ロバート・ベイリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっぱりこの作家、ただ者じゃない! デビュー作『ザ・プロフェッサー』に始まるトム・マクマートリーの4作の後、その教え子である黒人弁護ポーセフィス・ヘインズ2作と、胸アツ作品ばかり叩き出してきたが、久々の新シリーズである看板弁護士ジェイソン・リッチの最新シリーズが1作目は少し世界が変わったかなと危惧していたところ、今年邦訳された第2作『リッチ・ウォーターズ』が半端じゃなく面白い。リーガル・サスペンスという枠の中でここまで、様々なバリエーションを連発してくれる作家はいないと思う。新シリーズ第一作で登場したアル中ヒーローの弁護士ジェイソン・リッチが、第一作で立ち直り、第二作は厚みも深みも増幅して、凄いベージターナーぶりを発揮してくれているのだ。
明日、上京してその2日後には、初めて赤道を南側に渡る。その旅で読もうという目論見だったがあまりの面白さに、今夜中に読破してしまいそうな勢いのストーリーに、改めて震えている。読書の快感ですな。
☆ちなみにこの作家のシリーズは繋がりがあるので途中から読むのは禁じ手です。本書も、1作目から読まないと損です。1作目はシリーズのイントロダクション的な雰囲気だし、アル中から脱し切れていない主人公ジェイソンが社会復帰するまでのイントロ的ストーリーで、キャラクターたちの運命の凄まじい変遷を原因と結果としてちゃんと味わうには、どのシリーズも最初から読んで100%の味わいとなるもの、であることをお伝えしておきます。
#ロバートベイリー #リッチブラッド #リッチウォーターズ #リーガルサスペンス #ジェイソンリッチ -
Posted by ブクログ
〜「おれたちはおまえのためにやってるんじゃない。自分たちのためにやってるんだ。そして二度とー絶対にだーおれに手を引けなんていうな。おれがだれなのか、わすれるな」
「イエッサー、大佐」〜
はい、胸アツ法廷サスペンスのロバート・ベイリーです!
うん、まさに胸アツ!
小学館の編集者をまず誉めたい
「胸アツ」以上に、この法廷サスペンスを表現する言葉があるだろうか
いやない
もう、いちいちアツい
ウオーーーーーーーーッ!なる
アツいところはもう何回も読み直しちゃう
だってアツいから
そしてそしてもう一人のアツい男も登場!
〜「彼は今も、プラスキで最も優秀な弁護士なのよね?」
彼女は鼻で笑った「彼は世界でも最も優秀な弁護士のひとりよ」〜
ケツの穴全開で行くぜ!( ̄ー ̄)ニヤリ -
Posted by ブクログ
ひま師匠や一休さんやみんみんさんやシンタローさんのおすすめ本ですm(_ _)m
↑ちょっと学習しました。
『ザ・プロフェッサー』の続編になります。
2月の雪の降る中、枚方パークへ行った日、絶対待ち時間長いから、読むのに時間のかかる本を持っていこうと思いました。
私は兎に角翻訳本を読むのに時間がかかるので、この本は最適なのではないかと♪
あの日、屋外で待っている時間、時間はいくらでもあるのですが、寒過ぎて手がかじかみ、本を支えていられなくなり、読書は断念しました(-。-;
やっと読み終わりましたー。何日かかっているんだか。。。
一作目に続き、これまためっちゃ面白い!
今回はケツの穴全開のボーが主役ですね!!
ボーの過去が明らかになっていきます。
幼い頃、目の前で父を殺されたボーが、復讐殺人の疑いで逮捕されてしまう。
そこでボーが頼るのが、我らがトムさんとリックペアでございます♪
状況証拠は、全てボーが犯人てあると物語っていたのだが、ここからひっくり返せるのか!?
一作目の快感がまだ記憶に残っていたので、この本も安心して読んでいました。
絶対一発大逆転が起こる筈って!!
まぁ、もう一発大逆転じゃ終わりませんね!
最後畳み掛けてきますね。びっくりですわ。
もっと裁判でガッツンガッツンくるのかと思ったら、いい意味で期待は裏切られ、えーーー!?
