顎木あくみのレビュー一覧
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国家転覆を企む甘水直から、夢見の力を狙われている、主人公の美世。ついに彼女を守るために、宮城に移り住み、国家の庇護を受けることとなった。
甘水直の異能は、強力で、それでも決して安全ではない。美世の母、澄を恋い慕っていた直は、その面影を美世に重ねて執着するが――。
お話の中ではお正月なので、9月とは言え、残暑どころか本気で暑い時に聴くものではないかもしれないが。
事が大きい割に、正直、直への対策がおっとりしていて、若干話しの進みが重いようにも感じられるこの巻。
その代わり、魅力的ではあるけれど、特別感のない美世に、どう上手に付加価値をつけ、ヒロインとして立たせるか -
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Audibleで聴読。
美世の活躍で、死人が出ずに済んだ別邸での事件。黒幕は異能心教と名乗る新興宗教。一般人を拐かし、無理な方法で異能者にするという。首謀者は、甘水 直。薄刃の遠縁で、凶暴な性格の、強力な異能者だという。その直が、美世を「私の娘」と呼んだ。それは真実か、嘘なのか…。
直は、美世の母、澄の婚約者候補で、彼女を熱愛していたという。彼女と添えなかった直は、今や国家転覆を企んでいた。
美世の夢見の異能を狙う直から美世を守るため、国家命令で美世は、対異特務小隊の屯所で、警護を受けることになる。警護役は陣之内薫子。なんと女性の軍人で、もと
清霞の婚約者候補だったという…。
直の能力 -
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シリーズ3巻目。
今回は、清霞の両親に会いに別邸へ赴く二人。
この縁談の持ち込み人である、前当主の清霞のお父さんは、すんなり美世を認めているのだが、清霞の母、つまりお姑様が、まあなかなかにキツイ女性で、斎森の義母を思い出す。違うのが、この女性が、本物の名家の姫君育ちであって、清霞の父、つまり旦那様には、ベタ惚れで素直だというところ。
この御夫婦、相思相愛もいいところで、難しい性格のふゆさん(お姑様)を愛せるのは自分だけという、強い自信のある夫と、病弱な旦那様(お舅様)を支えるのは自分という矜持のある妻、という組み合わせで、個性が強い。
美世をブスだと言うわ、使用人 -
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正確にはAudibleで一巻と二巻を通し聴き。
データが探せなかったので小説版を流用してレビューする。
朗読は、岩中 睦樹さん。岩中さんのお仕事で、私が存じ上げているのは、「ネガポジアングラー」の佐々木常宏役だろうか。
アニメ版と違い、地の文から全役をお読みになるが、私はこの作品、このAudible版と高坂りとさん、月岡月穂さんのお仕事で好きになった。漫画と朗読から入ったのだ。
一巻はすでに聞き終え、活字で読んで、活字版には相当辛いレビューをした覚えがあった。今回積んでいたものを聞くことで、99円でAudibleを使っている間に全巻聴きたくて、通すことにした。
先にいうが、私はこのAu -
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旧都にある久堂家の本家・宮小路家に挨拶に行く美世と清霞。道中は初めての旅にはしゃぐ美世が可愛らしかった。本家の当主である弧門はいい人で話も通じる能力を有していたが、宮小路に隠された罪や、いくら当主がいい人でもダメ人間たちは派生するわけで、もちろんやっかみだの何だのあって巻き込まれたりしながら、闇に迫りつつ、続く。
あとがきにもありましたが、これまで2人の関係が回りの動きで危うくなったり自信なくなったりっていうところに重きが置かれていたのが、これからは2人で大きな闇と戦うみたいなフェーズにシフトしてます。好みは別れるところですが、長くなるならこっちの方が楽しめるかな。好いた惚れたは3巻あたりで飽 -
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ネタバレまさか清霞が捕まるとは…やっぱ新裏切ったな!曇らせ描写あったので何となくこうなるだろうなと思ってたけど異能信教側についたか…
甘水関係長いよ。5巻で終わるかなと思って読んでたからよよよ。甘水の考えは分かる!分かるけどよ方法がそれしかありませんか?まあそれしか無かったから仕方ないけども…やっぱ国のトップは腐ってるなリアルでも国のトップというか役人を惨殺すればいいのでは?甘水の能力で。待ってこっちの方法がより残酷ですね冗談です。次巻は美世はどうなるのか再会できるのか気になります。著者様ありがとうございます。次も楽しみにしています。 -
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ネタバレ今回は続編ではなく、短編集でした!
最初の『霖雨がやむとき』が一番好きなお話でした。
清霞が軍人になった理由と、五道のお父さんと土蜘蛛の悲惨な内容が語られます。
恋愛要素は無く、週刊少年ジャンプのような雰囲気ですが、これはこれで面白かったです。
もしかしたらこの作者さん、バトルものを書いても意外とウケるのではないかなと思いました。
ところで『愛の証』の冒頭で、朝から清霞が「部屋でゆっくり英気を養わないか」と何度か提案しつつも、美世に「わたしは、ちゃんとした人でいたいんです!」と断られてしまったのですが(笑)、
今日は一日部屋で過ごすという選択肢を選んだらどうなっていたのか非常に気になるので、 -
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読みやすい…って良いことだ。
「葬送」で手こずる自分には、とても快適な読み心地だった、笑。
装飾多めのこってり系の後のデザート気分、って言ったら失礼かな、ごめんね、平野さん。
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみさんの作品。
同じく異世界ものだけど、リアルな高校生の女の子もでてきて、時代も「今」だし、そこまでファンタジー的ではないけれど、やはり「異世界」との関わりあり。 これを読むと「神様」というものを知りたくなる。趣味のポタリング(ロードバイク)で神社仏閣に行くのだが、そこにはそれぞれの成り立ちやいわれが必ず書いてある。誰を祀ってあるのか、も。
「古事記」を読んでみたくなった。
知ること -