あらすじ
吉凶通りに一軒、また一軒と、ふしぎな力をもった新しいお店がふえていく……。いよいよ物語はメインストーリーへ!
健次郎は妻と娘の3人で、散策がてら、穴場的な料理店を見つけるのが好きだ。ある日、3人は、さびれた通りにある一軒の定食屋に行き当たった。中に入ると、かべにびっしりとメニューが書かれていた。「四方八宝菜」「しょうがない生姜焼き」「ホラーラーメン」「うなるうな重」……。(冒険バーガーセット)
邦彦は商店街の奥に、レンガ造りのレトロな映画館を見つけた。お金を払ってなかに入ると、ほかにお客さんは一人もおらず、貸し切り状態だ。このとき、席に座った邦彦に奇妙なことが起こった。これから見る映画の内容も、俳優の顔も、なにひとつうかんでこない……。(わくわく綿菓子と共鳴館)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
銭天堂1巻から親子で楽しんで読んでいます。吉凶通り編になってから少し面白さが半減したような気がしていましたがどのお話も楽しめました。紅子さんがベリーダンスの場面は面白かったです。
Posted by ブクログ
吉凶通りの「おかわり屋」、はじめてのお客には店主のおすすめのものしか出さない定食屋さん。面白いなぁ。
その料理の効果は、紅子さんにも有効なのか!
私になら、どんなものを出してくれるんだろう。
「おもいやれ屋」も、「おもい」を預ける質屋さんというのも気になる。
巻末の店主の紹介も面白い。
吉凶通りには、これからも新しいお店が増えていきそう。
紅子さんに危害を加えた犯人、どういうこと?!
次巻が待ち遠しくてたまらない。
Posted by ブクログ
待ちに待った新刊。吉凶通りに店を構える人が増えて、賑やかになったようだ。今回は「負の何か」に悩む人達かもしれない。最初の「冒険バーガーセット」家族は「負の日常」から一時解放されて、休養したのだろう。健次郎は平凡な日常から抜け出して冒険に出たが、それが大きな負の感情であった事に気がついて、二度と飲まれないと決意した。その娘の貴美は「ラッキークッキー」で幸運を掴んだものの仲間外れという負の出来事にあったが、それは実は幸運だった。「ポジティヴポリッジと五情薫風」の敦美はネガティブな感情を捨てたいと願っていた。だがそのネガティブな感情も必要なものだと気づくことができず、気づかないままになった。「好物ココナッツ」の一樹は偏食という負の習性を、銭天堂の力でそのまま付き合って行く事になった。「わくわく綿菓子と共鳴館」の邦彦は銭天堂と共鳴館の力で負の何かが倍増されてしまったようだ。「リラックスチップスとお得スナック」は負の感情に飲まれそうだた和翔は紅子の諭しで感情を転換させた。希子は強奪という負の出来事を止めることができずに最悪の結果になった。どの人達も「負の何か」をうまく転換させられるかどうかで、分かれ道になったのかもしれない。「ネガティブな何かは捨てるのではなく、向き合って役立てたり、上手く転換させなさい」というところだろうか。
Posted by ブクログ
新キャラが何人も出てきて悪者か!?と警戒しながら読んだ。銭天堂の他にも不思議なお店が出てきてワクワクした。前の本(吉凶通り3)からちょっと時間が経ってしまって、話の流れは忘れてしまってる(笑)けど、これはこれで面白かった。
Posted by ブクログ
「おもいやり屋」じゃなくて「おもいやれ屋」なところが秘密が隠されてる気がして良い。
銭天堂は来るお客さんの性格描写によってその人 がお菓子を使いこなせるか割と先読みができる(良い人は上手く使える)けど、「おもいやれ屋」の女の子、「おかわり亭」の父親はあまりその法則が適用されてなくて、どっちに傾くのかと思いながら読めた。
楽しく人生を考えたい時は、「十年屋」と「銭天堂」シリーズを読んでおけば前向きな気分になれる気がしている。