真相はそっち((((;゚Д゚)))))))
もう酔っ払いなのにページを捲る手が止まりませんでしたよ。
で、酔っ払い過ぎてて、あんなにびっくりした真相を朝には忘れており、朝イチで読み返して、えーーー!?そんな真相が!?
と2度楽しめました(笑)
2度美味しい♪
酔っ払い万歳o(^▽^)o -
Posted by ブクログ
クソ安心して下さい
ロバート・ベイリーの新シリーズもクソ面白いです
新たな主人公の名前は、ジェイソン・リッチ
主要幹線道路に自らの顔写真を載せた看板を展開する凄腕の民事専門弁護士で看板(ビルボード)弁護士と呼ばれている
しかし家族との間に問題を抱えアルコール依存症に陥り、法曹協会から入院を命じられたリハビリ施設を退院したところから物語は始まります
えー!このクソ情けない奴が新しい主人公?そ、そんなはずないわー
ロバート・ベイリーの主人公と言えば強い正義感と鋼の勇気を持ったヒーローやん!
いやいや心配ご無用!リッチもなかなかやってくれますよ!
脇を固める仲間たちもクソ魅力的な奴らばっかりの大興奮のリーガルサスペンスが展開し、最後の最後は涙、涙、涙ー!と思わせといて大どんで〜いやいやこれ以上は言えません(ほぼ言い切っとるがな!)
トーマス・マクマートリーシリーズからの読者も思わずにんまりのおまけもありやす
最後にもう一回言います
クソ安心して下さい
これまでの作品にも負けないくらいクソ面白いですよ! -
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確か土瓶さんがおすすめして下さったような、、、
すみません。あまりにも長く積んでおいたので、どなたがおすすめ下さったのかわからなくなってしまいましたm(_ _)m
おすすめ頂き直ぐに購入したのですが、翻訳モノは苦手意識があって、なかなか読めずにおり、やっとページをめくることが出来ました。
これは、めっちゃ面白かった!!o(^▽^)o
まず面白いのが、敵側が徹底的に悪い奴!
これでもかってくらい憎らしい。
ここまで悪い奴がいるのかってくらいの悪役。
トラック運送会社の経営者も、トムを陥れた弁護士も、どちらもめっちゃ憎たらしい。
何とかこいつらをギャフンと言わせたい!
ギッタンギッタンにしてやりたい!!
そして、味方側はトムと確執があったとされるリック弁護士。トムと不適切な関係だとでっちあげられたトムの生徒、美人のドーンの助けも入り、捜査は順調に思えたのだが、証拠を掴んでも直ぐに邪魔が入る。
これがもどかしいのだが、さらに敵に怒りが湧いてきて、リックたちを応援したくなる。
えげつない攻撃が続く中、私もリックの仲間になったような気持ちで読み進めていった。
裁判の一進一退もかなり臨場感があって面白かったし、愛犬ムッソの活躍も本当に良かった!
自分からは絶対購入することのない本なので、おすすめ頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m
めっちゃ良かったです!!
アラバマ大学を卒業後、弁護士になるが、フットボール部の恩師の導きでこの大学のロースクールで教鞭をとっていた教授のトム。
しかし、友人に陥れられ、職を追われる。
そして、追い打ちをかけるように、自身に癌の宣告がなされる。
そんな時、かつての恋人が
娘夫婦と孫を交通事故で失ったことを聞く。
相手は大手の運送会社のトラックだった。
法廷で事故の真相を知りたいとお願いされる。
トムは自分と確執のあった教え子を彼女に紹介し、自身は一匹の老犬と故郷で引き篭もるのだが、、、 -
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プロフェッサーシリーズは未読なのでちょうどいいやと思って、この新シリーズに挑戦。
めっちゃ面白い!
