ロバート・ベイリーのレビュー一覧

  • 黒と白のはざま

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    第一作と同様に大学スポーツの強い絆を底流としながら、アメリカ南部地方に根強く残る白人至上主義の恥部を暴かんとする黒人弁護士が見舞われる痛切な悲劇が語られる。

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    2021年03月03日
  • 黒と白のはざま

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    「プロフェーサー」の続編となる本書は、前作で活躍した“ボー”に降りかかる災難を、トムとリックそしてトムの大学時代の友人レイレイで解決していく…。ボーを陥れた人は誰なのか、ボーが抱える過去けらの憎しみと苦しみはどうなるのか…。
    前作ほどの勢いは無いが読みやすく、そしていろんな意味で深みのある作品だった。

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    2020年08月07日
  • 黒と白のはざま

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    胸アツ法廷小説「ザ・プロフェッサー」に続く第二弾。今回は彼の教え子であるボーヘインズが主役。前回同様、熱いセリフのオンパレードだけど、ストーリーは前作が凝っていたかな。
    モーテル経営者が乗るTVドラマ『爆発デューク』ち登場するオレンジ色のダッチチャージャー(リー将軍)に保安官はじめみんなが反応するのが面白い。
    しかしKKK発祥の地テネシー州プラスキで起こる人種間抗争の裁判に集まる覆面姿のKKK達の恐ろしいこと。ブラックライブスマターの時代にもきっと変わらないんだろうな。3.8

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    2020年07月24日
  • ザ・プロフェッサー

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    評判どおりの面白さ。ロースクールの教授として順風満帆なキャリアを歩んできた68歳のトム・マクマートリー教授。腹黒い教え子の裏切りから大学を追われるが、窮地を救ってくれたのも、また教え子たちであった…という素晴らしいストーリー。
    アラバマ大学のアメフトチームは実際に大層有名なのだね。著者のアラバマ大学愛もまたストーリーを熱くしている。
    若き教え子ニックと新たに法律事務所を設立したところで本書は終わるけど、次作でも今回活躍した面々にも会えるらしいので楽しみ。
    4.0

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    2020年06月09日
  • 黒と白のはざま

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    クー・クラックス・クラン誕生の地、テネシー州プラスキ。幼い日、目の前で彼らに父親を殺された黒人弁護士ボーは、四十五年後の命日に復讐殺人を犯したとして逮捕された。親友の冤罪を晴らすべく、七十歳のロースクールの元教授トムと熱血漢の教え子リックの老若弁護士が、地元で負け知らずの女性検事を相手に矜持を賭けて法廷に立つ。胸アツ法廷エンタテインメント『ザ・プロフェッサー』の続編がついに登場!

    シリーズ第2作は、前作でいい味を出していたボーの危機を救うべく、トムとリックが奔走する。いやあ、リーガル好きにはたまりません。小学館文庫さん、応援してますよ!

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    2020年02月20日
  • ザ・プロフェッサー

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    ネタバレ

    翻訳ものでこんなに涙するなんて…年齢的に涙もろくなっただけなのか。ただ、久しぶりに感動したのは事実。主人公は68歳の大学教授。妻に先立たれ、教え子とのトラブルや捏造された学生との不適切な関係を理由に大学教授の座も追われ、自らも癌に侵されていることが発覚、と徹底的に追い込まれている。一方、敵方は圧倒的財力とギャングとの繋がりなど地方都市を牛耳る運送会社のオーナー。過密スケジュールによって発生した自社の交通事故を隠蔽しようとする彼との訴訟が始まる… ややステレオタイプの悪役描写や被害者家族の苦悩といったイントロに辟易せずに読み進むと大逆転の第5部、法廷シーンが始まります。それからは感動のつるべ落とし。泣かせようとしているのが見え見えでもそこに身を任せれば、幸せな大団円に辿り着きます。お勧めです。

