jyajyaのレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
おかみの紅子さんが何かに気づいたようだ。
また、一方では六条教授の意図を訝しんだ関ノ瀬研究員が教授に苦言を呈したことで閑職に追いやられていた。
関ノ瀬研究員は教授にバレずに一手を打てるのか?
「もてもてもち」は、ほしい人が多そうだ。
上手く使えば、みんなが自分を大好きになる!
自己承認欲求は満たされ、自尊心は爆上がり!
けれどもご注意!
そうそうそんなに上手く行くことばかりではない。
使い方を誤れば…いつも通り…。残念な結果がまっている!
「プレゼント扇子」はおくりものの時期にほしい!
このふしぎな道具は大人向け?
相手が喜んでくれるものをあげたい!でも好みはわからない!
良かれと思っても -
Posted by ブクログ
前作に引き続き登場する怪しげな男、六条教授。
彼は銭天堂のなにを調べているのだろう?
小銭をたくさん用意し、アルバイトを雇い、銭天堂の駄菓子を調べる…。
研究所、と呼ばれる場所の研究員たちが必死で探す。
目的は、何??
「熱帯焼き」は、5歳の少女が選んだ駄菓子。
熱帯フルーツが大好きな少女の願いを叶えてくれる。
一緒にたどり着いた少女の母親が欲しがったのは(子供はあまり欲しがらなそうな)「きっちりがま口」。
母親はそれを諦めきれないようだが、このがま口の話は次巻以降に続くのだろうか?
銭天堂は必ずしも時系列が同じとは限らない。
またどこかでこの話も聞けるかもしれない。
「先取りメガネ」は、 -
Posted by ブクログ
今宵も幸運のお客様を待ち続ける不思議な駄菓子屋、銭天堂。
しかし銭天堂のことを待っているのは、良い人ばかりではないようで……。
怪しげな男が銭天堂を探っている。
たたりめ堂が無くなった、と思ったら、今度は怪しい男の登場。
さて、本作のお客様はどうも自分の欲望に忠実すぎるようで。
「楽だお札」を購入した少年は、努力を忘れた。
努力なんてしたくない、楽したい。
それは人間らしい欲望ではあるけれど、楽に手にしたものが良いものとは限らない。
「田舎もなか」は、少女の気持ちがよくわかる。
私も田舎に憧れた。
けれども、東京の便利さと、歴史と、何より生まれてすぐの一ヶ月を除き、家も、学校も、職場も、ず -
Posted by ブクログ
おかみ、紅子のそばにいる8歳の男の子。
駄菓子を選ばず、紅子のそばにずっといる。
猫の墨丸は怪しんでいるけれど、どうも嫌な感じはしない。
この少年、名前を杉田健太と言うのだが…いったい何の目的でここにいるのだろう?
「天晴れレモン」は雨女の佳奈が親友の結婚式で使おうと思ったお菓子。
でも、絶対晴れる、と思えば他のことにも使いたくなるのが人間…。
このものがたりは、禍福は糾える縄の如し、という諺を思い出させる。
私も雨女だが、雨の日は意外と、いいことが起きる。
何事も悪いことばかりじゃない。
「やりなおしおこし」は、健太少年が待ち望んでいたようだが、なぜ彼はやり直したいと願うのだろう?
なに -
-