表紙がもういいですよね。
ソウルっぽい雰囲気を感じて、期待して読んだけど悪徳弁護士ではなかった。
主人公リッチの評判と実像が結構違うし、人間的に未熟で家族関係も最悪、部下には慕われていて今後彼らの活躍がもっと描かれたらいいな。
姉を助けることになるが作中ではとんでもないクズ人間だし、言動もひどいです。こんなやつ助けなくていいよ!って思うけど、姪たちの命のため立ち上がる。カッコイイです。
三部作ですでに本国では完結してるので
早く次が読みたいです。プロフェッサーシリーズのキャラも出てるらしいけど読んでないから分かんなかった( ˊᵕˋ ;) -
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「ケツの穴全開でいくわよ」
闘いの始まりを告げる鬨の声はいつだってこの言葉だ
今回ゴングを鳴らすのは、かつての麻薬中毒者で売春婦、現在はボーのアシスタントを務めるロナだ
うまいなぁって思う
のせられてるなぁって思う
だけど「血」は正直だ
カーっと熱くなる
さぁ、行こうぜボー!
こっちの準備はできてるぜ
主人公のボーセフィズ・ヘインズかつての背番号41は、いつだって怒りに満ちている
差別への怒り、不公平への怒り、そして不正への怒りだ
彼を突き動かすこの怒りは、もちろん作者であるロバート・ヘイリーの怒りであり、この世界を生きる俺たちの怒りでもある
だから熱くなる
だから涙が溢れる
「解決するといいな、ボー」
ボーは肩越しに声をかけた。「何を解決するんだ?」
「おまえの心の中にあるものすべてを」
正義をあきらめない人たちがいるかぎり、世界はきっと変えられる -
Posted by ブクログ
マクマートリー教授シリーズ4部作の後、ボーのその後を描く二部作の後半部が本書である。新たな事件でありながら前作を引きずるかたちの展開で、マクマートリーとボーによる<けつの穴全開>シリーズ全作? の完結編であることで、本シリーズはとうとう幕を閉じる。「胸アツ」の強烈形容詞を携えて一気に読者の胸倉を引っ張ってきた感のあるスポ根リーガル・ミステリーの最終の一幕をまたもしっかりと味わってしまった。
舞台は、KKK誕生の地のプレートが遺る曰くつきの街、テネシー州プラスキ。主人公は元アラバマ大フットボールチーム花形選手だった黒人弁護士ボーセフィス・ヘインズことボー。スタートは、ジャイルズ・カウンティ高校のアメフト・ゲームで始まる。試合後には、ロックバンド“フィズ“によるライブ・コンサートが予定されており、プラスキの夜は沸騰して見える。
試合で予想通りの活躍を見せたオデル、試合後のコンサートでボーカルを務め会場の注目を浴びたブリタニー。エキサイティングな夜の後に遺されたものは、人気のない深夜のバス置場で殺害されたブリタニーと、酔って保護されたオデルだった。何が起こったのかわからない夜。オデルがブリタニー殺害犯として立件される道筋が見えてくる。われらがボーは、この事件に、またこの事件を待つ法廷でどのような役割を果たすのか? 本作の見どころは、ボーの体験してきたこれまでの運命が、彼をどこへ導いてゆくのか? 数作前で妻を失ったボーの再生の道はどこへ向かうのか?
