jyajyaのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ吉凶通りも店が増えて、賑やかになったようだ。この巻では「教える、伝える、学ぶ」がメインのようだ。冒頭は自分の想いを伝えられない善二が紅子に花屋に付き添いを頼む。「虫眼鏡」の秋音は虫眼鏡を使って、娘の初音の物語を添削し、悪いところを伝えたが、初音らしさを消してしまった。「ティー茶〜」の日菜莉は手芸に関して才能はあったようだが、相手のレベルに立って教えることができなかった。「千珠楽器店」の隼人は自分の音楽を伝えたいと思ったからこそ、ギターを手に入れることはしなかった。「こはくの山登り」の智広は山の危険性、装備の大切さを教えて伝えていたのに、登山者達は聞く事をしない。そして最後のストロンググミの譲は
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Posted by ブクログ
型ぬき人魚グミの話は、一朝一夕で済まされない生々しい魔の味がする。不思議駄菓子屋という小宇宙に潜む紅子さんの態度ひとつで、ただのグミが異形の呪縛へと変わるのを目の当たりにする。泳げない少女が人魚のように泳げる奇跡は、一瞬の救済に過ぎず、その後の鱗の化身が背負う不安は逃れられない現実の重みだ。説明書の小さな文字に込められた呪文のような注意を軽んじる無頓着さが、まさに人間らしい失敗であり、そこに物語の真骨頂がある。紅子というキャラクターの存在感は圧倒的で、駄菓子の魔術師としての彼女にどこか畏怖を覚えつつ、物語全体が身近な寓話のように響く。
未就学児でも読んであげれば楽しめます。