jyajyaのレビュー一覧
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
今回紅子さんは墨丸と共に旅行に出かけます。
旅行中は出会った人に不思議な駄菓子を無料で提供する太っ腹ぶり。
冒頭の乗り物酔いする人の気持ちは自分も乗り物酔いしやすかったからよくわかる。
この人はたまたま隣の席に来た紅子さんに『酔わんようかん』をもらって人生が変わったが、紅子さんに会えるの確率はものすごく低いので、今も乗り物酔いで困っている人は”アネロン「ニスキャップ」っていう乗り物酔いのお薬をお勧めします。 これはマジですごい効く。ただし年齢制限があるので15歳以上になってからしか使えません。
酔わんようかんは乗り物に乗っているときにアルコールを摂取すると酔ってしまいます。乗り物酔いとア -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
今回は、前巻で出て来た『たたりめ堂』のよどみが毎回絡んできます。一方的に紅子に敵対心を持って全面的に仕掛けてきてる感じ。
たたりめ堂の駄菓子は、基本悪意の後払い。
しかも無理矢理押し付けて、使用者が自分の意思にそぐわない使い方をすると無理やり取り立てるって迷惑な代物。
でも、被害者?の大半は自分勝手な人間だったりするけど。
『銭天堂』はあくまでも本人が望む駄菓子を渡して、どう使うかはその人任せ。
ただし、自己中で他人に迷惑をかける使い方をすると手痛いしっぺ返しがまっている。
今回は銭天堂の代金の基準が判ります。
そんな決め方だったのか!wと思いました。
負の感情ばかり強いとろくな事 -
Posted by ブクログ
よどみの世界は、闇の中にひそむ複雑な人間模様を映し出す鏡のようだ。
主人公よどみの抱える過去や葛藤がじわじわと明かされていく物語は、ただの悪役ではなく一人の人間としての苦悩を伝えてくれる。ダークな舞台設定の中に、彼女の切実な努力や誇りが見え隠れし、読んでいて思わず応援したくなる気持ちになる。怪童を案内役に据えた幻想的な構成が、物語の緊張感を巧みに高めている。一話ごとのエピソードには怖さだけでなく教訓もあり、子どもにはもちろん、大人が読んでも考えさせられる深みがある。イラストもキャラクターの多面性を引き立て、物語に独特の魅力を添えている。 -
-
-