というわけで本シリーズの完結編ともなる本作。満員のフットボール会場。とことんジャイルズ郡プラスキがその舞台。前作でどこか遺恨の残りそうな結末を共にした検事ヘレンの意味深げなプロローグも気になる。シリーズ作品としての連続性を背景にしながら、単独作品としての練度もしっかりした法廷ミステリー、胸アツ主人公ボーとその子供たち。また彼の法律事務所を支える秘書と探偵のトライアングルによる連携プレイ。エンターテインメントのパーツをそこかしこに仕掛けた状態で迎えるシリーズ、クライマックスが本書である。
過去の様々な出来事が追想されながら本書という結末に収斂してゆく大団円的ストーリーだが、何分真相が見えにくい。幾重にも視野を歪ませる仕掛けが用意されており、そこに絡む怪しげな人物なども複数配置。読めるようで読めない真相。予期不能の結末。シリーズがスタートとなった『ザ・プロフェッサー』からずっと熱い血で読者を引き込んできたシリーズ6作目にして最終作の本書。単独でも愉しめるが、やはり一作目から時間軸を辿って読んでここに辿り着く方が、読者としてはパーフェクトな味わいが得られると思う。ストーリーは同じ地平で繋がっているからである。過去作があって今がある。未読の方は是非、順序だててトライして頂きたい。既読者はさて次なるシリーズの邦訳を心待ちにしようではないか。 -
Posted by ブクログ
ジョン・ベイリーは、初めて読む米国の作家。
アラバマ大学の法学教授、60代後半のトムは、元大学フットボールの全米王者。順風満帆に過ごしてきたが、妻を癌で亡くし、濡れ衣により教授職を追われ、自身も癌に冒される。娘一家を交通事故で亡くした昔の恋人から、法的な助言を求められるが、教え子に弁護を頼み、自身は身を引く。昔の恋人は、交通事故の相手の運送会社を相手取り訴訟を起こす。全く勝ち目がなさそうな闘いであるが、教え子とトムは、力を合わせて裁判を戦うことに。
それが合っているかどうかは分からないが、自分自身のイメージとしては、アメリカ人が好きなタイプのストーリーではないかと思った。
■勧善懲悪、最後は悪は滅びる
■勝ち目は薄いが正義のために、自分が大切にしていることのために、決してあきらめずに戦う
■伝説的人物(レジェンド)への敬愛
そのような要素が一杯に詰まった法廷を舞台にした小説。プロットも単純であり、私のこの説明だけを聞くと、つまらなそうであるが、何とこれがとても面白い小説だった。特に後半部分は、ノンストップで読んだ。「アメリカ人が好きなタイプ」と書いたが、こういう設定が好きなのは万国共通なのだろう。
この話はシリーズになっているとのこと。面白いシリーズを知ることが出来てハッピーだ。シリーズを続けて読んでみようと思う。 -
Posted by ブクログ
読書備忘録746号。
★★★★★。
マクマートリー&ドレイクのリーガルスリラーシリーズの第4作で完結作です。期待を裏切りませんでした。
そして、悲しいけど、やり切った感満載の結末。
勧善懲悪100%のストーリーでした。
プロローグ。
第2作で捕まり死刑を待つのみとなったジムボーン(ボーン)・ウィラーとマクマートリー(トム)が刑務所で面会している場面。ボーンは、近いうちにお前を最後の審判に掛けてやると脅す。
そして第1章で、脱獄する・・・。
脱獄を幇助したのは、冷酷な殺し屋マヘリア(マニー)・レイエス。
ボーンは、とある依頼人からトムとトムのパートナーであるリック・ドレイクの殺人を請け負っていた。
そして、ボーンは自分を刑務所に送り込んだトムとリックと友人弁護士のボーセフェス(ボー)・ヘインズを憎んでおり、彼らの家族を含めた大切な仲間たちの復讐殺人も企んでいた。請負殺人の報酬と自身の復讐を兼ねようとしていた訳ですね。
そしてトム。末期ガンに侵されており余命数ヶ月。歩くことすらままならないトム。しかし、ボーンはトムがガンで死ぬ前に自分が殺すことを最終目的にしていた。
警察はトム、リック、ボーの家族も含めて厳重に警護するが、それをあざ笑うかのように、仲間たち、家族がボーンとマニーの凶弾に倒れていく。
そして、トムの最愛の孫がボーンに連れ去られた!トムをおびき出す為に。
死の淵にいるトムに最後のスイッチが入る。
人にはエネルギーの予備タンクがある。そのスイッチを入れるのは愛である。燃料は愛する人たちを奪おうとする者に対する激しい怒りだ!
どんな状態だろうが決してあきらめない!
シリーズを通して、作者が常に読者に伝えようとしてきたテーマである。
トムは、異常な量のステロイドを射ちボーンのもとに赴く。
果たしてトムはボーンに勝てるのか!
そうです!勧善懲悪です!笑
一応補足しておきますと、今作はほぼリーガルサスペンス要素は無いです。
ほぼ戦いです。
そしてエピローグ。当然ですが墓地ですね。
いやはや面白いシリーズでした。