ロバート・ベイリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幼少期に刻まれた決して消えない記憶。
5歳だった少年ボーセフィスはKKKのリンチにより目の前で父親が殺害される場面を目撃してしまう。
あの日の行いに正義を与えるため、KKK誕生の地プラスキに弁護士として戻ってきたボーセフィス。
5歳ではあるが、はっきりと耳に残る声により、犯人の目星は付いている。
当時の父親の雇い主、アンディ・ウォルトンだ。
そのことを口にすることを憚らず、ことあるごとに復讐することを触れ回るボーセフィス。
父親の命日にバーで一人悪酔いしているところでばったりウォルトン一行と鉢合せし諍いに。
そんなこんなで結局前後不覚に陥るほど酔いつぶれ、目覚めたところに飛び込んできたウォ -
Posted by ブクログ
ネタバレ法廷サスペンスの、シリーズもの?(とりあえず本作で2作目)です!
2作目は、プロフェッサー「トム」の教え子「ボー」(1作目にも登場)が冤罪で捕まってしまい、トムたちが助け出す、というお話。
黒人差別が話の柱になっていて、一作目もそうでしたが、社会問題も絡めたストーリー展開になっています。
話自体はスピード感があって、サクサク読み進められると思いますが、一作目からの連作のようになっているので、まずは一作目を読まれることをおすすめします!
全体的には面白かったんですが、個人的にちょっとおしいなぁと思った点がいくつかあり。。
①偶然が重なりすぎ?
都合よく偶然が起こりすぎてい -
Posted by ブクログ
アラバマ大学ロースクールの老教授トム。学生時代に同大フットボール部で全米チャンピオンとなり、卒業後は弁護士となるも恩師の導きで再びこの大学で教鞭を執り、法学者として順風満帆な人生を過ごしてきた。しかし今は愛する妻を失い、友人の裏切りから不名誉な形で職を追われ、自身も癌を患っていた。絶望の中、彼の前に現れたのはかつての恋人。娘夫妻と孫を大手運送会社のトラック事故で失った彼女は、トムに「法廷で真相を知りたい」という。ある確執から絶縁状態にあった教え子の新米弁護士リックを適任と感じた彼は、弁護の橋渡しをし自分は故郷に身を隠すが、被告である運送会社の隠蔽工作は裁判を予想外の方向へ導き……。
真実と悪、