高尾美穂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
産婦人科医の高尾美穂さんが執筆した実用書です。母親と娘の関係性を築くために、性のことや心身の悩みについて話ができるようにするための知識や話し方を、フルサポートしています。具体的な内容で読みやすく、子供に対して性教育や心身の変化についてどう伝えるか悩んでいる親御さんに役立つ情報もたくさん掲載されていました。女性の思春期や更年期、自身の体と向き合うための心構えなど、家族や自身の人生に役立つ情報も。具体例や事例を取り上げながら、母親が娘と円滑にコミュニケーションを取るためのヒントやアドバイスも提供されていました。母親が娘との絆を深めるための必読書だと思います!
身体に関する正しい知識を理解し、娘と -
Posted by ブクログ
これから起こりうる体の変化を、先に知っておくことでメンタル不調を避けられるかな、と思い買ってあったのですが、最近なんだか、始まった気がして。早く読まないと間に合わないじゃん!という焦りも感じつつ、急いでお勉強(笑)
あああ、今まで体の中で繰り返し作られていた物質やらホルモンやら、どんどん減って閉経したら男性よりも作られなくなるですって?
骨が脆くなり記憶力が衰え、髪が薄くなって肌がパサつきお腹周りが太りやすくなり動脈硬化になりやすくなり…書き出していくとお先真っ暗やないの、と言いたくなるほどの悲しい体に。
良いことはと言えば、ホルモンの分泌の加減での気分の浮き沈みや体のしんどさから解放される -
Posted by ブクログ
最初女性の身体の話かと思ったら、それに伴ういろんな心身の揺れ動きにも寄り添って「大丈夫」をくれる本だった!
女性はいろんなライフステージ・サイクルを経験する中で心身に不調が生じることが多いけど、その都度立ち返って思い出したい言葉がたくさんだった〜〜
最近は気持ち的に不安的がちだからそういう内容が多めだけど実践したいな〜と思ったこと。↓
・心に最初に浮かんだ思いを塗りつぶさない
わりと人に影響されがちな私だけど、まずは見聞きしたこと、起こった出来事に対するファーストインプレッションが何なのか確かめてみる。最初に浮かんだ思いが、自分の気持ちなんだと自覚する。
・自分の心に鎧を着せる
常に「人は他 -
Posted by ブクログ
大吉さんと高尾先生の対話形式だったので、読みやすかった。小学校の保健の授業ではなく、男性・女性それぞれの考え方、気持ちを中心に、生理について教えてくれる内容で、男性だけではなく、女性にもおすすめしたい。自分の身体はもちろんのこと、同じ女性でも生理の辛さは様々であることを知ることができる。
巻末でお二人が話していたように、男性・女性関係なく、身近にいる人の体調を気遣い、心配りができるような社会にしていくべきだし、そのためには現場の私たちが互いに察することが必要なのだと思う。この本を通して、そんな意識を持つ人が増えていけば、優しい社会になるのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
様々な皆の悩みに答えていく。優しく包まれるような言葉の数々、いろいろな発見があった。女性必見!
私たち自身が、今回の人生でどんなことを学ぶために生きているのか?
人生で起こる出来事は、自分が望んだものでないこともあるでしょう。けれどその状況は、人生の学びとして自分で選んだ選んできたものとも捉えられるのです。ですからダウン症の子供を育てていくと決めたお友達に対してはその人が人生でその学びを選択されたと言う理解をすると言うのではないでしょうか。
自分が幸せな状態を作るためにはできるだけ固定観念にとらわれず、これからの人生を幸せに過ごしていくために何ができるかを考えることが大切です。 -
Posted by ブクログ
韓国の話題になったSNSに投稿された生理にまつわるお話をまとめた本。
イラスト多めで、読みやすい。読んでると生理痛の苦しさとか共感できます。
お友達のお父さんの車に乗っていて初めて生理がきてシーツを汚してしまってショックを受けた際にお友達のお父さんから「大丈夫だよ、君は娘のように思っているから気にしないで」ってメールがきた話は素敵な大人だなと思いました。
PMSを軽減させるのに必要な栄養素(マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム)や、カモミールティーが生理痛を軽減させるという情報も。
あとは韓国では学生の生理休暇を認めていて、生理痛が原因の欠席は出席扱いにしてくれるとか。日本 -
Posted by ブクログ
一般的ではあるが、女性ってホルモンバランスに毎月左右されながら生活してて、しんどい。ある程度の年齢になると結婚しないとまだ?結婚しても子どもは?と周囲の目が光る。
わたしは結婚したけど3年経ってやっと子どもがほしいと思えてきた。それでも仕事のキャリアに傷は付けたくないという葛藤もある。転職や部署異動するから余計に思うんだろうけど、ひとつの部署で数年仕事できる自信がなかった。仕事とプライベートを天秤にかけて仕事を優先し続けたからこそ、プライベートの優先がわからない。
そんな心境の中、先生の本を読んで、決めるのは自分だけど心の持ち用で受け止め方も変化することを知った。少し考えたら当たり前だけど当た