ロバート・ベイリーのレビュー一覧

  • ザ・ロング・サイド

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    ネタバレ

    2024年の5作目は、大好きな作家ロバート・ベイリーの新作です。主人公は、哀しみに悲観せずに前を向こうとする熱血正義感な男ボーセフィス(ボー)・ヘインズです。
    衝撃の2連チャンで終わった前作「嘘と聖域」からの流れを大いに受けていますので、前作から読む事をおすすめします。
    舞台は、いつものようにプラスキです。アメリカズ・ゴッド・タレントのファイナリストで、人気バンドのフィズのカリスマシンガー、ブリタニーが町のバス置き場で死体で発見されます。彼女は、ビール瓶で殴られていました。犯人と疑われたのは、彼女の恋人で有り、ハイスクールのフットボールのスター選手、オデルでした。オデルには、逮捕歴と暴力事件で

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    2024年03月03日
  • 嘘と聖域

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    テネシー州プラスキ。無敵の検事長ヘレン・エヴァンジェリン・ルイスは、女子高校生が被害者となった、街の実業家によるレイプ事件の裁判に臨もうとしていた。しかし、裁判の直前にヘレンは元夫の殺人容疑で逮捕されてしまう。ヘレンはかつて、殺人容疑で起訴したことがありながら、最も信頼を寄せている弁護士ボーセフィス・ヘインズに弁護を依頼する。愛する妻ジャズと心の師トムを喪い失意の底にいたボーだが、たった一人で圧倒的不利な裁判に挑むことに。しかし事件の背後には38年間明かされることのなかった禁忌があった……。

    新シリーズ開幕。やや駆け足気味の部分もなくはないが、最後まで読ませるリーガルミステリ。

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    2023年09月30日
  • 嘘と聖域

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    トム亡きあと、最愛の妻ジャスミンも殺害され引きこもっていたボー・ヘインズ。
    検事長ヘレンの元夫ブッチの殺人容疑の弁護を引き受けて見事復活。
    でも、ほんと著者のこれまでにこのシリーズ、絶体絶命の危機で終盤を迎えつつ、大丈夫ヘレンは無罪になるとわかっていても頁をめくる手が止まらない。
    タイトルに”嘘”があったように、ヘレンは何重も嘘をついてたのね。
    中絶もほんとはしてなかったし、ブッチは誤発砲で、その後トドメを撃ってくれと言われ死なせるに至ったらしい。
    カルフォルニアで密かに産んだ子がまさかのレイプ犯のザニックだったとは!(ヘレンがレイプされて出来た息子)
    今後、このふたりの関係どうなっていくのか

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    2023年06月25日
  • 黒と白のはざま

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    前作「ザ・プロフェッサー」に続くロバート・ベイリーの2作目。たまたま続けて読んだがこれは2作続けて読んだ方が良い。単なる2作目ではなく「ザ・プロフェッサー」を前半、これを後半と思って読んでもいいくらいだ。
    今回はミステリ要素とハラハラドキドキのサスペンス要素が両方あり、読みごたえも抜群。KKK、アーミッシュなどアメリカ独特の雰囲気も満載。
    次回作を読むのが楽しみだ。

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    2023年05月28日
  • 嘘と聖域

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    テネシー州を舞台にしたリーガルもの。老弁護士で元ロースクール教授のトムと妻の死に、世捨て人になった敏腕弁護士ボーが自身の子達の親権を取り戻す為と、かつては法廷でも対決した凄腕女性検事の夫殺しの罪の弁護を引受る、と言うストーリー。作者は悪人を本当に憎たらしく描く名人だと、毎作思う。今回も面白かった。

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    2023年03月08日
  • ラスト・トライアル

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    四部作とはいえ、最終巻は復讐譚であり、法廷物としてはこの第3作で完結している。老齢と病魔に蝕まれ、肝心のパートナーも不在なまま孤軍奮闘する主人公の姿が痛々しいが、大学時代の恩師に叩き込まれたスピリッツは最後まで失われない。

