【感想・ネタバレ】別れの予感のレビュー

あらすじ

どんな男と女の関係でも必ず別れを内包している。ひとつの愛の終わりと、別のひとつの愛の始まり――それは突然にやってくるものらしい。哀しく辛く胸をえぐった、青春の日の初めての別れの言葉。それから、どれぐらい多くの別れを体験してきただろうか。――大人の女の恋愛を描いて定評のある著者の、別れのストーリーを織りこんだ、第一エッセイ集。

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Posted by ブクログ

様々な男女の別れが短編小説として描かれている。
小説のみならず、エッセイも収録されている。
小説は「最終的な」結末は読者に委任するものの、どの作品もモヤモヤ感の残らない、すっきりとした終わり方をしており、結構好きだった。
人間は犬型と猫型の二種類に分類できるという見解は面白かった。
私自身は犬型だけれども、友人には明らかに猫型の人も複数いる。
仲は良いし、作者の見解とは少々ことなるかもしれない。
何より「子供より夫の方が手がかかる」という話には一笑してしまった。
読みやすく、なかなか好きな作品。

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2011年05月22日

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