高尾美穂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
NHKの「あさイチ」に出演しているのを見かけたことがあって、医学のことを朗かに話されていたので、どんな人かなと関心を持って、読んでみた。
音声アプリでの配信の内容を再構成したもので、寄せられた相談に答える形で、自分らしく生きるヒントを示している。
アドバイスするのはいいのだけど、自分が若い時にはほぼ休みがなく、仕事もプライベートも区別がないような働き方をしていて、それでも充実していた、というのは、この著者の場合はそうなんだろうけど、ちょっと違和感を感じた。
多様な価値観、生き方が受け入れられる社会になったとは言え、何かを検討するときの標準モデルは相変わらず4人家族だったりする。自分の周りに -
Posted by ブクログ
「更年期」容易にこの言葉を口にする勿れ。「更年期」という魔法の言葉は、見事にその場に居合わせた「更年期」たちを炙り出し、きっとトラブルを齎す事だろう。
女性の人生に大きな影響及ぼすホルモンは卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモン。40代後半から更年期に入ると急激に減少し閉経直線は乱高下し閉経後になんと男性よりも低い値で一定になる。ホルモン量が減少し始める閉経の5年前から低い状態で安定する閉経の5年後までを「更年期」と呼ぶ。
本書には女性の不調におけるメカニズムが詳しく解説されており、非常に勉強になる。
例えば、女性の最大骨量とエストロゲン量のグラフは相関する事。閉経後には急激に -
Posted by ブクログ
ネタバレ「生理休暇」の話題があった。
ネーミングを変えたほうがいいのでは、、と。
たしかに。
なぜ、こんな休暇名にしたのか?なったのか?
取りたい側からすると、「生理を公言して休む」
のには抵抗がある。
実際のところ、取りたくても取っていない人は
多いのでは、、
生理休暇だけでなく、今の日本社会では休暇が
取りにくいという現状があるので、取りやすい
職場環境にすることが必要不可欠。
休暇を取るのに詳しい理由なんていらない、
休暇に何をしようが個人の自由。
そんな会社(社会)になればいいのに、、
生理のことだけでなく更年期のことにも触れて
いた。難しいことは一切書かれておらず、高尾
先生の話し -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が自分であるための秘訣
自分の考え方が好き
過去の過ぎたことに自分の心を動かされない、わざわざ感想を持たない
無理なポジティブよりもまいっか、自分の記憶を上書きする。
生み出す言葉が脳にイメージを刷り込みら思考回路ができる。
人のことを気にしない鈍感力も必要。
意図的に別のものにフォーカスする。
経験の積み重ねの中から、心を開く相手を見極めて行く。
この方は産婦人科医だが、「自分の好き嫌いに正直で、物事にとらわれないこと、他人の期待には目もくれずら自分がワクワクする方向を選ぶこと」が私の軸だとおっしゃる。自分らしさ、私は私、心地よい方へ、直感、引き寄せ‥最近読む本言葉を変えてでてくる。 -
Posted by ブクログ
コロナ禍で、在宅勤務になり、初めて見たあさイチというNHKの番組で高尾先生を知ったのは、たぶん2年前。
解説の仕方がとても丁寧で、面白い医師だなー。生き方が面白そうだなーと思い、Twitterをフォロー。
その後、会社内でのオンラインセミナーで2度ほどお話を聞かせていただく機会もあり、婦人科といえば高尾先生!というイメージが自分の中で育っている。(診察をしていただいたことはないけど。。)
リアルボイスは、なかなか聞く機会がなく。
読みたいなーと思ったのは、たぶんタイトル。
『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』。
コロナ禍、ウクライナの戦争、自分の年齢的な発達課題と、さまざまなタイミ