森永卓郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森永卓郎さんへの信頼度は60%くらいだが、財務省をしばしば批判していたので読んでみようかと思った。
森卓以外にも財務省の組織風土を問題視する人は結構いるので、実態理解の助けにはなるだろうということで。
最近では『森友学園』に関する決裁文書の改竄や隠ぺいで、ひどい組織だというイメージがぬぐえない省庁だ。
今日、国の借金は1200兆円を超えてしまい、日本の税収70兆円の17倍にもなっている。
年収500万円の家庭に例えると、8500万円の借金を抱えているようなもの。
これ、ヤバいよね。
森卓さんは、MMT(Modern Monetary Theory: 現代貨幣理論)の支持者。
これは、国債発行による借金の増加を財務省が「危ない」と言うのに反論するためとしか思えない。
「借りた金は返さなくてはならない」という考え方は、国家財政には当てはまらないそうだ。
そして、財務省は経済の専門家の常識を知らない、と決めつけている。
国の借金は利払いだけで年10兆円を超えており、借りた金を返すためにまた借金をすることを毎年行っている。
サラ金の借金を返すのに別のサラ金で借金するというサラ金地獄が頭に浮かぶ。
個人の借金とは異なり、日本国家はこの方式でいいのが経済学をよく知っている人の理論らしい。
第1章 がこの話題で、この理論が正しい前提で財務省批判がはじまるので、私としては納得できない。
第2章 アベノミクスの成果である企業の投資活動と賃金上昇を潰したのは、財務省の増税政策という話
第3章 財務省は富裕層の減税措置はしたくないので、財源の確保は消費税の増税が良いと言い張りたいらしい。
第4章 国家公務員の給料は大企業以上なので、非正規労働者などの生活実感がわからない。
第5章 財務省とテレビ新聞メディアは利害関係者なので、財務省を強く批判できない。
森永卓郎が考えていたことは分かったが、私にはMMT理論が理解できないので(˘•ω•˘)??ウーンという感想。
消費税をいじるより、円高誘導の政策をして欲しい。
今の1ドル160円を、1ドル130円くらいまで円高にできれば、10%くらい物価が下がるように思っている。
衆院解散で、次の政権がどうなっても消費税は上げないようなので、円安が進まないことを祈る。 -
Posted by ブクログ
やりたいことをすぐにやろう。今やろう。
とても共感、人生を短いと感じた事は今のところないけど、年齢を重ねるごとに明らかに人生の進むスピードがかなり速くなった。
NISAに対してのネガティブ意見はあまり見かけることがないので、新しい意見だと思ったし、リスクもあることを改めて考えさせられた。
少し批判的な部分も多く感じたが、自分としての意見を考える機会になった!
ベーシックインカム制度は非常に賛成。最低限の生活で充分と言う人が支給額の範囲内で暮らせばいい仕事とかな生活がしたいと仕事すれば良いのだったらビックは奪われない。その背景の考え方も納得できた。 -
Posted by ブクログ
2023年末にガンの余命宣告を受けた森永さんのいわば遺言。
2024年の執筆当時の株価はバブル状態だというのと、Die With Zeroのスタンスで本書が書かれている印象。
内容すべてにスンナリ納得できるわけではないけれど、こういう考え方もあるのかという視点をもらえるのはいい。
よく調べもせず安直に投資ブームに乗ってしまうことのブレーキになりそう。
■疑うべき投資神話6つ
1.年金不足は投資で補える
→老後2000万円の試算は甘い。2000万円以上確保しようとするとハイリスク商品に手を出しがち。
2.分散投資でリスク回避できる
→バブルが崩壊したらどんな資産も一斉に売られる。
3.長期積立投資の利回りは預金を上回る
→切り取る期間による。割高で高値圏の株に手を出すのか?
4.成長性のある米国株への投資が良い
→nVidiaやテスラはバブルだ。
5.ほったらかし投資でいい
→ちゃんと商品を選ぼう。
6.株価下落時が購入のチャンス
→落ちるナイフに手を出すな。 -
Posted by ブクログ
文化放送のラジオ番組で、康平さんが『昨日も親父のコメントのせいでコールセンターが鳴り止まなかった』と言っていたのを思い出しました。
卓郎さんは、言葉の選び方が大変に豊かですし、かなり偏ったお考えですが、信念、理念がブレないし、そういう考え方もあるなー、なんて思いながら読みました。
投資銀行の表現はクスッとしてしまった。
康平さんは、さすが今どきの方で堅実なお考え。
そして、お父上のことをちゃんと立てている。
どちらが正しいとかないですし、それぞれが思う考え、理念などを本にしたと思えば、有名な親子とも経済アナリストの話が読めるとても豪華な本だと思います。