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    2020年02月18日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    2作目も文句なく面白かった〜。
    まさか元KKK最高指導者の老妻、気品があって美しいマギー・ウォルトンが犯人だったとはね。
    今回は途中、ジムボーンに撃たれて(癌も患っているのに踏んだり蹴ったりな)トムの出番は少なめ。
    代わりに若い相棒リックとパウエルといつも飲んだくれのトムの旧友(離婚弁護士)が大活躍。
    でも、レイレイも元KKKでボー・ヘインズの父親(と信じてた男)を木に吊るした現場にいたとは…。
    この小説の面白さは思ってもいない真実が後半に次々と明らかになることと、窮地に追い込まれて絶体絶命の危機に必ず、救いがやってくること。
    今回もしかり、でもレイレイはボー・ヘインズをかばってしんじゃったけど…。
    ボー・ヘインズも危機一髪のとこでヘレンが、そのあとでトムが来てくれてよかった。
    そのあとの葬儀のシーンはまじボー・ヘインズのかと思ったよ。(レイレイの葬儀だった)
    3作目はシリーズの中で転換点となるそう。
    トムの余命が心配。
    待ち遠しい〜。

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    2020年02月13日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    途中だれ気味で少々辛かったけど、最後は盛り上がった!

    1作目は勢いがあったけど、作風に違いがあった…かな。

    3作目は傑作!らしいので出版されることを祈りつつ、今後に期待を込めて⭐︎4つ。

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    2020年02月01日
  • ザ・プロフェッサー

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    ネタバレ

    最近、年齢のせいか、人の名前がすんなり記憶できず、この人誰だっけ?状態で何度も確認しながらでしたが、最後まで楽しく読み切ることができました。

    正義が勝って良かった!

    ☆5にしようかと悩みました。

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    2019年10月30日
  • ザ・プロフェッサー

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    おもしろくて、一気に読んでしまった。裁判ものというか弁護士物は海外ドラマで見たことはあっても、読んだことはあまりなかったかも。

    優秀なスポーツ選手が引退後、スポーツ以外のキャリアでバリバリ働くことがアメリカでは当たり前?と聞いたことがあったが、小説でもそれを確かめられた気もした。

    最終章でのどんでん返しがきもちいい。それまでの章では、味方同士の意思の疎通がうまくいかずぶつかったり、証人が脅迫や金銭で買収されてしまったり、殺されたりとうまくいかないことだらけで、どうやってあと数十ページでひっくり返すのかと思ったけれど、爽快なラストが待っていた。

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    2019年09月24日
  • ザ・プロフェッサー

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    訳者の持ち込み企画で実現した翻訳だという。その慧眼が、作中の法廷での結末と同じくらいのクリーンヒットを出した。次作の翻訳も大いに期待しています。

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    2019年03月30日
  • 最後の審判

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    シリーズ最終巻ということで、集大成的な物語が展開する。いつも通りの痛快さだけではなく、サイコパスによる悲劇も。
    スリリングなストーリーは楽しめるけど、過去の栄光にまつわるエピソードには食傷気味(アラバマ大学)。どこの職場にもいる明治大OBのラグビー話みたいだな。3.4

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    2026年08月30日
  • ザ・プロフェッサー

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    老教授トムと元教え子の若手弁護士リックが、大企業を相手に法廷で戦っていくリーガルサスペンスです。
    “昔ながらの熱い法廷ドラマ”を真正面からやっている印象です。
    弱い立場の人間のために戦うという構図はかなり王道なのに、不思議と最後までしっかり読まされます。
    特に印象に残るのはトムとリックの関係で、単なる師弟というより、互いに支え合いながら意地を通していく感じが良く、法廷の駆け引き以上に、人としての矜持みたいなものが強く残りました。
    ただ、敵側の描き方や展開はややストレートなため、人によっては少し出来すぎに感じる部分もあるかもしれません。
    リアルさより、“こうあってほしい正義”に寄せている印象はあります。
    それでも、理屈以上に感情で引っ張られる力があり、読み終えたあとに“まだこういう熱い法廷小説が読めるんだな”と少し嬉しくなる、王道の面白さが詰まった一冊でした。