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    2023年03月01日
  • 黒と白のはざま

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    法学教授トーマスシリーズ2作目。登場人物の名前が覚えられないのは前作と一緒。端役にも心理描写があるため読み飛ばせないせいかと思う。
    楽しみだったリー・ロイは登場しなかった。

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    2023年01月14日
  • 最後の審判

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    【著者あとがき・引用】
    答えを出せるのは読者であるあなただけであり、それこそが読書の愉しみではないだろうか。物語は人によって異なった意味を持つ。それがわたしが読書をする理由のひとつである。そしてまたわたしが物語を書こうと思う理由のひとつでもある。

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    2022年12月29日
  • ラスト・トライアル

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    正義のために戦うトーマス・ジャクソン・マクマートリーの胸アツリーガル小説の第三弾

    本作も凄い!

    毎回トムは大変な目に遭うがもちろん今回も…!?

    アラバマ州タスカルーサ、ブラック・ウォリアー・リバーの川岸で男が殺される
    物語はそこから始まる

    その殺人事件の被害者はトムの宿敵
    容疑者としてトムに弁護の依頼をするのは因縁の人物
    法廷で闘う相手は無二の友人たち…
    (なんじゃコリャ?どういうこと?)

    そんなややこしい状況下でも
    「わたしは彼女を信じている」
    「それが正しいことだから」と、正義のために弁護を引き受けるトムがカッコイイー!

    で、過去の因縁や恩讐、友情が複雑に難しく絡み合う闘いの最

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    2022年12月06日
  • 黒と白のはざま

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    法廷ミステリにして胸熱小説だった前作で存在感を放った、頼れるアニキことボーセフィス・ヘインズの過去に焦点をあてた第二作。
    今回も胸熱度マシマシで興奮しました。第4章に入ってからは興奮しっぱなしで、ページを繰る手が止まらないどころか、面白すぎて飛ばし読みみたいになった(いいのかそれで)

    今作で登場した辣腕検事のヘレンや、離婚訴訟を得意とする酒浸りの弁護士レイレイかっこよかった。
    前作よりトムの存在感は薄めに感じたけれど、リックの逞しい冒頭陳述や、レイレイの活躍など、他に見所が溢れていて不満もなし。
    自作も読みたいけど一旦休憩。

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    2022年10月23日
  • ザ・プロフェッサー

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    やっとリックは声がしたほうに顔を向けた。そこにいる人物を見たとき、両膝が崩れそうになった。これはいったい……?そしてジェイムソン・タイラーを見たとき、尊大なろくでなしの顔にこれまで見たことのない感情が浮かんでいるのを見た。怖れを。「裁判長、私はトーマス・ジャクソン・マクマートリーです」

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    2022年09月17日
  • ラスト・トライアル

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    このシリーズも三作目となった。
    全四作らしいので次がトム最後の闘いとなる。

    物語に起承転結があるようにこの四作そのものが
    起承転結となっており今作は転になる。

    一作目の闘いがこんな形で繋がってたとは…
    驚きと感動です(*_*)
    トムの病魔との闘いもラストどうなるか?
    熱い男達の闘いを最後まで見届けたい!

    お願いだから皆んな死なないで‼︎

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    2022年08月15日
  • 最後の審判

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    ネタバレ

    シリーズ最終作。別にそこが売りの作風ではなかったと思うのだが、ジムボーン一味がやたら強くて、景気よく人が死んでいく(ただしマクマートリー家は除く)。
    トムが引退したこともあって、こちらこそ売りだった気がする法廷バトルの割合が少ないのは不満。それでもぐいぐい読ませてくれるし、何より終盤、ライフル片手に現れたヘレン検事長のセリフがあまりにも格好良すぎて全部どうでもよくなった。何が「そろそろ法律の出番だと思ったの」だ、こやつめ。

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    2022年07月11日
  • 最後の審判

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    末期癌に襲われた弁護士トム。刑務所に送ったはずの殺人鬼ジムボーンが脱獄し、トムの大切な人達を襲い始めた!

