • 情事

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    「情事」について。これが処女作っていうんだからスゴイ。どちらかというと2つ目の「欲望」が好き。
    素直になれずにどんどん崩壊してゆく関係。そこに思わぬ悪魔のささやき。
    欲望との葛藤〜結末まで、揺れ動く女性の心に切なくてもどかしくて、そして安堵。

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    2009年10月07日
  • ドラマティック・ノート

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    短編集
    香水にまつわる大人の恋愛模様。
    真剣で綺麗。
    だけど、私はもっとやんちゃな大人が好き。

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    2009年10月04日
  • 情事

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    おしゃれな大人の女の逢い引き、というイメージ。私には関係ない?かな。こんな小説ばかり読んでると、不倫もOKか?と錯覚してしまう。

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    2009年10月04日
  • 恋愛関係

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    あの人をふりむかせたいと思う時、そして、いい出逢いをもつためには、どうしたらいいか。効果的な口説きの手段、楽しみとしての恋の駆け引き、スマートな攻撃法をサジェッションする、恋愛エッセイ

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    2009年10月04日
  • TOKYO愛情物語

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    婚約・結婚・浮気・離婚という人生のターニング・ポイントでの男と女の思惑…男の場合、女の場合、それぞれのドラマをTOKYOを舞台に描く7話

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    2009年10月04日
  • 別れ上手

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    たくさんの出会い。たくさんの分れ…どこで何がどう違ってしまったのか分からない愛の破綻。「別れ」を通して青春の日々を、そして大人の女の恋を綴るエッセイ

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    2009年10月04日
  • 秋の日のヴィオロンのため息の

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    人生の秋の日にさしかかっている--。経済的にも、美貌にも恵まれている主人公、三十八歳、女の選択。シリアスな問題をしゃれた会話体で浮き彫りにした長編小説

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    2009年10月04日
  • ある日、ある午後

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    午後は、一人で楽しむ束の間の時間。身辺のこと、音楽・ビデオ・読書の楽しみ、旅の魅力、お酒などについてのエッセイ集

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    2009年10月04日
  • クレオパトラの夢 世にも短い物語

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    微かな香水の残り香、さりげなく流れる視線、妻がさも気乗り薄そうに応じる女友だちの誘い・・・。平穏な日常に悲劇は突然にやってくる。大人のための小編

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    2009年10月04日
  • ドラマティック・ノート

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    匂いが運ぶ愛の記憶、仕組んだ罠、見抜いた嘘--匂いにはドラマがある。香水をモチーフにした男女の愛の形、12話。

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    2009年10月04日
  • カサノバのためいき 世にも短い物語

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    女の季節でやり残しているのは--、冒険、未知との遭遇、危険とか密会といった秘密の類のコト。諦めにも、ためいきにも似た微妙な、大人のための物語。26話

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    2009年10月04日
  • デザートはあなた

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    「僕が酔ったのは、キミの魅力。デザートはキミ」食事はセクシーであるべき、という確固たる持論をもつ主人公に岩城晃一が扮しTV化された作品。

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    2009年10月04日
  • 少し酔って

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    ホテル・ルームで、バーで、レストランで、二人がグラスを合わせる時、物語の幕が上がる。あるいは、物語の幕が下りる。ハッピー・エンドでも悲しい結末でもない10編のショートストーリー

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    2009年10月04日
  • ミッドナイト・コール

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    男と女の愛と憎しみがからみ合う真夜中の電話―ミッドナイト・コール。男からの誘い、嫉妬、裏切り、女の見栄と欲望……。表題作ほか、男と女の愛の行くえと葛藤を描く11編。

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    2009年10月04日