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    2026年07月30日
  • 最後の審判

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    シリーズ最終話はこれまでの3冊が法廷エンタメだったのに対して、法廷から離れたジム・ボーンとの文字通りの命懸けの対決。
    トムは病状に苦しんだり電話で喋るか検査してるかでほとんど活躍がなく、弱っている様子が痛々しくて辛かった。
    怖すぎて大嫌いなジム・ボーンが死刑囚になって3作目から登場しないことに安堵していたのに、脱走して復活し、復讐に燃えるという大ピンチ。
    トムのまわりの大事な人たちを標的にする卑劣さが憎いし、今回は罪のない人が死にすぎて最後がどうであれハッピーエンドと思えなくて気持ちが晴れない。
    トムの仲間たちの活躍に、誰もが諦めずに戦う意志の強さが表れているのがよかった。

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    2026年04月17日
  • リッチ・ウォーターズ

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    またも厚くて濃くて酷いのだが、それでも話が終わらなくてモヤモヤ。
    しかし、何とも訳が!!!女がキミ呼ばわり、やたら<>付けて諄いし、挙句に右肩を撃たれて左肩がまだ痛むときたもんだ…

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    2026年03月22日
  • リッチ・ブラッド

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    CL 2025.5.7-2025.5.12
    ロバート•ベイリー新シリーズ。
    とは言え前作のマクマートリー教授やボーたちと同じ世界線とのこと。
    主人公のジェイソンは今までのようなヒーロータイプではないけど、話の展開はほぼ同じ。安定感はあるけど衝撃はないかな。
    解説によると次作、次々作にも今回と同じ人々が登場するようで、そこは期待大。

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    2025年05月12日
  • リッチ・ブラッド

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    過去シリーズに比べると全てにわたり薄味感が。第五部で、さあ反攻だとアガるのだが、思い出した!てなオチでは…
    彼のその後、って誰かも記憶なし。

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    2025年03月25日
  • 最後の審判

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    「ザ・プロフェッサー」から始まるシリーズの4作目である。第一作目で元ロースクールの教授で“弁護士マグマートリー”にすっかり魅了されてしまった。彼を取りまく教え子や友人達も巻き込んで話は広がっていった。あっと言う間の4作目。4作目に全員集合と言えば聞こえはいいが、それまでの3作品とは趣が違い,ちょっと後味が良くない。
    それでもお勧めしたくなるシリーズである。
    是非4作一気読みを!

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    2024年10月15日
  • ゴルファーズ・キャロル

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    亡くなった息子の治療費の返済、娘の学費、家族の生活を守るため自殺で家族に生命保険を残そうとするランディ。
    ディケンズの「クリスマスキャロル」でスクルージの前に現れたマーレイと同じように、鬱屈したランディの前に事故死したプロゴルファーの親友ダービーの亡霊が現れ、4人のレジェンドゴルファーとのラウンドに誘う。彼等の助言にも他の選択肢を見出せないランディの前に… 。伝説のゴルファーボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガンなどの逸話やオーガスタやショールズ クリークなどのコースの描写は興味深く読めたが、彼等の教訓めいた助言はランディの意思を覆すほどの説得力は感じられなかった。

    「持てるものすべてを使って目標を追い求めると心に決めない限り、恐怖に打ち勝ち、勝利を手にすることはできない。それは多少のリスクを取ることを意味する。だがそれは必要なことなんだ。リスクのない人生は本当の人生じゃない」
    "You’ll never overcome your fears and truly obtain victory unless you decide, once and for all, that you are going to pursue what you want with everything you have. That will mean taking a few risks, but that is a good thing. A life without risk is a life not lived."

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    2024年09月08日
  • ザ・ロング・サイド

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    ネタバレ

    違う、そうじゃない。「ザ・プロフェッサー」から読んできた6作目にしてスピンオフ2作目だが、法廷パートの分量は削られる一方だった。ワイドアスオープンと言いながらエンジンがかかるまでが長く、残りのページ分量だけで一体何を引っくり返すのか、違う意味でハラハラしてしまった。結局はどんでん返し自体のインパクトも弱く、前半部の人間ドラマというか複雑な感情描写に筆の比重が寄っているのは明らか。前作の肝であった検事長の話もここまで引っ張る必要があったのか疑問。

    とはいえシリーズとしては好きなままだし、訳者あとがきによれば次回作はリッチ弁護士のリターンらしいので楽しみ。

    あと全然関係ないが、表紙をちゃんと見ていなかったので、本文中で正しい訳が登場するまで「“長い側”ってなんだろう」とか間抜けなことを考えていた。

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    2024年08月03日