    四部作のラスト。アクションが多く、法廷シーンほぼゼロ。なのがちょっと不満。悪くは無いけれど、それまでの3作の方がちょっと上でのかなー。

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    2022年02月12日
  • 最後の審判

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    ネタバレ

    死んじゃったよ。(癌で享年72歳)トーマス・マクマトリ−、通称トム。
    最後の最後にすべての力を出し切って脱獄してきたあのサイコパスな殺人鬼ジムボーンから、仲間(相棒のリック、親友のボー、検事長のヘレン、ジムボーンに殺されかけて瀕死の重症を負ったパウエル)の協力を得て誘拐された孫のジャクソンを取り返せた!
    どうか、トム、リック、ジャクソンが殺されませんようにと祈るような気持ちで読んだよ。
    普通は主役だし、予定調和的な展開になるだろうと思うけど、このジムボーンはヒール中のヒールでサイボーグみたいに強い。
    これまでにもバンバン、トムのまわりの人たちを殺してきたから、更にフィリピン人のマニーという凄腕

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    2022年02月01日
  • ゴルファーズ・キャロル

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     年が明け、最初に読んだのがこの本。昨年の最後に読んだのが同じ作家のトム・マクマートリー四部作シリーズ完結編。そちらはスポ根と胸アツとリーガルミステリーが一緒になったような作品だったが、こちらはスポーツ小説とホームドラマとファンタジーが一緒になったようなノンジャンル小説。まさにジャンルの垣根を飛び越えても書きたい物語が胸の中に燃え上がっているような作家なのだろう。どの作品にも作家のどうしても書きたいものとそこへの情熱が込められていて、好ましいのだ。

     作家とて商売。しかしそれによって生活しなければならない人生の資源であろう。才能を熟練の武器のように使いこなせる作家もいれば、どうしても書きたい

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    2022年01月02日
  • ラスト・トライアル

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    ネタバレ

    私にとっては、まさにパスタ小説(パスタをゆでてる間も読みたい小説by春樹)
    読みだしたら止まらない。
    このタイトルからしたら、(トムも膀胱がんを患っていたし)トムが死んじゃって終わりになるのかと思った。
    けど、あと1作でいよいよラストになるみたいだ。
    あー、ボーがあのブリー・カルホーンの”始末屋”マニー(フィオイピン人の女性)に殺されなくて良かった。
    (間一髪でリックが来てくれて)
    リックの父親の交通事故も、マニーが絡んでいたとは。
    でも、トムがかかわる弁護に波及して死者がでるのは、どうなの。今回も友人のレル(私立探偵)の弟アルヴィンがマニーに殺されるし、裏でブリー・カルホーンと組んでいた弁護

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    2021年07月31日
  • 黒と白のはざま

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    ネタバレ

    読書備忘録587号。
    ★★★★。
    ザ・プロフェッサーの続編です。
    リーガルサスペンスかも知れませんが、今回はサスペンス食も強いです。
    前作で、癌を患って引退しようとしていたトムのケツを蹴っ飛ばして法廷に立たせた立役者、アラバマ大ロースクールでトムの教え子の黒人弁護士ボーセフェス・ヘインズが主人公。愛称はボー。
    前作で、暗い過去があると匂わせていましたが、それは45年前に父親ルーズベルトをクー・クラックス・クラン、俗にいうKKK団に殺された過去。しかも5歳だったボーはその一部始終を見ていた。当時は、5歳児の証言は相手にされず、犯人は捕まらなかったが、ボーには誰が犯人か分かっていた。父親が働く農場

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    2021年05月25日
  • ラスト・トライアル

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    シリーズ第3作。引き続き面白かったが、これまでのようなサスペンスには少し欠けて、教授の心証に中心が置かれた内容だった。最近は不死身のヒーローではなく、主人公側年を取り、人生の終盤を迎えることをきちんと書く話が多くてとても良いが、これもその一つ。むしろ後書きにあった、更に続編が出ていることに驚く。これが大どんでん返しか!

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    2021年04月05日
  • 黒と白のはざま

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    第一作と同様に大学スポーツの強い絆を底流としながら、アメリカ南部地方に根強く残る白人至上主義の恥部を暴かんとする黒人弁護士が見舞われる痛切な悲劇が語られる。

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    2021年03月03日